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2014年1月11日 (土)

寛永寺にお墓参り

20140110_hakamairi_kaneiji_n1 昨日は、 私が引き継いだ母の実家のお墓(永代供養墓)と、実家のお墓とがある寛永寺にお墓参りに参りました。

1月は母方の叔父の命日、兄の命日、母の命日と続くので、ふっと寂しくなる月です。
冬の陽射しを見るにつけ、雪を見るにつけ、湧いてくる思いを「出てこないで!」と押さえつけながら、この季節を過ごしていましたが、今年になって、少しずつ「思い出を思い出せるようになってきている」ことを感じます。

母の実家のお墓は、寛永寺本堂の裏手の光明閣ですが、実家のお墓は、言問通りを日暮里側に渡った谷中霊園側。
家のお墓の近くには花屋さんが無いので、光明閣の脇の花屋さんでお花とお線香を買って、通りを渡って行きます。

渡り慣れた上野桜木2丁目の横断歩道は赤信号。
信号待ちの間に、いろんな思い出が湧いてきました。ここ数年間シャットアウトしてきた思い出が次々浮かんできます。

この言問通り、私が幼い頃はトロリーバスが通っていました、亀戸行。
そのトロリーバスの内、何本かは、この上野桜木2丁目の横断歩道の谷中側の広場でぐるっと回って、池之端に戻っていたんです。

トロリーバスがぐるっと回る広場に、京成の駅の入り口ありましたが、私は、その駅を一度も使っていない。地下に下りる階段が見えたけれど、幼かった私には暗くて怖かった記憶が・・・。
その駅の入り口にタバコ屋さんがありました。父がタバコを買いに行くときについていき、時々、アイスクリームを買ってもらったり・・・。

思い出に浸っている内に信号が変わったので、道を渡っていきました。

少し歩くと桜並木。 町内のお祭りやお餅搗きをやる場所です。
イザベル・カンピオンはお餅が好き。実家で講座をやっていた時、桜並木のお餅搗きに2回一緒に来たなぁ。彼女、寛永寺の若いお坊さん達がお餅搗きをするところを、目を見張って見ていたっけ。
20140110_hakaairi_inamura_n1 そして、左側に両親が好きだったケーキ屋さん「パティシエ イナムラショウゾウ」。
ここは、両親が元気だった時から、私が実家を相続して片付けをしていた時まで、足繁く通った店。実家明け渡しの後は、店を見るといろいろと思い出すので、お墓参りの時も顔を背けて通っていたけれど、今回は「買ってみよう!」という気になりました。

いつもとちょっと違う道から入って、お墓参り。
風が強かったので、持って歩く間に燃えそうだったお線香を供え、ペットボトルの水でお墓を清め、お花も供えました。

帰りに「パティシエ イナムラショウゾウ」で、ケーキを2個購入。
お店の屋根、きれいになってました。
お正月から「いつ行こうか?」と考え続けていたお墓参りに行ったので、すっかり安堵し、この後、ランチに韻松亭へ。

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