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2018年9月26日 (水)

2種のアトリエへの推薦文 根本雄伯君より

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昨年秋、愛知県立芸術大学に招聘教授として来日中に、イザベル・カンピオンの講座の通訳を引き受けてくれた根本雄伯君から、カンピオンの2種のアトリエへの推薦文をいただきました。
アトリエのチラシに掲載しておりますが、文字が小さいので、こちらに推薦文の文章を掲載いたします。

*写真は、2017年10月23日に藝大で行われたイザベル・カンピオン特別講座の際のもの。通訳は根本君。素晴らしい通訳でした。

《推薦文》
根本雄伯 
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル首席ホルン奏者
ボルドー国立地方音楽院ホルン科教授(2018年9月就任)

フォーカル・ジストニアはその名前だけは日本の音楽家にも馴染みがあるものになりつ
つありますが、実際にその現状を把握し投薬に頼らない治療法の存在を知っている人は
ごくわずかです。またフォーカル・ジストニアになってしまった音楽家はその事を公に
することに消極的であるために、発症から治療のきっかけをつかめるようになるまでに
概して長い時間がかかってしまうことが少なくありません。僕は数年前自分のコンセル
ヴァトワールのクラスの生徒が今考えるとフォーカル・ジストニアにかかっていたにも
かかわらず、知識が全く無かったことからリハビリテーションに繋げていくことができ
なかったという残念な経験から、イザベル・カンピオン女史のメソードに興味を持ちま
した。幸い昨年の秋に僅かながら通訳をお手伝いさせていただくきっかけを得て実際に
ワークショップやレッスンに触れたことにより、フォーカル・ジストニアにどうやって
対処すべきか、という事は勿論、すべての演奏家にとって大事な『フォーカル・ジスト
ニアにならないために日頃どういったエクササイズを行えばよいか』という初歩を学び
早速教育者として授業に取り入れています。これから演奏家を目指す若い方たちは勿論
、段々歳を重ねて基礎体力が落ちてきている中堅の演奏家にも是非カンピオン女史の講
座を受けることをお勧めいたします。

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