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2009年12月

2009年12月31日 (木)

♪良いお年をお迎え下さい♪

先日、友人のA子さんに誘われて、東京タワーの見える素敵な場所で行われたパーティーにうかがいました。

091228_tokyo_tower目の前の東京タワー、きれいでした!
窓辺で写真を撮っておりましたら、主催者の方が「ベランダにどうぞ。」と言って下さったので、ベランダに出て写真を撮りました。写真でははっきり見えないのですが、展望台のところに、”2009”という数字が白く輝いておりました。

”2009”という数字、今夜12時には、”2010”に変わるのでしょうか???

今日は、2009年最後の日。今年のブログことを振り返ってみますと、更新をお休みしたのは7日でした。(1/23、1/27、6/19、7/30、10/27、11/2、11/12)

今日現在の過去30日間の平均アクセスは283。12月1日~12月30日の間の平均ですが、最高は451、最低は203。 
ブログを始めてからの平均アクセスは、228。2008年年末の平均アクセスは、210位いだったと思いますので、読んで下さる方が着実に増えているということになります!

人気記事は、このところ、福袋の記事。
1位:カルディのコーヒー福袋(2009年)
2位:カルディの食品福袋(2009年)

それに続いて、パリ・オペラ座の記事、”のだめ”関連の記事が入っています。”のだめ”の影響で、パリ国立高等音楽院(CNSM)に興味を持たれる方も増えています。

福袋に関しては、あまりにアクセス数が多いので、昨晩、ココログの”グルメ・クッキング”カテゴリーのアクセスランキングを見ましたら、デイリーランキングの43位にコーヒーの福袋の記事が、61位に食品福袋の記事が入っておりました!

今年も沢山の方に読んでいただけましたこと、本当に嬉しく思っております。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

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2009年12月30日 (水)

南半球からのクリスマスプレゼント②

2007年にも”南半球からのクリスマスプレゼント”というタイトルで記事を書いていますが、今年も、シドニーに住む元生徒さんのT子さんからクリスマスプレゼントが届きました。

091227_christmas_pudding”クリスマスプディング”&紅茶です。どちらもエンジ色のパッケージ。

”クリスマスプディング”は、イギリスでクリスマスに食べられるお菓子。ずっしりと重いです。ドイツのクリスマスのお菓子、シュトーレンも重いと書きましたが、それどころではない”ずっしり感”。

私が”クリスマスプディング”という言葉と初めて出会ったのは、子供の頃、チャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」を読んだ時でした。”クリスマスプディング”って、どんなお菓子なんだろう?と、その時から思っていましたが、今回、初めて出会いました!

T子さんからのカードには、「1年くらい日持ちするので、お好きな時に召し上がって下さい。」と書いてありました。クリスマス後は、お菓子が沢山ある時期なので、もう少ししてからいただこうと思います。とっても楽しみです。

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2009年12月29日 (火)

♪27万アクセス突破♪

数日前に、27万アクセスを突破しました。今回も19日間で5千アクセス。いつもとほぼ同じペースでした。

27万アクセス突破時点での人気記事ランキング(7日分の集計)です。

1位:カルディのコーヒー福袋(2009年)
2位:カルディの食品福袋(2009年)
3位:パリ・オペラ座チケット予約方法②
4位:指揮者の山田和樹さん、11月にパリ管で代役デビュー!
5位:読響の”第九公演”(12月21日~12月27日)
6位:”CNSM”と”パリのコンセルヴァトワール”の違いは?
7位:パリ・オペラ座チケット予約方法
8位:ハミルさん(hr)、映画”のだめカンタービレ 最終楽章 前編”に出演の噂
9位:パリ・オペラ座の座席表
10位:あらら・・・、”のだめ”は年齢制限に引っかかり、”パリ国立高等音楽院(CNSM)”には入学できないんですね。

前回は第10位まで全て音楽関係の記事でしたが、今回は、大分違います。

年末と云うことから、第1位と第2位がカルディの福袋!

第3位~第10位は、”のだめ”関連記事が4つ、パリ・オペラ座関連記事が3つ、読響第九の記事が1つということになりました。

12月19日に”のだめカンタービレ 最終楽章 前編”が公開されたことから、”のだめ”関連記事が4つ入りましたが、山田和樹さんが代役でパリ管デビューされたことについて私が知ったのは、全くの偶然。ファゴットのマルク・トゥレネル(マーク・トレネル、Marc Trenel)について調べる為にパリ管サイトに行って、初めて知りました。パリ管代役デビューのお話が”のだめカンタービレ”の千秋先輩の代役体験に似ていると思い、そんなことをちょっと書きましたが、その後、サイトで調べましたら、山田和樹さんが千秋先輩のモデルという説があるのを知り、びっくりしました。

第10位の「あらら・・・、”のだめ”は年齢制限に引っかかり、”パリ国立高等音楽院(CNSM)”には入学できないんですね。」は、2008年2月23日 に書いたの記事ですが、パリ国立高等音楽院(CNSM)に入学したいとお考えの方は、是非一度お読みいただきたいと思います。
今回公開された映画の中でも、「”のだめ”はコンセルヴァトワールでも若い方じゃないし・・・」というような台詞がありましたが、映画の中の”コンセルヴァトワール”が、もし、パリ国立高等音楽院(CNSM)であるならば、”のだめ”は年齢制限に引っかかって、ピアノ科には入学出来ないのです。

http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_33fd.html”検索フレーズランキング”は、左サイドバーの”サイト内検索”の上に置いておりますので、そちらもご覧下さい。

今後共、よろしくお願い申し上げます。

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2009年12月28日 (月)

