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2011年8月25日 (木)

「水色のワルツ」

友人のピアニスト、花岡千春さんが弾く「水色のワルツ」を聴いてから、1年以上が過ぎました。時々、その演奏を思い出していたのですが、8月半ばに「水色のワルツ」を歌った歌手、二葉あき子さんが亡くなられたことを知りました。

「水色のワルツ」や「フランチェスカの鐘」などのヒット曲で知られる歌手の二葉あき子さんが亡くなられたのは、8月16日のこと。96歳でした。

花岡さんが、「水色のワルツ」や「フランチェスカの鐘」の入っている”水色のワルツ ピアノがうたう昭和の流行歌”というCDをリリースされたのは、昨年6月のリサイタルの頃。
サン=サーンスの室内楽を取り上げたコンサートのアンコールで演奏された「水色のワルツ」、心に沁みました。母を亡くした後の私には、昭和のメロディ-がとても懐かしく響きました。

花岡氏ご自身が「・・・和声やリズム、雰囲気の変更はこの盤では厳かに避けた。」と書いておられますが、オリジナルの演奏のかたちを尊重して録音されたとのことです。その日、彼が紡ぎ出した「水色のワルツ」は本当に素敵。古き良き時代の香りが漂ってきました。

二葉あき子さんは東京音楽学校(現在の東京藝術大学音楽学部)のご出身ですので、花岡さんは後輩ということになるんですね。

”水色のワルツ ピアノがうたう昭和の流行歌”

ピアノ:花岡千春
レーベル:ベルウッドレコード
B003LNNVEK

*後ほど、左サイドバーのCD情報にも、このCDを載せます。

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