季節はずれの苺
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枇杷って、フランス語で何と言うのかしらと思って辞書を調べてみましたら、”nefle du Japon”と書かれていました。
っていうことは、日本の特産品かしら?って思って、”枇杷”を調べてみたら、「ビワ(枇杷、学名: Eriobotrya japonica)は、バラ科の常緑高木およびその果実。中国南西部原産。」と出ていました。原産地は中国だけど、学名にも”japonica”が入っています。
良く食べるのは、日本なのかな?
ちなみに、”nefle”の日本語訳は”西洋花梨の実”。枇杷=”nefle du Japon” ですから、枇杷=”日本風西洋花梨の実”ですかねぇ。花梨と枇杷って、全然違う気がしてましたが・・・。
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昨日、”あっ、もう金曜日だ。今週のアマデウスは?”っと思って、番組サイトを見ましたら、今週は再放送でした。
ガッカリすると同時に、ほっとしました。何故って、9回目&10回目の番組、録画したけれど、見る時間がなかったからなのです。今週末は、録画した分を見る時間が有る筈。ゆっくり見ます。
”事件ファイル#11”は、ベルリオーズの「幻想交響曲」をテーマとするもので、7月4日放映ですって。
7月4日迄の クラシックミステリー”名曲探偵アマデウス” 放映予定。
↓
BSHi 6月27日(金) 午後7時00分
「シベリウス“交響詩フィンランディア”~美酒は謎の味わい~」
BSHi 6月28日(土) 午後0時50分
「シューマン“こどもの情景”~ピアニスト刑事、危機一髪~」
BSHi 7月1日(火) 午前8時00分
「シベリウス“交響詩フィンランディア”~美酒は謎の味わい~」
番組のホームページは、こちらです。
http://www.nhk.or.jp/amadeus/index.html
*再放送分、全てBSHiでの放映です。
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千葉馨先生が6月21日に逝去されました。
「偲ぶ会」のお知らせがあるまで、ブログには載せないつもりでございましたが、昨日の”ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(hr)公開講座&ミニコンサート”の折、日本ホルン協会の樋口哲生会長より、千葉先生ご逝去のお話がありましたので、こちらにも書かせていただくことに致しました。
小学生時代からオーケストラが好きだった私は、テレビのN響の番組で千葉先生の演奏を聴き、中学・高校時代には母とN響のコンサートに通っておりました。ホルン好きを自認する私ですが、その原点は千葉先生の演奏でした。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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明日(6月27日)に、”「読売ロマンの旅10周年」記念コンサート”が行われます。オーケストラは読響、指揮は円光寺雅彦。
特別ゲストに熊川哲也、ソリストにはオカリナ奏者の宗次郎を迎えてのコンサート、司会・進行は日本テレビ・アナウンサーの古市幸子です。リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」で始まり、ホルストのジュピター(木星)(組曲「惑星」より)で終わる盛り沢山のプログラムです。
リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」で始まるところは、昨年12月に行われた”パリ管弦楽団40周年記念サプライズコンサート”と同じ。「ツァラトゥストラはこう語った」は、映画「2001年宇宙の旅」に使われた曲なので、”旅”をテーマとするコンサートにピッタリということなのでしょう。
(曲名表記、「ツァラトゥストラはこう語った」より、「ツァラトゥストラはかく語りき」の方が、私は好きですが。)
「読売ロマンの旅10周年」記念コンサート ~名曲の旅に出てみませんか~
演奏=読売日本交響楽団
2008年6月27日(金) 午後7時開演(午後6時15分開場)
東京芸術劇場大ホール(東京・池袋)
指揮:円光寺雅彦
特別ゲスト 熊川哲也(バレエダンサー、K-BALLET COMPANY芸術監督)