ロクシタンのクリスマスホルン

ロクシタンのクリスマスホルン
今年1年、結構頑張ったなと思っています。そんな自分へのご褒美は、ロクシタンのクリスマスパッケージ。

雑誌で見つけた“クリスマスホルン キャンディーローズ”をゲット!甘い香りです。

パッケージもホルン形、名前もクリスマスホルン。ホルンファンの私、是非とも手にしたかったんです。

自分で撮った写真、良く写っていなかったので、雑誌のページを写しました。

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2009年12月27日 (日)

シュトーレン(Stollen)

一昨日みえたお客様は、ドイツ人1人とその友人のイギリス人2人。

ドイツ人は、息子の友人の弟のロベルト君。10年以上前に、ロベルト君のお兄さんのペーター君とウチの息子が、お互いの家に1ヶ月づつ泊まり合うという国際交流プログラムに参加。その後も、家族での交流が続いていましたが、ここ数年、お互いに忙しくて連絡が途切れがちでした。数ヶ月前に「ロベルトが日本に行く」という連絡が入ったので、再会を楽しみにしていました。

一昨日、ロベルト君はロンドンでルームシェアしていた友人と一緒に我が家を訪ねてくれたのですが、その前に彼の両親から、小包が届いていました。中には、ロベルト君宛と私達宛のプレゼントが入っているということだったので、「一緒に開けようね。」ということになっていました。

091227_stollen_1_2開けてみたところ、その中身は、ロベルト君宛にレープクーヘン(Lebkuchen)、私達宛にシュトーレン(Stollen)。ロベルト君は、クリストシュトレン(Christstollen)と言っていましたが。
どちらも、ドイツのクリスマスに欠かせないものですね。

私達宛のシュトーレン(Stollen)は、ニュールンベルクのSchmidtのもの。サイトでみたところ、老舗らしいですね。

091227_stollen_2ニュールンベルクの景色が書かれた缶に入ったシュトーレン(Stollen)は、ずっしりと重い。今日切ってみましたら、中には干しぶどうやオレンジピールが沢山入っています。「パンみたいなものだよ。」とロベルト君が言っていましたが、生地のふんわり感は、ケーキというよりパン。ほろほろしていてちょっと食べにくいけれど、美味しいです!

ところで、先日の夕食のデザート、ケーキにしなくて正解でした。ロベルト君については、”ロンドンで料理の勉強をして職を得た”という情報しかなかったのですが、彼、ロンドンのミシュランの星付きホテルでパティシエをしていたとのことなんです。クリスマスは、いつも猛烈に忙しくて大変だったと言っていました。

彼ら、たい焼きを気に入ってくれましたヨ!

ウチの息子は、私達が夕食を始めているところに帰宅して、ロベルト君と再会したのですが、抱き合って再会を喜ぶ様子が、友達との再会とは一味違う喜び方。ジーンとしました。息子は彼らの家で1ヶ月を過ごしたので、ロベルト君とも兄弟のようになっていたようです。10代の時の国際交流経験って素敵だなと思いました。

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2009年12月26日 (土)

”のだめカンタービレ 最終楽章 前編”

今日(12月26日)、”のだめカンタービレ 最終楽章 前編”を観に行って参りました。

091226_misudo_nodameコンサートの前に、ミスドに行きました。”のだめ”とコラボしているドーナツをいただいてから、映画館へ。

東京交響楽団首席ホルン奏者のジョナサン・ハミルさんが、一体どんな役柄なのかにも興味がありましたが、これについては???でした。
だって、ハミルさんはルー・マルレオケのメンバーとして出演していますが、他のオケメンバーの外人さんの声も「吹き替え」で日本語になっていましたので、彼が日本語を喋る面白さは特に感じられませんでした。勿論、彼の台詞は「吹き替え」でなく、本当に彼が喋った日本語なのだと思いますが。

映画、楽しかったですよ~。時々、コミックの世界が混じるので、最初はちょっと戸惑いましたけれど、すぐ慣れました。

パリの風景は大盤振る舞い!懐かしい風景が沢山出てきました。やはり、パリは絵になりますね。

”のだめカンタービレ”はフィクションですから、固いことは抜きにして楽しめば良いと思いますが、”これだけは止めて欲しい”と思うところがありました。
最初のウイーンのムジークフェラインのコンサートのシーン。”のだめ”ちゃんが首を振って拍子を取り、手で指揮の真似をしながら演奏を聴くところです。これには大ブーイングを浴びせたかったです。

私的には、”最も止めて欲しい聴き方”なのです・・・。

コンサートの時、実際に、首を振ったり、手で指揮の真似をしながら演奏を聴く方が視界に入ることがあります。これ、見てしまうと、私、船酔い状態になってしまうんです。大抵の場合、拍子とズレて動いていますし。
ですので、なるべく見ないようにしますが、それもなかなか難しいんですよね~。

勿論、聴き方は自由なんですけれど、或る時、目の前の方が2人、首を動かして聴く方でした。そして、動き方が全く違うんです。この時は、目を閉じて聴くっきゃなかった・・・。折角のコンサートですから、見る要素も欲しいのですが。

でも、なんで首で拍子を取るんだろう???

ま、”のだめ”ちゃん、ピアノ弾く時も結構身体を動かしますから、全身で表現をするキャラなんでしょうけれど、「クラシックのコンサートは首を振って聴くべし」ということが浸透しないことを祈ります。私は、いつも目を閉じて聴くことになっちゃいますので。

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2009年12月25日 (金)

クリスマスだけど ”たい焼き”!

たい焼き
今夜は、海外からの友人が我が家においでです。

日本の家庭的な料理に興味が有るとのこと、メインは、我が家で最近流行っている「豚肉の鍋、柚子胡椒風味」に致します。

で、デザートは?考えた末、「たい焼き」に決めました。
新しく下北沢に出来た「銀のあん」で買って参りましたが、大きくて、ずしりと重い。
お味は如何でしょうか?楽しみです!

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2009年12月24日 (木)

Joyeux Noël !!

