ミシュラン邸サロン@パリ
”音楽家の為の運動療法”講座一色のブログになっていますね・・・。
今日は、パリの思い出を。
3週間前のことですが。
10月の初めにパリに行きましたが、このパリ行きの目的は、パリのママ、マダム・ミシュラン Mme Jeannine Michelin に会うことでした。
マダム・ミシュランは、留学時代に可愛がってくださった室内楽の先生、マダム・ジャクリーヌ・ウークラン Jacqueline Heuclin 先生の親友。当時、3人のお子さんを、マダム・ジャクリーヌ・ウークラン 室内楽クラスに入れておいででした。
私が、ブラームスのクラ入りトリオを勉強した時のクラが、こちらの四男のニコラ君。このサロンで練習させていただき、学年末には仕上げにとコンサートもさせてくださいました。
このサロンでは、ヴァイオリンのジャック・ティボーがニコラ君のお祖父さんとアンサンブルをされていたと聞きました。本当に伝統あるサロン!
私が弾かせていただいたコンサートには、お客様として作曲家のクロード・パスカル氏がおいででしたし、ジャン=ミッシェル・ダマーズ氏はお昼を食べによくおいでになっていたというお話。
このサロンは、今もAMJM(Association Musicale Jean Michelin)のコンサート会場として使われていて、年に30回位のコンサートが行われています。CNSMの学生さん達や、コンクール準備をしている若い演奏家に演奏の場を提供するというのが、AMJMの考え。沢山の日本人の方も出ていらっしゃいます。
そう、2000年に読響がヨーロッパ公演をした時には、このサロンで”読響ホルンカルテット”のコンサートをさせていただいています!
本当に素晴らしい思い出です。このブログに記事がある筈。
このサロンでのコンサートをモデルとして(サロンを持っている訳ではないけれど)、私はコンサート企画を始めましたので、このサロンは、私の心の原点です。
ここに入り、息を吸って、「ああ、やっと帰ってきた。」という思いが胸に浮かびました。
今回の滞在中にも1回コンサートがあったのですが、パリ管のコンサートと重なっていたので、うかがえず・・・。
なかなかコンサートに行けないけれど、私、ずうっとAMJMの会員です。
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