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2008年8月 8日 (金)

日本の野菜

7月29日にあった、パリ国立オペラ(パリ・オペラ座)のオーボエ&イングリッシュホルン奏者のクリストフ・グランデル(Christophe Grindel)さんのマスタークラスの後、マスタークラスにおいでの方々と一緒に夕食の食卓を囲みました。
凄まじい雷雨におそわれたので、マスタークラスの会場のすぐ近くの和食のお店に飛び込みました。そこで、まず、”お通し”として出されたのが、”根三つ葉と烏賊の明太子和え”。根三つ葉と明太子、説明に苦労しました。
その後お晩菜4点盛りを頼んだところ、”湯葉と根三つ葉のお浸し”、”きんぴら牛蒡”、”新じゃがとエリンギの揚げ煮”、”野菜の煮物(オクラ・蓮根・人参・こんにゃく・里芋etc.)”というものが出てきました。
”新じゃがとエリンギの揚げ煮”については、「 pomme de terre と champignon。」と言えましたが、あとはねぇ・・・。
バイリンガルのハーピストさん、福本しのぶちゃんも、「フランスにないものばっかりですよ~!」とお手上げ状態。
根三つ葉も、牛蒡も、蓮根も、里芋も、こんにゃくも、フランスにはないですよねぇ。オクラは、インド料理にも使うと聞いているので、有るのかもしれませんけれど。
辞書を持っている方が、蓮根は”racine de nenuphar”と訳して下さいました。
以前、フランス人の友人たちと天丼を食べた時にも、蓮根が入っていて、「これ、何?」って訊かれました。私は、”racine de lotus”って言ったと思います。「モネの絵によく出てくる水の上に咲く花があるでしょ。あの花の根っこなの。」って言ったら、わかってくれたみたいですが、蓮根が、本当にモネの描いているような睡蓮の根っこなのかどうか、本当のところは知らないのですが。
経堂のコントワー松喜のシェフ・菅沼豊昭さんは。「今、フランス人シェフが興味を持っているのは野菜なんですよ。」と話していました。京都とパリを行き来している陶芸家の友人・勝間田千恵子さんも、「フランス人は、日本に来ると野菜ばかり食べたがる。」と言っていましたが、こうしてみると、日本特有の野菜って、結構あるように思いました。
そのうちに、お寿司のように、日本の野菜が海外でもてはやされる時代が来るのでしょうか?蓮根は、味に癖がなくて形が面白いから、流行るんじゃないかな。

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