クリスマスイブですね。

091224_noel_cor昨日、階段の壁に掛けてある”狩りのホルン”に、赤のリボンを結んでみました。そして、”ホルンには、マウスピースが無いと寂しいね”と、マウスピースも付けました。

そして、ホルンの巻きの中に、Joyeux Noel !!と文字を入れてみました。携帯で操作したので、ë が出なくて、Noel になっていますが。

皆さま、素敵なクリスマスをお過ごし下さい。

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2009年12月23日 (水)

読響の”第九公演”(12月21日~12月27日)

今年の読響の”第九公演”は、12月21日~12月27日です。

6回の公演で、東京芸術劇場で3回、サントリーホールで2回、横浜のみなとみらいホールで1回行われます。

第25回富士通 読売日響「第九」コンサート
2009年12月21日(月) 19:00開演 東京芸術劇場

第25回富士通 読売日響「第九」コンサート
2009年12月22日(火) 19:00開演 サントリーホール

第117回東京芸術劇場マチネーシリーズ
2009年12月23日(水・祝) 14:00開演 東京芸術劇場

第521回名曲シリーズ
2009年12月25日(金) 19:00開演 サントリーホール

第167回東京芸術劇場名曲シリーズ
2009年12月26日(土) 18:00開演 東京芸術劇場

みなとみらいホリデー名曲コンサート
2009年12月27日(日) 14:00開演 横浜みなとみらいホール

指揮: オスモ・ヴァンスカ
ソプラノ: 林正子
メゾ・ソプラノ: 林美智子
テノール: 中鉢 聡
バリトン: 宮本益光

合唱: 新国立劇場合唱団

《ヴァンスカ・ベートーヴェン交響曲シリーズVI》
ベートーヴェン/交響曲第9番〈合唱つき〉

12月27日のみなとみらい公演以外につきましては、下記のサイトをご覧下さい。
http://yomikyo.or.jp/index.php

〔12月27日のみなとみらい公演のお問い合わせ先〕
神奈川芸術協会 045(453)5080
日・祝日を除く午前10時~午後6時、
土曜日 午前10時~午後3時

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2009年12月22日 (火)

今年のクリスマス飾り

今年のクリスマス飾り
今年も、玄関と食堂の入り口にクリスマスリースを飾りました。

クリスマスリースは、どちらも友人からのプレゼント。リボン付きの方は手作りです。

今年は、階段の途中に飾っている“狩りのホルン”にも赤と緑のリボンを巻いて、クリスマスの装いにしてみました。素敵でしょう?

このホルン、千葉馨先生がコレクションしていらした由緒正しき楽器です。

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2009年12月21日 (月)

高橋多佳子さん、”茂木大輔の生で聴く「のだめカンタービレ」の音楽会”に出演!

12月12日に、ホルンのジョナサン・ハミルさんのことを書き、その際、ハミルさんの写真が載っているピアニストの高橋多佳子さんのブログをご紹介しましたね。
写真のことでコメントを入れようと思って彼女のブログに行き、記事を読みましたら、多佳子さん、”茂木大輔の生で聴く「のだめカンタービレ」の音楽会”でショパンのピアノ協奏曲第1番を弾かれるということが分かりました!

多佳子さんブログに依りますと、全国各地での“茂木大輔の生で聴く「のだめカンタービレ」の演奏会”でショパンのピアノ協奏曲第1番を弾かれるとのこと。このコンサートの第1弾は1月16日の金沢公演で、この公演には礒絵里子さん(vl)、宮谷理香さん(p)も出演されるとのこと。豪華ですね!!

↓このことは、こちらに書かれています。
http://yaplog.jp/takaland/archive/922

多佳子さんのブログには、コンチェルトを弾いた時のことが書かれていますが、オケとの音楽的対話やオケとの一体感を楽しんでいらっしゃる様子がうかがえます。
東響と共演された時の話は、ハミルさん(hr)とのツーショットが載っているページに書かれていました。
http://yaplog.jp/takaland/archive/910

”茂木大輔の生で聴く「のだめカンタービレ」の音楽会”のサイトは、こちらです。
http://www.nodameongakukai.com/index.html
*金沢の情報は、まだ載っていませんでした。

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2009年12月20日 (日)

パンを焼く楽しみ

パンを焼く楽しみ
先日久し振りにパンを焼きました。

我が家でパンを焼く時は、ほとんどの場合、古いパン焼き器を使います。

このパン焼き器、タイマーが無く、焼き上がり時間も表示より早いという厄介な代物ですが、愛着が有り、ずっと使っています。

焼き上がり時間が分からないので、そろそろと思うと、傍に行って、今や遅しと覗き込みます。

という訳で、決して便利ではありませんが、焼き立てパンは美味しいのです!

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2009年12月19日 (土)

指揮者の山田和樹さん、11月にパリ管で代役デビュー!

”のだめカンタービレ 最終楽章 前編”、今日(12月19日)公開されましたが、今年11月に、”のだめカンタービレ”の千秋先輩のように、指揮者として代役デビューを飾った方がいらっしゃることを知りました。

千秋先輩が受けたコンクールのモデルは、ブザンソン国際コンクールだと思うのですが、そのコンクールの2009年度の優勝者は、Kazuki Yamada という日本人の方。その方が、11月にパリ管(パリ管弦楽団)のコンサートに代役デビューされています。

私、久しくパリ管のサイトに行っていなかったのですが、マルク・トゥレネル(マーク・トレネル、Marc Trenel)さんの記事を書く際に行ってみました。彼がパリ管に籍を置いているのか、チューリッヒのトーンハレに移籍したのかを調べたくて行ったのですが、その答は見つからず・・・。その代わり、というのも変ですが、その時に見つけたのが、Kazuki Yamada という名前。

