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2014年4月16日 (水)

古屋晋一准教授が、フォーカル・ジストニアの運動機能低下を改善する新しい手法を開発

上智大学理工学部情報理工学科の古屋晋一准教授が、他の方々と共同で、音楽家の局所性ジストニアの運動機能低下を改善する新しい手法の開発に成功されたことが、上智大学のサイトに掲載されました。

コンセール・パリ・トーキョウが主催する イザベル・カンピオンを講師とする“音楽家の為の運動療法”は、薬も器具も用いないリハビリですが、こちらは、頭皮上から脳を電気刺激する技術を用います。
この方法で、ピアニストのジストニアの症状を改善することに世界で初めて成功したとのことです。

身体を傷つけずに、音楽家の局所性ジストニアの運動機能低下を改善する画期的な方法の発見、悩みを抱える音楽家には大変な朗報です。

今のところ、この方法で症状を改善することができたのは、「ピアニストのジストニアの症状」ということです。

上智大学理工学部情報理工学科の古屋晋一准教授は、ゲッティンゲン大学のNitsche教授、Paulus教授、ハノーファー音楽演劇大学のAltenmüller教授らと共同で、非侵襲に脳を電気刺激する手法を用いて、音楽家の局所性ジストニアの運動機能低下を改善する新しい手法の開発に世界で初めて成功しました。
この成果は、脳神経内科分野において世界最高峰のアメリカの学術雑誌Annals of Neurology (アナルズオブニューロロジー誌、インパクトファクター 11.2)に、2014年4月7日付でオンライン版にて先行公開されました。

http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/news/2014/4/globalnews_1078/20140416press?kind=0&target=press

 



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