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2008年6月 7日 (土)

「ピアニストの為の室内楽ワークショップ」第1回目(チェロ編)終了

昨日(6月6日)午後、「ピアニストの為の室内楽ワークショップ」を開催致しました。

”シューマンのアダージョとアレグロ 作品70”をテーマに、チェロとホルンの2つの楽器と実際に合わせる体験を通して、弦楽器との合わせと管楽器との合わせに際してピアニストが注意すべき点を知ることを目的とする全員参加型のワークショップです。

昨日は、チェロとの合わせ体験をしていただく日でした。初回でしたので、まず、講師の藤田朗子さんから、”曲のアナリーゼ”と、”チェロとのアンサンブルの場合の注意点”の講義がありました。それから、チェロの講師の小峯晋さんと受講者の合わせ、最後に、講師のお2人による模範演奏という内容でした。

合わせは、”アダージョからアレグロの中間部まで”を3名、”アレグロ部分全部”を3名という形で体験していただきました(全く初めての方との合わせだったので、受講者の方はドキドキだったと思いますが、皆さん、頑張っておられました。)。主な問題点は、アダージョ部分は”旋律の受け渡し”、アレグロ部分は”テンポ及びリズムの正確さ”と”音量コントロール”だったでしょうか。

アレグロ部分は、極単純に言って、技術的に難しい。きちんと弾くこと自体が難しいのです。音も多いので、”f だから強く!”と思ってピアニストが弾いてしまうと、チェロの音は吹っ飛んでしまいます。でも、余裕が無いと、相手の音量にあわせて、その場で自分の弾き方をコントロールするのは難しいですよね・・・。

第2回目(6月23日)はホルンとの合わせですが、ホルンの方が、チェロより音量が出るので、音量コントロールに関して、ピアニストは少し楽になると思います。

アダージョ部分は、美しい旋律が連なっています。一つ一つの旋律を見つめて、”歌いたい!”という思いを精一杯込めて歌い切ってしまうと、それぞれの旋律が自己完結してしまい、次に出てくる相手の旋律への働きかけにならないところが、最も大きな問題点のように思いました。部分部分ではなく、”アダージョ全体をどう演奏するか”というビジョンを持ち、そのビジョンに沿って、音楽を進めていくことが必要と感じました。

2時間のワークショップの最後の講師お2人による模範演奏、さすがでした!

”コンセール・パリ・トーキョウ 室内楽講座 vol.1”
「ピアニストの為の室内楽ワークショップ」
6月6日・6月23日 14時~16時
会場:ヤマテピアノ(井の頭線・池の上駅下車徒歩2分)

講師:藤田朗子(パリ国立高等音楽院伴奏科卒業、同音楽院室内楽科大学院課程卒業)
講師:小峯晋(チェロ 東京芸術大学卒業、国立ベルリン芸術大学・同大学大学院卒業)6月6日のみ
講師:松坂隼(ホルン 読売日本交響楽団ホルン奏者)6月23日のみ

詳細は下記サイトをご覧下さい。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/

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