岩松院@小布施
先日、スキーに志賀高原に行きましたが、帰りがけに小布施に寄りました。
目的は、北斎の描いた天井画を観ること。町外れの岩松院に向かいました。
夫と私は、以前、岩松院にある北斎の“八方睨みの鳳凰”の天井画を観たことがあるのですが、子供達は初めて。
天井画の有る本堂には、「天井画の保護の為、座ってご覧下さい。」というような注意書きがあります。前回、これを読んで、“訳が分からな〜い”と目を回した私、“日本一訳の分からない注意書き”と思ったのですが、今回意味が分かりました。
天井画は大きいので、全体を観る為に、畳に寝転んで観るのが伝統的鑑賞法だったのだそうですが、それをすると、寝転んだり起き上がったりの時に起こる振動で天井画が傷むので、設置されているベンチ状の椅子に腰掛けて、静かに鑑賞して下さいということなんですって!
「天井画の保護の為、座ってご覧下さい。」という文章から、このことが理解出来る方、いらっしゃるのかしら???
ともあれ、“八方睨みの鳳凰”、色はきれいだし、睨みの効いた目の迫力はすごいし、素晴らしいですよ!
ちなみに…、私め、ベンチ状の椅子に寝転んで鑑賞させていただきました。でも、静かに動きましたので、問題ないと思います…。
写真は、裏のお庭。雪が残っていました。写真の下の方に僅かに写っているのが“蛙合戦の池”。池のほとりに、小林一茶の「やせ蛙 負けるな一茶 ここにあり」の句碑が建っています。
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