ソリスト 宗次郎(オカリナ演奏)
司会・進行 古市幸子(日本テレビ・アナウンサー)
交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」
ジュピター(木星)(組曲「惑星」より) 他
コンサートの詳細については、下記サイトをご覧下さい。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/
”パリ管弦楽団40周年記念サプライズコンサート”の記事は、こちらです。
2007年12月22日 (土)♪パリ管弦楽団40周年記念サプライズコンサート速報♪
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_5055.html
2007年12月23日 (日)♪パリ管弦楽団40周年記念サプライズコンサート速報②♪
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_9a6a.html
2007年12月24日 (月)♪パリ管弦楽団40周年記念サプライズコンサート速報③♪
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_6693.html
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明日(6月26日)、世界的ホルン奏者、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(Radovan Vlatkovic)の公開講座&ミニコンサートが行われます。
ヴラトコヴィチはザグレブ生まれ。ザグレブ音楽アカデミー、ドイツのデトモルト音楽アカデミーに学び、82年ベルリン・ドイツ響の首席奏者に就任。83年ミュンヘン国際コンクール・ホルン部門で14年振りの1位となる。98年よりザルツブルク・モーツアルテウムにてホルンの教授を務めている。ソリストとしての来日も多いが、レ・ヴァン・フランセのメンバーとしても来日している。
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ公開講座&ミニコンサート
日時:2008/6/26(木)7:00PM
会場:かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
PROGRAM
第一部 公開講座2名
第二部 ミニコンサート
ピアノ:児嶋一江
ラインベルガー:ホルンソナタ
デュカ:ヴィラネル
*チケットは完売とのことです・・・。
詳細は、下記のかつしかシンフォニーヒルズのサイトをご覧下さい。
http://www.k-mil.gr.jp/program/index.html
下記の日本ホルン協会のサイトにも情報が載っています。
http://jhs.horn.jp/
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明日(6月25日)、都響のコンサートが行われます。指揮は、作曲家として名高いクシシトフ・ペンデレツキ、ホルンは、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ。
プログラムは、ペンデレツキ本人に依る自作自演の作品が2つと、メンデルスゾーンの『スコットランド』ですが、話題になっているのは、ヴラトコヴィチが演奏するペンデレツキ作曲のホルン協奏曲『ヴィンターライゼ』の日本初演です。
第665回定期演奏会 Aシリーズ
6/25 (水)19:00
会場:東京文化会館
指揮:クシシトフ・ペンデレツキ
ホルン:ラドヴァン・ヴラトコヴィチ
ペンデレツキ:弦楽のための小交響曲
ペンデレツキ:ホルン協奏曲『ヴィンターライゼ』(日本初演)
メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調『スコットランド』 op.56
お問い合わせ:都響ガイド 03-3822-0727
(月~金: 10 ~ 19 時、土: 10 ~ 17 時、日・祝:休み)
※演奏会開催日は営業時間変更の場合有り
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昨日(6月23日)午後、「ピアニストの為の室内楽ワークショップ」第2回目を開催致しました。
