杮葺落六月大歌舞伎 (6月11日) 掛声のない歌舞伎なんて・・・
今日、新装なった歌舞伎座に行き、杮葺落六月大歌舞伎 第2部を見て参りました。
演目は、「壽曽我対面」と「新古演劇十種の内 土蜘」。
新しくなった歌舞伎座、エスカレーターが付き、席も広くなり、それなのに、感じは以前の歌舞伎座と変わらず。
役者さんも素晴らしいし。
と、良いことずくめだったのですが、何と、”掛け声が全く掛からない”異様な舞台でした。
見得を切っても、シーン。というところがいっぱい。
会場内での私語禁止みたいなこと、案内係の方が言ってましたから、掛け声も禁止?
今日は特別だったんでしょうか???
タイミングが取れず、役者さん達、ほんとに気の毒。
「壽曽我対面」で海老蔵さんが睨んでも、拍手は起これども、掛け声無し。
歌舞伎、半世紀観ていますが、掛け声のない舞台、初めてです。
掛け声は、舞台と観客との一体感を作るとても大事なものとつくづく思いました。
寂しい思いで帰宅。
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コメント
先日(6/5)同じ演目を拝見しましたが、びっくりするほど沢山の声がかかっていました。
登場しても見栄を切っても声がかからない。想像しただけで寂しいですね。
投稿: akiko | 2013年6月13日 (木) 00時16分
Akikoさま
同じ演目で声がかかっていたなら、掛け声禁止というようなことではないんですね。
安心しました。
でも、何故、全く声が掛からなかったのでしょう?
本当に寂しいものでした。
投稿: yuriko | 2013年6月14日 (金) 22時47分