トップページに、「11月12日&13日のコンサートの指揮を、ミッシェル・プラソン(Michel Plasson)の代役として、2009年度のブザンソン国際コンクールの優勝者であるKazuki Yamada が務めます。」と書かれていました。
今年のブザンソン国際コンクールの優勝者が日本人であることは知っていましたが、お名前は知らなかったので、コンサートのページで経歴を読んでみました。

Kazuki Yamada さんは、藝大出身なんですね。
藝大は、”l’Université nationale des Beaux-arts et de la musique de Tokyo (Gedaï)”と訳されていました。フランス語での正式名称は”l’Université nationale des Beaux-arts et de la musique de Tokyo”と聞いていましたが、音楽家の方々には ”ゲイダイ”で通じてしまいます。ですが、略称の ”ゲイダイ”まで、パリ管のサイトに書いてあることには、ちょっとビックリ。
フランス人が”ゲイダイ”と発音するようにアルファベットで書くと、”Gedaï”になるんですね!と変なところで感心しました。

ネットで調べたところ、Kazuki Yamadaさん、漢字で書くと 山田和樹さんだそうです。

↓こちらが、パリ管のサイトです。
http://www.orchestredeparis.com/

2008年のお正月に、テレビで”のだめカンタービレ”を見た時に書いた記事の中に「・・・それにしても、代役デビューって、大変なチャンスですよね!ドラマチックですし。でも、代役をつとめるには、普段の勉強が大事。そして、レパートリーの広さと体力、そして、精神力が必要。」と書きましたが、正にその通りだと思います。
この告知文は10月29日付けで出されています。っていうことは、準備期間は2週間?

11月12日&13日のコンサートで山田和樹さんが指揮されたのは、フォーレの管弦楽組曲”ペレアスとメリザンド”作品80、ビゼーの交響曲第1番、ベートーヴェンの交響曲第7番でした。(ベートーヴェンの交響曲第7番は、”のだめカンタービレ”で千秋先輩がシュトレーゼマンの代役で振った曲とか。)

↓テレビの”のだめカンタービレ”を見て、代役について書いた記事、こちらです。
2008年1月 6日 (日) ”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”③
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/in_5fe5.html

パリ管は代役が続くようで、1月14日のコンサートも、ネーメ・ヤルヴィ(Neeme Järvi)の代役をドミートリー・スロボデニューク(Dmitri Slobodeniouk)が務めます。

山田和樹さんは30歳、ドミートリー・スロボデニュークさんは35歳。

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2009年12月18日 (金)

”根本雄伯(ホルン)&福本しのぶ(ハープ) デュオコンサート”の批評が「音楽の友」に!

「音楽の友2010年01月号」が、今日(12月18日)に発刊されました。

”根本雄伯(ホルン)&福本しのぶ(ハープ) デュオコンサート”の批評が、”レビュー&レポート”欄に取り上げられました!!書いて下さったのは、真嶋雄大さん。

P172に載っております。

「音楽の友2010年01月号」は、左サイドバーの”本リスト”に入れましたので、そちらからお買い求めになれます。

特別付録として、カレンダー「ショパンの生涯をめぐる旅」が付いており、特集は、ショパン生誕100年に因んだ「ショパンコンクール歴代優勝者&ショパンの名曲100」です。さすが、ショパンイヤーですね。

このカレンダー、ポーランド・フランス・マヨルカ島(スペイン)のショパン縁の地の写真が入っていますが、とてもきれいです。

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2009年12月17日 (木)

クリスマスの紙ナフキン

クリスマスの紙ナフキン
ホルン模様の紙ナフキン、下北沢のピーコックで見つけました!

楽譜も入っていて、素敵でしょう?

ところで、何の譜面かな?

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2009年12月16日 (水)

マルク・トゥレネルのCD ~Bassoon Recital~

昨日書きましたマルク・トゥレネル(マーク・トレネル、Marc Trenel)のCD、下記のindesensのサイトからも買えます.
日本のアマゾンでの題名は”Bassoon Recital”となっています。おそらくフランス以外の国を経由して輸入されている為で、indesensでの題名は、”French Music for Bassoon and Piano”です。
http://www.indesens.fr/index.php?art=16&th=56

indesensは、フランスの管楽器に特化したレーベルで、私には大変興味深いCDを沢山出しています。
こちらが、indesensのサイト。
http://www.indesens.fr/index.php?th=54

マルク・トゥレネルに関しては、これまでにもブログに記事を書いております。昨年書いたものは、こちらの2つです。
2008年9月22日 (月)
パリ管首席ファゴット奏者マルク・トゥレネル(fg)、ミュンヘン国際コンクールを制す!史上初の第1位!”
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/fg-5189.html

2008年11月 7日 (金)
♪マルク・トゥレネル(ミュンヘン国際コンクールファゴット部門優勝)のインタビュー、サイトに掲載♪
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-34e9.html
*インタビュー記事は、下記のコンセール・パリ・トーキョウのサイト内の「インタビュー Bienvenue a Tokyo !」に入っています。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/

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2009年12月15日 (火)

ミュンヘン国際コンクール優勝のマルク・トゥレネル(fg)のCD、リストに載せました。

ミュンヘン国際音楽コンクールファゴット部門で初の第1位を取ったマルク・トゥレネル(マーク・トレネル、Marc Trenel)のCD、左サイドバーの”CD情報”に載せました。

このCD、日本で買えることを今日初めて知ったんです。

CDがindesensからリリースされた時、社長のブノワ・ドー(Benoit d'Hau)さんが送って下さったので、聴きました。
素晴らしいので記事を書こうと思いましたが、日本では買えなかったので、そのままにしてしまっていましたが、今日、久し振りにアマゾンのサイトを見てみたら、輸入版で買えることが判明。

お薦めです。でも、残り3点とか。お聴きになりたい方はお急ぎ下さい!!