”シューマンのアダージョとアレグロ 作品70”をテーマに、チェロとホルンの2つの楽器と実際に合わせる体験を通して、弦楽器との合わせと管楽器との合わせに際してピアニストが注意すべき点を知ることを目的とする全員参加型のワークショップでした。
6月6日に第1回目のチェロ編を開催。昨日(6月23日)はホルン編でした。
昨日は、まず、講師の藤田朗子さんから、”ホルンとのアンサンブルの場合の注意点”の講義があり、続いて、ホルン講師の松坂隼さんと藤田朗子さんのお2人の模範演奏。休憩後、受講者の方々に、松坂隼さんとの合わせ体験をしていただきました。
合わせは、”アダージョからアレグロの最初の部分まで”を3名、”アレグロ部分全部”を3名という形。前回とは違う部分を合わせていただきましたので、受講者の方は、6日と23日で、全曲分の合わせ体験をされたことになります。
受講者の方々は、前回のワークショップの際の注意を良く守って練習されたようで、上達されていました。
アダージョ部分に関しては、前回の注意が効いて、部分完結型の演奏が減りましたが、アダージョ全体の流れを考えて曲を進めるところには至らなかったことは残念です。松坂さんからの「自分で歌ってみれば、音楽の流れがわかる」というアドバイス、とても良い点を突いていると思います。ピアニストは、機械的に指を動かしてしまい勝ちですが、常に音楽の流れを考えなければならないと、改めて思いました。
アレグロ部分も、前回の注意が効いて、ペダルを薄くしている方が多く、クリアに聞こえました。しかしながら、アレグロ冒頭部分の3連の刻みは、ホルンの方がチェロに比べてリズミックなので、ピアニストの3連の揺れが、チェロの時より気になりました。ここで松坂さんから出たのは、「息を吸って弾いて下さい」という、ピアニストには”痛い”お言葉。う~む・・・。ピアノは息を吸わなくても音が出ますが、音楽するには、”息を吸い、歌って音楽の流れを知ること”は、不可欠です。
松坂さん、実は、ピアノもお上手なのです。学生時代には、ピアニストにも難しい、この”シューマンのアダージョとアレグロ 作品70”のピアノパートが弾けた(今は、弾けないとのことですが。)そうです!そんな松坂さんですから、ピアニストの弱点も良~くおわかり。適切なアドバイスがいただけました。
チェロ編・ホルン編を通して指導して下さった藤田朗子さん、限られた時間の中ではありましたが、それぞれの受講者に合わせた的確な指導をされたのには感心致しました。(1回当たりの時間が、2時間半あれば良かったかなと思いました。)
今回は、ホルンという楽器の性質上、模範演奏を最初に致しましたが、お二人の講師の演奏、素晴らしかったです。ホルンという楽器は、壁に音を当てて空間全体を響かせる楽器ですので、もう少し大きな空間で聴ければ理想的でしたが。
*松坂さんは、6月26日に行われる”ラドヴァン・ヴラトコヴィチ公開講座&ミニコンサート”の公開講座に受講者として参加され、この”シューマンのアダージョとアレグロ”を演奏されます。
”コンセール・パリ・トーキョウ 室内楽講座 vol.1”
「ピアニストの為の室内楽ワークショップ」
6月6日・6月23日 14時~16時
会場:ヤマテピアノ(井の頭線・池の上駅下車徒歩2分)
講師:藤田朗子(パリ国立高等音楽院伴奏科卒業、同音楽院室内楽科大学院課程卒業)
講師:小峯晋(チェロ 東京芸術大学卒業、国立ベルリン芸術大学・同大学大学院卒業)6月6日のみ
講師:松坂隼(ホルン 読売日本交響楽団ホルン奏者)6月23日のみ
詳細は下記サイトをご覧下さい。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/
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一昨日(6月20日)、「ハ音記号攻略講座」と「ホルン解体新書 移調楽器としてのホルン」開催致しました。
「ハ音記号攻略講座」には6名の方が、「ホルン解体新書 移調楽器としてのホルン」には13名の方が参加されました。ご参加下さった方々には、心からお礼申し上げます。
「ハ音記号攻略講座」は、”シューマンのアダージョとアレグロ”のチェロ譜に使われているテノール記号の読み方を実習する講座でした。
参加者は、ピアニストの方が多かったと思うのですが、ハ音記号、皆さま、良く読めていました。私は、自分を基準にして、資料は初歩的なものしか用意しなかったのですが、もう少し難しくても良かったようです。(自分を基準にしては、いけませんね・・・。)
