誕生日に母を思う
今日は私の誕生日です。ってことは、母が私を生んでくれた日なんです。
今日のお昼は、夫が買って来てくれた“なだ万”のお弁当。このお弁当は母の好物、母を思い出しながら、いただきました。
母が元気な時は、このお弁当を新宿の小田急百貨店の地下で買って実家に行き、一緒にお昼をしていました。食が細くなってからは、お弁当のおかずを半分位、予め別皿に移し、夕食用にキープするようになりました。
お昼の分のおかずも、食べ易いようにそれぞれを一口大に切り分けていましたっけ。
「色もきれいで美味しいわね。」と喜んでくれたこと、思い出します。
一昨日、実家でフルート(野勢善樹さん)&ハープ(福本しのぶさん)のコンサートをし、その時に、私のお宮参りのサテンのドレスをお客さまにご披露しましたが、母の引き出しの中からは、私が生まれた時から1歳位迄の成長を記録したノートも見つかりました。
大事に育ててくれたんだなと、つくづく思いました。
コンサートの前夜、母の三面鏡をピカピカに磨きました。それまで母を映していた鏡を拭くことが出来ずにいたのですが、何だか吹っ切れて、きれいにしました。
コンサートで使ったハープは、母が六十の手習いで弾いていたもの。メンテナンスして蘇った楽器の音、母に届いたと思っています。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント