デトモルトのZwetschgen、上野の銀杏
今日の朝食の時、プラムのジャムが出ました。ホテルの朝食の時に出る小さいサイズのものです。娘がヨーロッパ旅行に行った時に、珍しいと思って持ち帰ったジャム。
そういえば、夫がデトモルト(Detmold) に留学している時、公園には小さなプラムの実がコロコロ落ちていましたっけ。留学したばかりで家が無かった時期、夫は寮に泊まっていたのですが、そこでは確か土曜日にケーキタイムがあり、寮母さん(?)達の焼いた美味しいケーキがいっぱい出ていました。その時に、小さなプラムの載ったケーキ(Zwetschgenkuchen)も出ていて、果物の名前を教えていただいたことを思い出しました。
とはいえ、ン十年前のこと、その名前が思い出せない。やっと出てきたのは”Pfirsich”。後で辞書を引いたら、桃でした。違います・・・。で、ネットで調べてみたら、Zwetschgen(ツヴェッチュゲン)でした!ドイツ語が良く分からない私は、ツヴェッチェンと覚えていました。
ドイツ語では、プラムを差す言葉が2つあるようで、1つはPflaume、もう1つがZwetschgen。Zwetschgenの方が、実が小さいらしいのです。(このジャムのケースにはPflaumenmusと書いてあるので、こちらの材料はPflaumeなんでしょう。)
デトモルトで、Zwetschgenが公園に落ちていたのを見て、私、かなりビックリしました。日本では、プラムの実が公園に落ちているなんてことないですし、私が留学していたパリでも食べられる実が落ちているのを見かけたことがなかったので。
デトモルトでは、友人が下宿していた家の庭には”サクランボの木”がありました。その友人は、「この木は、桜の木ではなく、”サクランボの木”である。」と強調していましたっけ。当時のデトモルト、本当にのどかでしたが、今は、どうなのかしら?
・・・ちょっとセンチメンタルな気分になりつつ朝食を取っていましたが、「あっ、そういえば、昨日、上野公園を歩いたら、銀杏がいっぱい落ちていたわね。」っという話になり、一気に現実に。
でも、匂いの印象って強烈ですね。銀杏の匂いで、私、即座に藝大に通っていた頃を思い出しましたもの。
台風一過の昨日、強い風に枝が揺らされて、銀杏がボトボト落ちておりまして、袋持参で拾っている方もいらっしゃいました。私はというと、踏まないように注意して歩きました。文化会館のホールに、あの匂いを持って入りたくありませんでしたので。
”所変われば品変わる”ですが、Zwetschgenも銀杏も、大地の恵みですね。
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