講師の小峯さんが用意して下さった”シューマンのアダージョとアレグロ”のチェロ譜の穴あき聴音、こちらは、難しかったようです。
「ホルン解体新書 移調楽器としてのホルン」は、”移調楽器”というものについての説明、ホルンが inF で書かれるようになった経緯、実際にホルン譜を読む場合の注意点といった内容の講義ででした。”替え管”を差し替えて使う”無弁ホルン(ナチュラルホルン)”を使っての倍音の説明もあり、興味深い内容でした。
この2つの講座には、九州からご参加の方がいらっしゃいました!遠くからご参加下さる方がいらっしゃったこと、とても嬉しく思いました。
コンセール・パリ・トーキョウ 室内楽講座 vol.2
「ハ音記号攻略講座」
6月20日(金)14時~14時45分
会場:ヤマテピアノ(井の頭線・池の上駅下車徒歩2分)
講師:小峯晋(チェロ 東京芸術大学卒業、国立ベルリン芸術大学・同大学大学院卒業)
コンセール・パリ・トーキョウ 室内楽講座 vol.3
「ホルン解体新書 移調楽器としてのホルン」
6月20日(金)15時~16時30分
会場:ヤマテピアノ(井の頭線・池の上駅下車徒歩2分)
講師:野瀬徹(読売日本交響楽団ホルン奏者)
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一昨日(6月18日)の「”TANTOクラシック!”公開録画(6月19日)」の記事に、”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”の指揮者コンクールのことを書きましたが、その指揮者コンクールのシーンに出演していた”プラハ放送交響楽団”の来日公演があるようですね。指揮は、ウラディミール・ヴァーレク。フジテレビのイベント案内に載っていました。
”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”で、上手な演技を見せたホルン奏者の方も来日されるようです。”ならば、あの時のプロが再現されるのか!”と興味津々でプログラムを調べましたが、そういう訳ではありませんでした・・・。
東京での2回の公演プログラムは、所謂、三大シンフォニーに、”のだめ”で有名になった”ベト7”とスメタナの”モルダウ”、そして、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を加えたもの。ソリストは、スタニスラフ・ブーニン。何故か、ブーニンの独奏によるベートーヴェンのピアノソナタ 第8番「悲愴」も、プログラムに入っています。「悲愴」は、”のだめ”に出てきた曲なんでしょうか?
既に、6月27日のサントリーホールでの公演(ピアノ入り)は、全席完売。6月25日の東京芸術劇場での公演も、残席は少なくなっているようです。”のだめ”人気は、相変わらずスゴイですね。
公演の詳細は、下記のサイトをご覧下さい。
http://wwwz.fujitv.co.jp/events/classics/prague/index.html
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先日、ピアニストのヴィンチェンツォ・スカレーラさんについての記事を書き、ふと気になって、昨年、スカレーラさんと共演された佐野成宏さんのコンサート日程を調べてみました。そうしたら、出てきたのが、明日の東京文化会館でのレクチャーコンサートでした。
今年(2008-2009シーズン)の東京文化会館のレクチャーコンサートのテーマは、「激動の時代と音楽」。明日(6月20日が、第1回目で、ナビゲーター&テノールは、佐野成宏さん。でも、チケットは完売とのことです・・・。
レクチャーコンサート「激動の時代と音楽」
第1回「イタリア・スペイン編」
日程 2008年6月20日(金) 19:00開演
会場 東京文化会館小ホール
出演 ナビゲーター&テノール:佐野成宏
ピアノ:ラッファエレ・コルテージ
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明日(6月20日)午後7時よりBShiで、クラシックミステリー”名曲探偵アマデウス”の第10回分放映があります。タイトルは、”シューマン 「こどもの情景」~ピアニスト刑事(デカ)、危機一髪~”。演奏は仲道郁代さん。
番組サイトに依ると、撮影が迫っているのに、この曲に限って弾けないくなってしまう女優さんが依頼人とか!
この事件、私にとって、”名曲探偵アマデウス始まって以来の興味深い事件になりそうだな!”
