« ミンコフスキ指揮 レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル(ルーヴル宮音楽隊)演奏会(3月19日 NHK芸術劇場) | トップページ | サントリーホール前カラヤン広場のオブジェ »

2010年3月20日 (土)

”Les Musiciens du Louvre”の日本語表記は?

昨日(3月19日)のNHK教育テレビの「芸術劇場」で、ミンコフスキ(Marc Minkowski)指揮 レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル(ルーヴル宮音楽隊、Les Musiciens du Louvre Grenoble) のコンサートが放映されました。

昨日の記事にも書きましたように、この演奏団体の名前、NHKの番組表には”レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル”と表記されておりますが、昨年11月に来日した時には、主催者が”ルーヴル宮音楽隊”とチラシやプログラムに書いています。
また、”ルーヴル宮音楽隊”の名前で、「音楽の友 2月号」の”コンサート・ベストテン2009”の第1位にも輝いています。

それが、放映時には”レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル”になっていました。”レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル”と”ルーヴル宮音楽隊”が同じ団体と思わず、放映を見逃す方がいらっしゃると残念と思い、昨日の記事に説明を載せましたが、NHKのページには、名称に関する説明も無く、”ルーヴル宮音楽隊”という文字もありません。

Les Musiciens du Louvre Grenoble東京公演の主催者であった「東京オペラシティ文化財団」のページを再度見てみたところ、ルーヴル宮音楽隊[レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル] と書かれており、On Air情報も載っていました。
http://www.operacity.jp/concert/2009/091105/

外国人や外国の演奏団体の名前を、日本語でどのように表記するのか決めるのは、難しいことだと思いますが、来日公演のプログラムに書かれている名前と全く違う名前でNHKが番組表に載せるというのは、視聴者に対する心遣いが欠けていると思います。レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル(ルーヴル宮音楽隊)といった書き方をするとか、但し書きを入れるとか、そのくらいは当然なのでは?と思いました。

カタカナの長い名前は、間違いを呼び易い。私のブログには、様々な書き方での検索が入っていました。 ↓
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル、レ・ミュージシャン・デュ・ルーヴル、レ・ミュジシャン・デュ・ルーブル、レ・ミュージシャン・デュ・ルーブル、レ・ミュジシャン・ド・ルーヴル、ミュジシャン・デュ・ルーヴルetc.
違いがお分かりでしょうか???
”ブ”と”ヴ”の違い、伸ばしのーが入るか否かetc.
(ところで、NHKは今も violin=バイオリン なのでしょうか???)

カタカナ表記についての記事、いくつか書いておりますが、よろしければ、こちらもご覧下さいませ。↓
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_bb79.html

・・・全く別件です。
<Les Musiciens du Louvre Grenobleのアンコール曲について>
昨日の「芸術劇場」では、11月6日のLes Musiciens du Louvre Grenobleのコンサートでの演奏が放映されましたが、アンコールも3曲放映されました。
こちらには、”レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル+アンコール”での検索も入っておりましたが、上記の「東京オペラシティ文化財団」のページに、アンコール曲の題名も書かれておりますので、ご覧下さい。11月5日は3曲でしたが、11月6日は6曲だったそうです。

昨日の放映で驚きましたが、本プロ終了後の拍手が、パチパチパチパチから、だんだんバンバンバンバンという手拍子的なリズムになっていっていました。会場の興奮が伝わってくる印象的なシーンでした。

|

« ミンコフスキ指揮 レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル(ルーヴル宮音楽隊)演奏会(3月19日 NHK芸術劇場) | トップページ | サントリーホール前カラヤン広場のオブジェ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

オーケストラ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ”Les Musiciens du Louvre”の日本語表記は?:

« ミンコフスキ指揮 レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル(ルーヴル宮音楽隊)演奏会(3月19日 NHK芸術劇場) | トップページ | サントリーホール前カラヤン広場のオブジェ »