ピアノは、パスカル・ゴダール(Pascal Godard)。

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2009年12月14日 (月)

佐野成宏テノール・リサイタル~Special European Xmas Night~ (12月15日)

明日(12月15日)、サントリーホール小ホールで、”佐野成宏テノール・リサイタル~Special European Xmas Night~”が行われます。

ピアノは、ヴィンチェンツォ・スカレーラ!!

お二人とも素晴らしいので、素敵なコンサートになることでしょう。

”佐野成宏テノール・リサイタル~Special European Xmas Night~”
2009年12月15日(火)19時開演 サントリーホール小ホール

出演:佐野成宏(tr)
    ヴィンチェンツォ・スカレーラ(p)
<プログラム>
オ・ホーリーナイト/アダム
パニス・アンジェリクス(天使の糧)/フランク
アニュス・デイ/ビゼー  ほか

〔お問い合わせ〕オペラ王国社 03-3453-4343

私が佐野成宏さんについて書いた記事は結構沢山ありますが、最新のものはこちらでしょうか。↓
”第52回NHKニューイヤー・オペラコンサート”
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-f9d7.html

私が、スカレーラさんについて書いたブログはこちらです。↓
”ヴィンチェンツォ・スカレーラ ~譜めくり動作まで魅力的なピアニスト~”
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_a44e.html

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2009年12月13日 (日)

読響+ヴァンスカ(12月15日)

明後日(11月15日)に読響のコンサートが行われます。指揮は、オスモ・ヴァンスカ(Osmo Vänskä)。フィンランド人の指揮者です。

曲目は、フィンランドを代表する作曲家であるカレヴィ・アホ(Kalevi Aho)の交響曲第7番と、ベートーヴェンの交響曲第7番。7番+7番プロです。

カレヴィ・アホの交響曲第7番は、”Insect Symphony(昆虫交響曲)”という面白いタイトルがついています。最初はオペラとして書かれましたが、それをアホ自身が交響曲として書き直したものだそうです。
ベートーヴェンの交響曲第7番は、のだめカンタービレで有名になった曲ですね。

第488回定期演奏会
2009年12月15日(火) 19:00開演 サントリーホール

指揮:オスモ・ヴァンスカ

《ヴァンスカ・ベートーヴェン交響曲シリーズV》
アホ: 交響曲第7番〈虫の交響曲〉【日本初演】

ベートーヴェン: 交響曲第7番

上記のコンサートの詳細は、下記のサイトをご覧下さい。
http://yomikyo.or.jp/index.php
*上記サイトの残席情報に依りますと、A・C・D席が残席僅少、B席が余裕有りとなっております。

*上記の読響のサイトで紹介されている主催公演の曲目の一部が、無料で試聴できるようになったそうです!
今回の定期公演で演奏される曲であるカレヴィ・アホ(Kalevi Aho)の交響曲第7番と、ベートーヴェンの交響曲第7番、どちらもヴァンスカ指揮に依る演奏を聴けるそうです。

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2009年12月12日 (土)

ハミルさん(hr)、映画”のだめカンタービレ 最終楽章 前編”に出演の噂

”のだめカンタービレ”が映画化され、12月19日に”のだめカンタービレ 最終楽章 前編”が公開されるとのことですね。

これに、東京交響楽団首席ホルン奏者のジョナサン・ハミルさんが出演されるようです。コミックには、”日本語の出来る外人ホルン奏者”の登場はなかったと思いますが、結構、台詞もあるらしいという噂です。

私、彼とは突然出会う巡り合わせらしく、昨年と今年、1回づつ、電車や駅で出会いました。今年の夏に出会った時は、”のだめ”出演のこと聞いていたもので、カマを掛けたのですが、逃げられました。「あ、それ、まだちょっと秘密。」って。

それにしても、面白いもので、昨年は渋谷で山手線に乗ったら目の前に彼が立っていた。今年は、原宿駅のホームで電車を待っていたら、彼が前を横切った。

山手線の時は夫と一緒だったけれど、原宿駅で見かけた時は、私1人。「多分分からないだろうなぁ。」と思いましたが、あまりに近くを通ったので、声を掛けてみました。
「ジョナサン、こんにちは!」と呼びかけたら、彼は振り向いて「こんにちは。」と答えたけれど、分かっていない様子。「分からないでしょ?」と言ってしまう。「う~ん、ちょっと持って。」と思い出そうとするので、「ヒントは、つの笛。それから、エマニュエル・ヌヴー。」と言ったら、分かりかけたみたいでした。

軽井沢でエマニュエルに会った話をしている内に、はっきり分かってきたようです。その辺りで、「ところで・・・」と”のだめ”の映画の話を切り出して、「どんな役なの???」と訊いたけれど、収穫無しでした。

”のだめ”映画の予告編を見た方に依ると、”映ってたよ”とのこと。あの容姿で日本語を上手に喋るので、ギャップが面白い。どんな役なんでしょうね?

そうそう、彼の写真が、高橋多佳子さんのブログに載っていました。多佳子さんとのツーショット。
http://yaplog.jp/takaland/archive/910

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2009年12月11日 (金)

♪26万5千アクセス突破♪

数日前に、26万5千アクセスを突破しました。今回は19日間で5千アクセス。いつもとほぼ同じペースでした。

26万5千アクセス突破時点での人気記事ランキング(7日分の集計です。)です。人気記事ランキングは、26万5千アクセス突破時点での7日分の集計です。

1位:第2回ガスパール・カサド国際チェロコンクールin八王子 第1次予選結果
2位:レオン・フライシャー「モーツァルト:ピアノ協奏曲ワークショップ」@サントリーホール(10月9日~16日)
3位: レ・ヴァン・フランセ公演日程 2009
4位:第2回ガスパール・カサド国際チェロコンクールin八王子 第2予選結果
5位:第2回ガスパール・カサド国際チェロコンクールin八王子(11月27日~12月6日)
6位:第2回ガスパール・カサド国際チェロコンクールin八王子 本選結果
7位:パリ・オペラ座チケット予約方法②
8位:パリ・オペラ座の座席表
9位:芸術劇場 「右手の病を乗り越えたピアニスト、レオン・フライシャー」(11月4日)
10位:パリ・オペラ座チケット予約方法