私、ドラマのピアノ指導をしたことがあります。「フジ子・ヘミングの軌跡」の際に、沢山の曲の指導をしましたが、その中に「こどもの情景」の中の”トロイメライ”が入っていたので、とてもとても興味深いのです。
”名曲探偵アマデウス”では、どういった展開になるのか解りませんが、この”トロイメライ”、耳には心地良く響くけれど、手強い曲。弾くのは、なかなかに大変な曲なのです。フジ子・ヘミング役をされた菅野美穂さん、確か18曲お弾きになりましたが、その中で最も苦労された曲だったと思います。
「フジ子・ヘミングの軌跡」のピアノ指導を担当した時のことも含めて書いた音楽コラム「トロイメライ(ロベルト・シューマン)」を、下記のコンセール・パリ・トーキョウのサイトの”音楽コラム「ミュージックシーン」”に載せておりますので、良かったらご覧下さい。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/
BSHi 6月20日 金曜 午後7時00分
事件ファイル#10
シューマン 「こどもの情景」~ピアニスト刑事(デカ)、危機一髪~
ピアノ:仲道郁代
再放送は、BS2 6月22日(日)午後11時00分から、BSHi 6月24日(火)午前8時00分からです。
番組のホームページは、こちらです。
http://www.nhk.or.jp/amadeus/index.html
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明日(6月19日)、”TANTOクラシック!”の公開録画が行われます。オケは読響、指揮は金聖響です。
プログラムには、ラヴェルの”亡き王女のためのパヴァーヌ”が入っています。ホルンのメロディーの美しいこの曲は、私の大好きな曲。”のだめ”のコミック版には、この曲が千秋先輩の受けるコンクールの曲として、とても面白く描かれておりました。ですので、お正月の”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”では、このシーンを楽しみにしていたのですが、この曲はカットでした・・・。この曲無しで、首席ホルン奏者を怒らせるストーリー展開は有り得ないって、私は思いますが。
当時のフランスのホルンの音をイメージして書かれているラヴェルの”亡き王女のためのパヴァーヌ”のホルンパート、ホルン吹き泣かせと言われていますが、本当に美しいのです。
”TANTOクラシック!”公開録画
2008年6月19日(木)18時45分開演
すみだトリフォニーホール
指揮:金聖響
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
レスピーギ/交響詩〈ローマの松 他
*観覧募集は終了しています。
”TANTOクラシック!”のサイトは、こちらです。
↓
http://www.ntv.co.jp/tanto/
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6月20日に開講する2つの講座の内、「ホルン解体新書 移調楽器としてのホルン」は定員に達しましたので、聴講のお申し込みを締め切りました。
「ハ音記号攻略講座」には、あと2名分の空きがございますので、聴講をご希望の方は、下記のアドレス宛にメールをお送り下さい。paris_tokyo97@hotmail.com
講座詳細につきましては、下記のコンセール・パリ・トーキョウのサイトをご覧下さい。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/
コンセール・パリ・トーキョウ
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私が、”譜めくり動作”に見惚れたのは、ヴィンチェンツォ・スカレーラ(Vincenzo Scalera)さん。
昨年6月に、テノールのテノール歌手佐野成宏さんとバリトン歌手の堀内康雄さんのコンサートに行き、初めてヴィンチェンツォ・スカレーラさんの演奏に接しました。素晴らしい演奏に聴き惚れ、そして、”譜めくり動作”に見惚れたのです。
