「邯鄲の夢」-アンサンブル室町-(12月12日)
友人のローラン・テシュネさんから、12月12日に行われるコンサート「邯鄲の夢」のご案内をいただきました。演奏団体はアンサンブル室町、総責任者はローラン・テシュネさん。テシュネさん、またまた、面白い企画をされているようです。
昨年「北とぴあ音楽祭」のために結成されたアンサンブル室町の第2回目の公演ということですが、アンサンブル室町の編成は、和楽器(笙、尺八、三味線、箏など)と、ヨーロッパの古楽器(バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、トラヴェルソ、ポジティヴ・オルガンなど)。珍しい編成ですね。
12月12日に行われる「邯鄲の夢」は、能楽の「邯鄲」をメインテーマに据えたコンサートで、これに着想を得て作曲された「1,576,800,000秒」(権代敦彦)、「相聞」(成田和子)、「夢追い」(山下恵)が初演され、また、安土桃山時代に日本からローマに送られた「天正遣欧少年使節団」へのオマージュとして、イタリア・ルネッサンス期の舞踏が披露されるとのことです。
どのような音楽が、どのような響きの楽器で演奏されるのか想像も出来ませんが、私は、ふと、昨年歌舞伎座で観た蜷川幸雄演出の「十二夜」を思い出しました。歌舞伎座の舞台で歌われた古いヨーロッパの歌、何とも美しかったのです。
- 能楽と三島由紀夫の戯曲による「邯鄲の夢」- アンサンブル室町-
日時 2008年12月12日(金)19時開演(18時30分開場)
場所 サントリーホール ブルーローズ
演奏作品 / 権代敦彦、成田和子、山下恵(初演作品)、ファブリティオ・カローゾ・ダ・セルモネータ、チェザーレ・ネグリ、オラツィオ・ヴェッキ(16世紀イタリアの作品)
指揮 / 根元卓也
ダンス構成 / 市瀬陽子
和楽器リーダー / 簑田弘大
古楽器リーダー / 大平健介
総責任者 / ローラン・テシュネ
詳細は、ローラン・テシュネさんのブログをご覧下さい。
http://musique-art-vie.seesaa.net/
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