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2009年6月12日 (金)

花岡千春リサイタルシリーズ 2009-I 「ポリニャック邸のサロンをめぐって」(6月13日)

明日(6月13日)、友人のピアニスト、花岡千春さんのリサイタルが行われます。

今年4月から、国立音楽大学の副学長に就任された花岡さん、凄まじく多忙な生活をされている筈ですが、明日のリサイタル、これまた、素晴らしく意欲的なプロなのです!

18時開演です。(何となく、”コンサートは19時開演”と思ってしまいますが。)

三部に分かれていて、第1部はピアノソロ、第2部はソプラノ&ピアノ、第3部はヴァイオリン&ピアノです。

「ポリニャック邸のサロンをめぐって」とあるように、20世紀初頭、六人組やストラヴィンスキーのパトロネスとして、新しい音楽の誕生に力を与えたエドモン・ドゥ・ポリニャック夫人のサロンで行われた3つのコンサートの再現プロジェクト。

エドモン・ドゥ・ポリニャック夫人は、ラヴェルから”亡き王女のためのパヴァーヌ”を捧げられたサロンの華。「どこかで聞いたお名前・・・」と思ったら、”亡き王女のためのパヴァーヌ”を取り上げた NHKテレビの”名曲探偵アマデウス”第18回 で、お話が出ていましたね。

第1部は、1938年1月18日のコンサートの再現で、”亡き王女のためのパヴァーヌ”の初演も手がけたというリカルド・ヴィニエスのピアノリサイタル。第2部は、1924年9月のピアノと歌い手のための夕べの再現。第3部は、1932年12月7日のコンサートの再現。ヴァイオリンは優れたヴァイオリニストのドゥシュキン、ピアノはストラヴィンスキー!

それにしても、ポリニャック夫人のサロンというのは大変なものだったんですね。

花岡千春リサイタルシリーズ 2009-I 「ポリニャック邸のサロンをめぐって」
~ポリニャック邸の3つの演奏会をめぐって

6月13日(土) 18:00開演(17:30開場) 東京文化会館小ホール

第1部(18:00~)
(1938年1月18日(月)Ricardo Vinesのリサイタルの再現)
第2部(19:30~)
(1924年9月初頭(ヴェニスのポリニャック邸で)Marya Freundのリサイタルの再現)
第3部(20:15~)
(1932年12月7日(水)Samuel Dushkin、Igor Stravinskyのリサイタルの再現)

花岡千春(Pf)、小泉惠子(Sop)、小林美恵(Vn)

〔お問い合わせ〕新演奏家協会 03-3561-5012

2008年11月15日の記事 「クラシックミステリー”名曲探偵アマデウス”第18回(NHKBS)」は、こちらです。↓
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-e4f7.html

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