佐野成宏さんと堀内康雄さんの歌とスカレーラさんのピアノ、本当に素晴らしかったのです。初めて耳にしたスカレーラさんのピアノは、これぞプロフェッショナルという上手さ!そして、常に歌手の方を立て、一歩退いた落ち着きの有る態度にも感服しました。
スカレーラさんの場合は、楽譜を製本され、セルフ譜めくりをされますが、ゆっくりの曲はゆっくり、速い曲は速く、それはそれは魅力的なタイミングで譜めくりされるのです。”譜めくりまで含めて音楽”でした。
あまりに感動したので、その後、お話しする機会を得た時、「是非、また演奏を聴かせていただきたいので、来日時期を教えて下さい。」と申し上げました。「2008年6月に来ますよ。」とおっしゃっていたので、調べてみたところ、紀尾井ホールで福井敬さんと共演されるコンサートを発見!うかがえれば良いなと思っております。
第85回 グローバルクラシックコンサート
6月26日(木)19:00
紀尾井ホール
福井 敬(Ten),ヴィンチェンツォ・スカレーラ(Pf)
詳細は、下記サイトをご覧下さい。
http://www.kioi-hall.or.jp/
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先日、久々に譜めくり体験をしました。コンセール・パリ・トーキョウ主催の「ピアニストの為の室内楽ワークショップ」の時です。曲は、シューマンのアダージョとアレグロ 作品70。
このところ、譜めくりに関する記事を沢山書き、譜めくりの役割について考えていたので、「さてさて、私はどんな風に譜めくりしているのかな?」と、自己分析しつつ、譜めくりしました。
今回の楽譜は、殆ど新品でした。新品の楽譜は、自然に閉じてしまうことがあるので、しっかり最後まで譜めくりすることが肝要。使い込んだ楽譜は”開いているクセ”がついているので、適当にめくっても開いていますが、新品は、そうはいきませんので。
自分がやっていたことを分析してみると、こんなことをしていたように思います。
↓
*譜めくり箇所近くに左手が低音域を弾く部分があるか、確かめる。ある場合は、それを過ぎてから、譜めくり動作に入る。それが無理な時は、極力邪魔にならない場所に立つ。譜めくりが邪魔な場所に突っ立っていると、左手を弾き損なう場合があるので。
(私、左手の跳躍の時に、譜めくりストさんのお腹をぶん殴っちゃったことがあります・・・。)
*ピアニストが早くめくって欲しい箇所もあるので、少し余裕を持って譜めくり動作に入る。
*楽譜を少し返すようにして持ち、ピアニストがサインを出したら、少し早くてもめくってしまう。
*サインがなければ、ピアニストの目線を見ながらめくる。
*めくったら、楽譜が閉じてこないように手で直す。その時に、ピアニストが見ている部分を手で隠さないようにする。
譜めくりをする手は”左手”ですが、友人と話をしていたら、右手で譜めくりされる方があるとか!?身体がピアニストに近付かないようにするのが原則なので、”左手”を使います。邪魔にならないようにという観点から、腕はなるべく伸ばすようにします。ヒラヒラ広がっている袖は最悪。ピアニストの視界を遮る可能性があるので。
自己分析した結果、私の場合は、自分を基準として、”自分が弾いている時に弾き易い状態”を作ることを心掛けていることがわかりました。
私の場合、譜めくりの方がなかなか立って下さらないと、「まだ立ってくれない、楽譜読めているんだろうか???」という不安に苛まれましたので、初めての方の譜めくりをする時は、”忘れていないよ。”ということをアピールする為に、少し早めに立ち上がって、譜めくり動作に入るようにしています。
でも、好みは人それぞれ。譜めくりが早く立つのを鬱陶しいと思うピアニストもいらっしゃるとも思いますので、譜めくりをする時には、好みのタイミングを知る為に練習にお付き合いする必要があります。親しい友人であっても、譜めくりとしての相性が良いとは限りませんので。
先日の講師を務めて下さった藤田朗子さんは、安定感のあるピアニストなので、どんな譜めくりがついても問題ないと思いますが、久々に譜めくりをしてみて、ピアニストと譜めくりって、面白い人間関係だと実感しました。ピアノを持ち歩くピアニストはいらっしゃいますが、譜めくりさんを連れて歩くピアニストっていらっしゃるのでしょうか?
