« 「“音楽家の為の運動療法” 公開グループ講座」(11月13日) | トップページ | 「“音楽家の為の運動療法” グループ講座非公開枠」(11月18日) »

2013年11月16日 (土)

「左手のピアニスト~もうひとつのピアノ・レッスン~」 11月16日NHK「ETV特集」

本日11月16日(土)の夜23時からのNHK「ETV特集」で、音楽家のジストニアについての番組が放映されるそうです。

タイトルは、「左手のピアニスト ~もうひとつのピアノ・レッスン~」。

内容は、ハノーファー音大在学中に右手にジストニアという疾患を発症したピアニスト智内威雄さんのドキュメンタリーとのことです。

NHKは、2009年12月 4日 (金)に芸術劇場で「右手の病を乗り越えたピアニスト、レオン・フライシャー」を放映した際に、「フォーカル・ジストニア」という病名を書かず、サイトに”謎の病”と書いていたことから、私は、NHKの「フォーカル・ジストニア」の取り上げ方に疑問を持っておりました。

  確かに「フォーカル・ジストニア」は全面的に解明されたものではないので、”謎の病”と言えますが、「フォーカル・ジストニア」とその予備軍を合わせると演奏家の20%にのぼるともいわれている状況で、「フォーカル・ジストニア」を、わざわざ”謎の病”と書くことはないと、私は思うのです。
”謎の病”という表現は、ご自身が「フォーカル・ジストニア」かもしれないと思っておいでの方に、不要な不安を与えることになると思いますので。

今回は、ハノーファー音大の古屋晋一氏が番組に協力されていうということで期待しておりましたが、古屋氏に関するところはカットされているようなので、どのような番組になっているのでしょうか?
良い番組であることを祈ります。

内容は気になりますが、講座の細々した仕事に追われる毎日ですので、番組はビデオに撮り、観るのは講座が全て終了してからということに致します。

NHK「ETV特集」 「左手のピアニスト ~もうひとつのピアノ・レッスン~」
2013年11月16日(土) 夜11時
【再放送】2013年11月23日(土)午前0時45分
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/1116.html


2009年12月 4日 (金)のブログ記事です。↓

芸術劇場 「右手の病を乗り越えたピアニスト、レオン・フライシャー」(12月4日)
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-d0c8.html

放映翌日の2009年12月5日(土)のブログ記事です。↓

番組内で取り上げられた3つの治療法、「ボツリヌス毒素を使用するもの」、「リハビリ」、「脳の外科手術」について、イザベル・カンピオンの意見を書いたものです。

ジストニアの治療法について(イザベル・カンピオンの意見)
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-ada2.html

2011年1月27日 (木)の記事。↓

サントリーホールのページのレオン・フライシャーの経歴には、”キャリアの絶頂で右手に致命的故障が発生”と書かれている。「フォーカル・ジストニア」とは書かれていない。経歴に「フォーカル・ジストニア」と書くことはタブーなのでしょうか?

レオン・フライシャーのリサイタル(1月26日)
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-05d6.html

|

« 「“音楽家の為の運動療法” 公開グループ講座」(11月13日) | トップページ | 「“音楽家の為の運動療法” グループ講座非公開枠」(11月18日) »

音楽」カテゴリの記事

ピアノ」カテゴリの記事

”音楽家の為の運動療法( kinesitherapie pour les musiciens )、フォーカル・ジストニア(ジストニア)”」カテゴリの記事

”カンピオン講座2013”」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「左手のピアニスト~もうひとつのピアノ・レッスン~」 11月16日NHK「ETV特集」:

« 「“音楽家の為の運動療法” 公開グループ講座」(11月13日) | トップページ | 「“音楽家の為の運動療法” グループ講座非公開枠」(11月18日) »