第2回ガスパール・カサド国際コンクール関連記事4、パリ・オペラ座関連記事3、フライシャー&ジストニア関連記事が2、レ・ヴァン・フランセの記事1となりました。珍しいことに、第10位まで全て音楽関係の記事でした。

11月4日にNHK芸術劇場でレオン・フライシャーのインタビュー&演奏が放映されたので、フライシャー&ジストニア関連記事へのアクセスが多くなりました。
↓こちらの記事へのアクセスも結構ありました。
ジストニアの治療法について(イザベル・カンピオンの意見)
また、右サイドバーに置いてあるカテゴリー ”音楽家の為の運動療法( kinesitherapie pour les musiciens )、フォーカル・ジストニア(ジストニア)”へのアクセスも多かったです。

”検索フレーズランキング”は、左サイドバーの”サイト内検索”の上に置いておりますので、そちらもご覧下さい。

今後共、よろしくお願い申し上げます。

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2009年12月10日 (木)

天秤座の会・忘年会

昨日、南青山 adding blue で行われた”天秤座の会・忘年会”に参加致しました。

行く時に道が分からなくなり、曲がり角を過ぎてしまったのではないかと思い、骨董通りを逆行しておりましたら、ヴァイオリンの礒絵里子さん・佐分利恭子さん、チェンバロの水永牧子さんのお三方に出会いました。地図をしっかり持った礒さんに導かれて、無事、会場に到着。感謝、感謝!
私、相変わらずの”マスク人間”でしたので、声を掛けられた磯さん、ビックリされたのでは。マスクの挙げ句に、ガラガラ声でしたから・・・。

旧知の方との久し振りの再会有り、初めてお目に掛かる方との楽しい出会い有り、本当に楽しい会でした。”組長”の真嶋さん、ありがとうございました!

会の写真は、真嶋さんのブログ ”真嶋雄大のイマどきクラシック”に載っております。
http://ameblo.jp/office-claret/entry-10407851070.html

091210_balanceこの会、”天秤座の会”という名前ですが、天秤座生まれの方はそれほど多くありません。でも、私は純正天秤座。
←という訳で、昨日は、こんなアクセサリーを付けて参りました。気付いて下さった方があって、嬉しかったです!

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2009年12月 9日 (水)

毎年恒例のワインパーティー

毎年恒例のワインパーティー
毎年秋に、友人のT夫妻と一緒に企画しているワインパーティー、今年は11月29日に開催しました。その後風邪を引いてしまったので、記事のアップ、忘れておりました…。

会場は、今年も、友人の菅沼シェフのレストラン、“ル・グラン・コントワー経堂店”。

お料理は、クラシックなビストロ料理、地方料理。合わせるワインは、初心に戻り、ボージョレ。ボージョレ・ヌーヴォーとボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー併せて3種。

お料理は、前菜盛り合わせ(写真右上)、プロヴァンス地方のお祝い料理のグラン・アイヨリ(写真右下)、牛テールの煮込み(写真左下)。この後、デザート盛り合わせが出て、大満足でした。

↓“ル・グラン・コントワー経堂店”の情報はこちらをご覧下さい。
http://r.gnavi.co.jp/g028602/

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2009年12月 8日 (火)

マスクは楽し!

マスクは楽し!
ここ1週間ほど、風邪を引いておりまして、外出時にはマスクを着用しております。

先日、姪から「マスクをした人から挨拶されると戸惑う」という話を聞きました。

マスクをしている人は、相手がいつもと同じに見えます(当たり前ですね。)から、気軽に挨拶をする。けれど、目だけ出している顔を見て、それが誰だ分かるには時間が掛かる。じぃっと見るのも失礼な気がするので、マスク人間とは目を合わせないようにする、というのが姪の話。

な〜るほど。マスクをすると、誰だか分からないんだ。着用した顔を鏡に映し、“うむうむ”と納得。

外に出た私、ちょっとした自由を得た気分。「透明人間になったら、こんな気分かな?」と楽しくなってきました。思い出し笑いOKですし。

仮面を被るカーニバルって、楽しいかも!

という訳で、鬱陶しくて嫌いだったマスク、好きになりました。

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2009年12月 7日 (月)

ホルン(meiji)期間限定〜今だけの出会い〜

ホルン(meiji<br />
 )期間限定〜今だけの出会い〜
文字ばっかりのブログになっていますので、今日は写真を。

大好きなチョコレート菓子“ホルン”の期間限定バージョン発見!
パッケージには“今だけの出会い”なんて書いてあります。買うっきゃない!

“ダブルショコラ”ですって!“ダブル”は英語で、“ショコラ”はフランス語では??
ま、固いこと言わずにいただきましょう。
とっても美味しいですヨ!

このパッケージ、全体はチョコレート色ですが、脇と文字がオレンジ色。オレンジ色が効いてるでしょ?

