人の親切が身に沁みる日々
一昨日(11月24日)、私は下北沢の街中でちょっとの段差を読めずに転倒。(”空気読めない”じゃなくて、”段差読めない”人間でした。)それから3日、ゆっくり、ヨタヨタと歩いています。
建物の外で、ランチのメニューを選んでいて、左の方に有るサンプルを見ようとした時に、ほんの少しの段差を踏み損ねて、道路に転倒・・・。”踏みとどまれるか?”と一瞬頑張ろうかと思ったのですが、おばさんの図々しさというか逞しさ、”まあいいや、転んじゃえ!”と、コロンと転がったのでございます。
人通りの多い通りで、しかもお店の前。後ろからおいでの若い男の方が、「大丈夫ですか?」と声を掛けて下さり、お店の方も飛び出してきて、「捻挫されましたか?氷で冷やしますか?」と親切に訊いて下さいました。(なんとも人騒がせなおばさんで、恥ずかしい・・・)
ランチのメニューを決めようと思っていて転んだので、お店に入ってランチをいただきながら、患部を冷やす作戦に致しました。氷を持ってきて下さり、膝掛けも貸して下さりと、至れり尽くせりの店員さんの配慮、本当に助かりました。
テーブルに着くなり、家にいた息子にメールして湿布薬の在庫確認をし、万一の時の迎えを頼みました。足を椅子の上に上げてのランチなんて、前代未聞・・・。でも、食事中に痛まなかったので、悠然とコーヒーまでいただき、お礼を言ってお店を後に致しました。ゆっくりなら歩けました。転ぶまいと頑張らなかったのが幸いしたのかもしれません。左側に転んだので、いつも右側に持っているバッグも携帯も無傷。コートを着ていたので、かすり傷もなし。
とはいっても、歩くと痛い。それに、前から来る人や店から出てくる人に、進路を横切られるのが辛い。体勢を崩すまいと身体が硬くなります。何といっても休日の下北沢ですから、人は結構多い。それで、途中までの迎えを息子に頼みました。歩くテンポが乱れないよう、私のすぐ前を歩いて貰って帰宅。やれやれ・・・。
すぐに氷で冷やした為か、患部は腫れず、動かさなければ痛みもありませんでしたが、昨日、病院に行きました。軽い捻挫とのこと。
実家の母は、歩行が困難になってきています。つい急がせてしまったりする私ですが、一昨日、足を傷めて、”歩くのって、なかなかに複雑な動作なんだ”と悟りました。自分のペースで歩くのが一番なんですね。私の転倒、母のペースを見守るようにという神様のお告げだったのかもしれません。
親切にして下さったお店の方を始め、動かないで良いと言ってくれる家族、”転倒した”というメールに即電話をくれた親友、気遣って下さった病院の方や薬局の方、みんなの優しさが身に沁みる3日間でした。
親切にして下さったお店は、こちら。DELI&BAKINGです。ありがとうございました!
DELI&BAKING,CO |
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