歌舞伎座さよなら公演”御名残四月大歌舞伎”(4月2日~28日)
昨日(4月15日)、歌舞伎座さよなら公演”御名残四月大歌舞伎”に行って参りました。
歌舞伎座さよなら公演は、かなり前から行われておりました。「さよなら公演」の文字を見た時には「ええっ、もう立て替えなの?」ビックリしたのですが、よくよく調べましたら、「さよなら公演」は、16ヶ月間続くとのことでした。
”16ヶ月あるんだ。”と安心していましたら、この4月末で本当に休場。寂しいです。
私、小学生の頃から母に連れられて、歌舞伎座に行っておりました。子供ですから、嫌々付いて行っていたのですが・・・。母は道成寺や藤娘の入る時に、「きれいな踊りがあるから、行きましょ。」と言って連れて行ってくれていました。
”御名残四月大歌舞伎”は、1日3公演。私は第2部を観ましたが、演目は、”菅原伝授手習鑑 寺子屋”、”三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)大川端庚申塚の場”、”藤娘”。
寺子屋は観ていて辛くなるので、あまり好きではないのですが、笑わせるところもあって、日本のお芝居ってスゴイ!と思いました。三人吉三の大川端庚申塚の場は、さよなら公演ならではの豪華な配役。菊五郎、團十郎、吉右衛門です。藤娘は、絢爛たる舞台。子供の頃に目を奪われた”引き抜き”の技術で、衣装の色合いがどんどん変わりますが、三味線の音楽に耳を奪われている間に変身。本当に良く出来ているなと、改めて感激。
←歌舞伎座閉場式というのがあるんだそうです。明治22年に建てられた歌舞伎座は、4月30日に、121年の歴史に幕を下ろすんですね。
歌舞伎のサイトを見ていましたら、今年6月に、ローマで歌舞伎公演があると書いてありました。演目は”義経千本桜”だそうです。
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