”キラキラ”イヤリングの”キラキラ”した思い出
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これが、”キラキラ”イヤリング。”初購入イヤリング”です。思い出というには、ちょっと新し過ぎるような気もしますが、このイヤリングを購入した時の思い出、私の中では、イヤリングと同じくらいにキラキラしています。
ずうっとイヤリング嫌いだった私が、このイヤリングを購入したのは先週のことなのです。
私は、幼い時から洒落っ気が無く、お洒落な母を嘆かせる女の子でした。ピアノを習っていたのに、発表会が大の苦手。”上がる”からじゃないんです。(当時の私は、心臓に毛が生えていたようで、”上がる”なんてこと、一切なかったんです。)私が苦手だったのは、発表会のドレス。自然派(?)の私、着飾らせられるのは大嫌いで、ドレスは天敵でした。
そんな感じでしたので、アクセサリーは鬱陶しくて苦手でした。今は、シンプルな指輪はOKですが、腕輪は相変わらず鬱陶しくてダメ。イヤリングに関しては、”耳の傍にピラピラ動くものを付ける人の気が知れないっ”と、ずうっと思っておりました。
その私が、初めてイヤリングを買ったんです。
友人のデザイナー、甲賀真理子さんのブランド”マリコ・コウガ”のオフィスがNHK近くから代官山にお引っ越しをすることになり、先週、スペシャル・セールが行われました。友人を誘ってうかがった私、アクセサリーを見ておりました。
トレイの中のイヤリングに視線が止まりました。美しいビーズで出来た無彩色の大きめイヤリングが、どういう訳か気になるんです。
布とビーズで出来た可愛いネックレスを1本キープした後、そのイヤリングを四苦八苦して(イヤリングを付けたことなんてないのですから、そりゃあ大変・・・)耳に付けてみました。そして、傍らの甲賀真理子さんを振り返って、「私、イヤリングってしたことないけど、どうかしら、これ?」って、訊いたのです。
私が、似合いそうもないものに挑戦しようとする時は、いつも、「Yurikoさん、こんな風になさるとお似合いよ!」とアドバイスして下さるのに、彼女、凍っています。突然、耳が聞こえなくなっちゃったかなと思ったくらいに反応がなく、金髪の”おかっぱ”に縁取られた顔がフリーズして、目には”?”が点滅!
2秒くらい経って、彼女、「Yurikoさんには、もうちょっと小さい方が似合うんじゃない?」と言って、同じトレイに置いてあった赤の小振りなイヤリングを手に取り、私の耳に付けて下さいました。
今度は、鏡の中の私の目に”?”が点滅。「う~ん、私、赤は着ないし、似合わないような・・・。」
すると、甲賀さん、「それじゃあ、マリコ・スペシャルをお出ししましょう!」と、大きな鏡に手を掛けました。何と、鏡の裏は”隠し戸棚”!棚の一段に、キラキラのアクセサリー達の隠れ家がありました。色とりどりのキラキラしたアクセサリーが、透明な袋に整頓されて入っています。”あら、スゴイ!”と私が宝の山に見とれている間に、彼女は、その中から1つのイヤリングを選り出しました。「これは如何?」と言った彼女の手に光っていたのが、このグリーンの小振りなイヤリング。
「お試し遊ばせ!」と渡されたイヤリングを、またもや四苦八苦して付けた私、鏡の前に立ちました。あ~ら不思議!ピッタリです。「あっ、これ、似合うみたい!」と私。
「シルバーの方が良いかしらね?」と全く同じ色・形で、金具がシルバーのものも出して、合わせて下さいました。
「Yurikoさんにはゴールドの方がお似合いね!」と甲賀さん。そして、「先ほどは、コメントのしようがございませんでしたわ。だって、いつもとあんまりに違うんですもの~。」と大笑い。そうでしょうねぇ、初イヤリング体験ですから・・・。
私の方は、隠し戸棚の中のアクセサリー達に驚きました。ちょっと見えただけですが、様々な色のアクセサリーが、まるでパレットの絵の具みたいに並んでいました。小物の色で全体の印象が変わるってことでしょうね。さすが、プロの世界はスゴイ!
鋭敏な感覚を持つプロフェッショナル・甲賀真理子の前に、ミスマッチなイヤリングをして現れて、「どう?」って訊いた私、無謀だったかも・・・。でも、いつも落ち着いている甲賀さんの反応には、ビックリでした。
あれから一週間、ちょっと髪が伸びてしまったので、イヤリングが隠れちゃう。きれいにカットして、イヤリング付けようっと。
イヤリングにチャレンジしたい私の気持ちを汲んで、わざわざ選んで下さった甲賀さんに感謝です!
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