オレンジ色の効き具合から、ピアニストのフランク・ブラレイさんを連想してしまいました。
そういえば、今日午前中のBSで彼の演奏が放映された筈。私のブログにも、“フランク・ブラレイ”での検索でおいでの方、いらっしゃいました。

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2009年12月 6日 (日)

第2回ガスパール・カサド国際チェロコンクールin八王子 本選結果

11月27日から行われていた”第2回ガスパール・カサド国際チェロコンクールin八王子”の本選が、昨日(12月5日)行われました。

第1位 ALLEN, Matthew アーレン・マシュー
第2位 CORNUT, Tristan コルヌ・トリスタン
第3位 TSUJIMOTO, Rei 辻本玲
第4位 KORMAN, Michal コールマン・ミハル

↓聴衆賞等の詳細は、下記のサイトをご覧下さい。
http://www.cassado-cello.jp/japanese/j_index.html

本日(12月6日)15時30分より行われる披露演奏会のチケットは、完売だそうですが、ライブ配信が行われます。
↓ライブ配信は。下記のページから。
http://www.cassado-cello.jp/p4web/

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2009年12月 5日 (土)

ジストニアの治療法について(イザベル・カンピオンの意見)

”レオン・フライシャー”、”ジストニア”で検索されて、こちらにおいでの方が増えております。

ンセール・パリ・トーキョウは、本年6月にフォーカル・ジストニア(ジストニア)に関する講座、音楽家の為の運動療法( kinesitherapie pour les musiciens )の講座を企画しましたが、企画が終わった後も、ジストニアの悩みをお持ちの方々からご相談が寄せられております。

ご相談をお寄せ下さった方のお1人にお送りしたメールを、こちらに掲載致します。

と申しますのは、昨日のNHKの放映を見まして、1つの危惧を抱いたからです。

昨夜の番組では、ジストニアの治療法について3つの方法(下に書きます。)を示されましたが、その中の1つである「脳の外科手術」に関して、私が企画致しました講座の講師、イザベル・カンピオンは「慎重に考えるべきことである」、「それは、最後の最後の最後の手段と考えて欲しい」と強調していたからです。

昨夜、ジストニアの治療法として挙げられていた3つの方法とは、「ボツリヌス毒素を使用するもの」「リハビリ」「脳の外科手術」でした。「ボツリヌス毒素を使用するもの」には使用法の技術等の問題があるという説明があり、「リハビリ」にも問題があるという説明がありましたが、「脳の外科手術」については殆ど説明がありませんでした。
私の聞いたところでは、この手術は、「ほんの少し場所がずれただけで、下肢の運動をつかさどる部分を傷つけるので、足が動かなくなる危険性がある」という大変高いリスクを持つものだとのことなのです。

「リハビリ」にも問題があると説明されているのに、「リハビリ」のリスクとは大きくかけ離れたリスクを持つといわれる「脳の外科手術」については特に説明が無いというのは、どうしてなのかな?と疑問に思うのです。これでは、手術を受けたいと思う方が沢山出てこられるのではないかと。

「脳の外科手術」を受けた方がおいでになるのか、それで治癒された方があるのか、それについて私は知らないのですが、ジストニアの治療法として、脳以外の部分の手術を勧められるケースもあるようです。
私にご連絡を下さった方のお1人の方は、「頸椎の手術」を受けたとおっしゃいました。その結果ですが、「効果はなかった」とのことなのです。うかがっていても辛い話です。

ジストニア治療の専門家であるイザベル・カンピオンは、手術は「慎重に考えるべきこと」「最後の最後の最後の手段」という考えを持っています。

↓前置きが長くなりましたが、こちらが、私の書いたメールの内容です。

Yさま

私は、フォーカル・ジストニア(ジストニア)の講座を企画しておりますが、フォーカル・ジストニア(ジストニア)の専門家ではありません。また、私自身にはフォーカル・ジストニアの症状はありません。
パリの「音楽家クリニック」の運動療法士の方をご紹介下さる方がいらしたので、2008年(講師:マルク・パピヨン)と2009年(講師:イザベル・カンピオン)に、講座を開催致しました。

日本でも、いくつかの病院でフォーカル・ジストニアを専門に診ていらっしゃるお医者さまがいらっしゃるようですが、先日の講座においでの方々からお話をうかがいますと、メトードとして完成されたものではないようです。

治療に於いて実績のある(ピアニストのミッシェル・ベロフが通っていました。)パリの「音楽家クリニック」のメトードは信頼のおけるものと思い、6月に講座を開催致しました。

Yさんがお望みなのは、今の症状がフォーカル・ジストニアなのかどうかの診断をつけたいということではないかと思いますが、これは大変難しいことのようです。

6月には、日本のお医者さまからフォーカル・ジストニアとの診断を受けた方がグループ講座をお受けになりましたが、その結果、「フォーカル・ジストニアではなく、技術の不足と筋力の不足」という判断が出ました。それに関して、講師のカンピオンは、「その見極めは大変に難しい」と言っておりました。

1つだけ申し上げておきたいことがあります。
日本では、お医者さまが手術をお勧めになることがあるようですが、「手術だけは絶対に止めなさい!」とイザベル・カンピオンが言っておりましたので、フォーカル・ジストニアであったとしても、手術はなさらない方が良いと思います。

そして、もう一つ。
実際の症状は、指に出ているようですが、その原因は指にあるのではなく、肩や腰、背中にある場合が多いのです。(カンピオンの言葉です。)
フォーカル・ジストニアであったとしても、そうでないとしても、演奏の際に基本となる良い姿勢、身体の構えを知ることは必要なことだと思います。

私には、この程度のことしかお話し出来ないのですが、参考になりましたでしょうか?

今後も、フォーカル・ジストニアに関する講座、音楽家のための運動療法の講座を企画して参りたいと思います。その情報は、コンセール・パリ・トーキョウのサイトに掲載致しますので、時々チェックなさって下さい。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/

*コンセール・パリ・トーキョウのサイトは、こちらに移動致しました。(2013年7月8日)
http://www.concert-paris-tokyo.com/

回復されることを祈っております。

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2009年12月 4日 (金)

芸術劇場 「右手の病を乗り越えたピアニスト、レオン・フライシャー」(12月4日)

本日(12月4日)、NHKの芸術劇場で「右手の病を乗り越えたピアニスト、レオン・フライシャー」というフライシャーへのロングインタビューを軸とした番組が放映されます。このインタビュー番組の後、「レオン・フライシャー ピアノ・リサイタル」が放映されます。

