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2018年9月29日 (土)

再掲 ジストニアから演奏に復帰したピアニスト、ジャン=エフラム・バヴゼ(2012年6月13日の記事)

今年6月にもN響と共演されたジャン=エフラム・バヴゼ(Jean-Efflam Bavouzet)さんのことを書いた2012年の記事、再掲致します。

6月に共演されたドビュッシーの「ピアノと管弦楽のための幻想曲」の放映が8月にありましたが、見られたのは最後の最後。全部聴きたかったと思いました。
でも、
アンコールがあり、そちらは聴けました。「花火」の素晴らしさに感嘆。ラ・マルセイエーズのところで涙が出そうになりました。

2012年6月には、アシュケナージの指揮でバルトークのピアノコンチェルト第2番を演奏されました。聴きにうかがいましたが、フォーカル・ジストニアの時期があったことを全く感じさせない演奏に、「ジストニアは適切なリハビリすれば治るんだ」思いました。(この時点で、完全回復から20年が経っています。)

こちらが、2012年6月13日の記事、「ジストニアから演奏に復帰したピアニスト、ジャン=エフラム・バヴゼ」です。
  ↓
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-f78b.html

パリの音楽家クリニックのイザベル・カンピオンの紹介で、昨日、ピアニストのジャン=エフラム・バヴゼ(Jean-Efflam Bavouzet)さんに会い、インタビューさせていただきました。

バヴゼさんはジストニアから回復し、世界中で演奏活動をしているピアニストです。
今回の来日では、先週、京響とラヴェルのコンチェルト(ト長調)を共演し、15日&16日にN響とバルトークの2番のコンチェルトを共演します。

バヴゼさんのジストニア発症は1988年のこと。1年後に、イザベル・カンピオンが所属する音楽家クリニックの創始者、シャマーニュ氏に巡り合って、演奏活動をしながらリハビリをし、1992年には国際的なコンクールで賞を得ました。

この受賞は、バヴゼさんがジストニアから完全に回復したことを証明するものとなりました。

昨日は、パリの音楽家クリニックでの実際のリハビリについて等、お話をうかがいました。
その内容は、後日、コンセール・パリ・トーキョウのサイトに掲載いたします。
(掲載時期は未定です。)

バヴゼさん出演のN響6月C定期、15日(金)は19時開演、16日(土)は15時開演です。
指揮は、ウラディーミル・アシュケナージ。
演奏会の詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.nhkso.or.jp/calendar/concert_day_2012-06-15.shtml

チケット申し込みについては、こちらをご覧ください。↓
http://www.nhkso.or.jp/concert/ticket/index.html

バヴゼさんにジストニアの症状があったことを掲載することに関しましては、ご本人の許可を受けております。

こういった情報は、Facebookにも載せております。
Facebookページ、Concert Paris-Tokyoにアクセスください。

*再掲の記事は以上です。

*尚、リハビリについてのお話内容をサイトに掲載することは止め、講座にご参加の方にお分け出来る冊子を作りたいと考えております。

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