レオン・フライシャー氏は81歳。世界の桧舞台で活躍中の30代半ばに右手の自由を失ったが、40年に及ぶ闘病の末、近年、両手の演奏に復帰したピアニストです。下記のNHKのサイトでは、右手の自由を失ったのは”謎の病”と書かれていますが、以前、サイトで調べたところ、これはジストニア(dystonia)であったと書かれておりました。

今年6月に、私が”フォーカル・ジストニア(ジストニア)”の講座とグループ講座を開催致しましたところ、沢山の方からご連絡をいただきました。日本にも、多くの”フォーカル・ジストニア”の方、”フォーカル・ジストニア(ジストニア)”予備軍がいると言われ、教育関係の方々の関心が高まっているようです。

聞くところに依りますと、レオン・フライシャー氏のジストニアの治療には、お嬢さんのハーピスト、リー・フライシャーさんが関わっておられたとのこと。10月にサントリーホールで行われたレオン・フライシャー氏を講師とする「モーツァルト:ピアノ協奏曲ワークショップ」でも、身体に関する講座をリー・フライシャーさんがなさっています。

この番組、大変興味のある番組ですので、録画して、しっかり見たいと思っております。

10月9日~16日にサントリーホールで行われた、レオン・フライシャーを講師とする「モーツァルト:ピアノ協奏曲ワークショップ」に関する記事は、こちらです。
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-b19b.html

*フォーカル・ジストニア(ジストニア)についての記事は、右サイドバーに置いてありますカテゴリー ”音楽家の為の運動療法( kinesitherapie pour les musiciens )、フォーカル・ジストニア(ジストニア)” にまとめておりますので、そちらもご覧下さい。

放映のことを教えて下さったYさん、どうもありがとうございました!

尚、これまでに開催した”フォーカル・ジストニア(ジストニア)”関連の講座については、下記のコンセール・パリ・トーキョウのサイトに情報がございます。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/

*コンセール・パリ・トーキョウのサイトURLは、こちらになりました。↓
http://www.concert-paris-tokyo.com/

”フォーカル・ジストニア(ジストニア)”ご興味をお持ちの方は、”音楽家の為の運動療法( kinesitherapie pour les musiciens )”についての記事もお読み下さい。

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2009年12月 3日 (木)

第2回ガスパール・カサド国際チェロコンクールin八王子 第2予選結果

昨日(12月2日)、第2次予選が終わり、本選に進む方が決まりました。

20名中4名が本選に進みます。この4名中、女性は1名。
アーレン・マシュー ALLEN, Matthew  アメリカ 17歳(男性)
コルヌ・トリスタン CORNUT, Tristan  フランス 24歳(男性)
コールマン・ミハル KORMAN, Michal  イスラエル 26歳(女性) 
辻本 玲 TSUJIMOTO, Rei  日本 26歳(男性)

本選は、12月5日(土)15時からです。演奏の順番は、こちらをご覧下さい。
http://www.cassado-cello.jp/p4web/final.html

*本選(12月5日)、披露演奏会(12月6日)のチケットは、完売だそうです。

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2009年12月 2日 (水)

読響+下野+辻井(p)(11月3日)

明日(11月3日)、読響のコンサートが行われます。指揮は下野竜也、ピアニストは、バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した話題のピアニスト、辻井伸行。

曲目は、フンパーディンクの歌劇〈ヘンゼルとグレーテル〉前奏曲、チャイコフスキーのバレエ音楽〈くるみ割り人形〉から、そして、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。

このラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、辻井氏がバン・クライバーン国際ピアノコンクールのファイナルで弾いた曲の1つです。このコンクールの本選では、2曲のコンチェルトを弾き、55分のリサイタルをするとのこと。ハードですね。
辻井氏が選んだもう1曲のコンチェルトは、ショパンのピアノ協奏曲第1番です。

明日のコンサートのチケットは、辻井氏のコンクール優勝以降に発売されましたので、大人気でした。チケットは、1時間ほどで完売したとのことです。

KDDI Presents 読売日響 特別演奏会
2009年12月 3日(木) 19:00開演 Bunkamuraオーチャードホール

指揮:下野竜也
ピアノ:辻井伸行

フンパーディンク/歌劇〈ヘンゼルとグレーテル〉前奏曲
チャイコフスキー/バレエ音楽〈くるみ割り人形〉から
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番第1番

このコンサートの詳細は、下記のサイトをご覧下さい。
http://yomikyo.or.jp/index.php

   

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2009年12月 1日 (火)

“復刻版山手線”

“復刻版山手線”
この色の電車を見ると平常心を失う私です。

半月ほど前、この色の電車に目黒駅で遭遇。感動のあまり、乗るのを忘れて見とれてしまい、電車を見送りました。その時、反対側に電車が。私、入ってきた電車にすうっと乗ってしまったんです。
恵比寿に着いたと思ったら、五反田!びっくりして、反対方向の電車に乗って渋谷に行きました。

私は、この色の山手線で幼稚園・小学校に通っていたので、とても懐かしいのです。鶯谷・目白間を毎日乗っていましたから。

今は、実家に行く時に山手線を使います。こちらは、新宿・鶯谷間。

この写真は、実家に行く時に新宿駅で撮ったもの。

通学に使っていた目白駅を通ると、やはり懐かしい…。当時を思い出します。
景色が随分変わりました。私が利用していた頃は、学習院側に貨物駅があり、貨物列車が止まっていましたっけ。

今走っている“復刻版山手線”、色は当時の色と良く似ていますが、形は当時とは大違い。その頃の電車は、車体がは角張っていましたし、窓は小さくて木枠でした。椅子の布は緑だったような気がします。つり革の持ち手は丸型、ドーナツみたいでした。
そして勿論、チョコレートの宣伝は付いていませんでしたヨ!

そういえば、当時は“やまのてせん”とは呼ばず、“やまてせん”でした。祖母や母は“省線”と言っていたような…。

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