譜めくりの方を使わず、ご自分で譜めくり出来るように楽譜を製本するピアニストの方、いらっしゃいますよね。私、このセルフ譜めくりをされるピアニストの”譜めくり動作”に見惚れたことがあります。そのお話は、後日・・・。
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このところ、リーズ・ドゥ・ラ・サール(Lise de la Salle)での検索でこちらにおいでの方が多くなっておりますので、彼女の公式サイトをご案内致しましょう。
http://www.lisedelasalle.com/index.html
公式サイトのトップページから、プロコのロメジュリの中の”モンタギュー家とキャピュレット家”の演奏ビデオが見られます。
sergey prokofiev six pieces from Romeo & Juliet op.75
"The Montagues and Capulets"
美しく可愛いリーズさんですが、演奏は骨太で存在感あり!密度のある連打音の醸し出す緊迫感に、身が震える思いがします。バレエの場面が目に浮かぶ名演です。
アンリ・デュティユーの奥様のピアニスト、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ=デュティユーさんをして、「この才能の前には誰もがひれ伏さずにはおられない」と言わしめたリーズさん、素晴らしい才能の持ち主です。
この”モンタギュー家とキャピュレット家”、最近聴いたなと思ったら、「のだめカンタービレ」の中で使われていたんですね!”のだめ”ちゃんが通っていることになっているパリ国立高等音楽院(CNSM)の超優等生、リーズ・ドゥ・ラ・サールさんの演奏する”モンタギュー家とキャピュレット家”、是非、お聴き下さい。
リーズ・ドゥ・ラ・サールに関して書いた記事は、”最新の記事”から消えてしまっておりますが、彼女の日程は、6月5日に書きました”リーズ・ドゥ・ラ・サール来日日程(6月8日~6月15日)”をご覧下さい。
残る公演は6月15日のみ。
6月15日/東京藝術大学奏楽堂
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:フィリップ・ヘレヴェッヘ
モーツァルト ピアノ協奏曲 第20番
日程詳細は、下記のサイトをご覧下さい。
http://www.nikkyo.jp/index.html
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明日(6月14日)&明後日(6月15日)、読響の演奏会が行われます。
指揮は、6月5日の定期演奏会、6月9日・10日の名曲シリーズ(サントリー&芸劇)に引き続いて、アレクサンドル・ラザレフ(Alexander Lazarev)。ピアノは、フランソワ・フレデリック・ギイ(Francois-Frederic GUY)。
ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲と、レスピーギの交響詩<ローマの祭リ>の入るプログラム、華やかです。
第101回芸劇マチネーシリーズ
6月14日(土) 午後2時開演 東京芸術劇場(池袋)
みなとみらいホリデー名曲シリーズ
6月15日(日) 午後2時開演 みなとみらいホール(横浜)
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
ピアノ : フランソワ・フレデリック・ギイ
ラフマニノフ : 幻想曲<岩>
ラフマニノフ : パガニーニの主題による狂詩曲
レスピーギ : 交響詩<ローマの祭リ>
コンサートの詳細については、下記サイトをご覧下さい。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/
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明日(6月13日)午後7時よりBShiで、クラシックミステリー”名曲探偵アマデウス”の第9回分放映があります。タイトルは、「ベートーベン ピアノ・ソナタ“月光”~ 狙われた花嫁 ~」。
第8回目の”名曲探偵アマデウス”「シベリウス“交響詩フィンランディア”~美酒は謎の味わい~」、録画しておいたものを先日見ました。”フィンランディア+福川伸陽”での検索で、こちらのブログにおいでの方がいらっしゃいましたが、金管分奏部分には、ホルンの方が福川さんを含めお2人出ていらっしゃいましたね。
明日は、ベートーベンのピアノ・ソナタ“月光”。演奏は仲道郁代さん。
これだけ有名な曲だと、却って実演を聴く機会は少なくなってしまいます。リサイタル等のプログラムに乗せるのは、ちょっと気後れするところがあるんだろうと思います。明日の仲道郁代さんの演奏、楽しみです。
BSHi 6月13日 金曜 午後7時00分
事件ファイル#9
ベートーベン「ピアノ・ソナタ“月光”」~ 狙われた花嫁 ~
ピアノ:仲道郁代
再放送は、BS2 6月15日(日)午後11時00分から、BSHi 6月17日(火)午前8時00分からです。
番組のホームページは、こちらです。
http://www.nhk.or.jp/amadeus/index.html
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昨日、13万アクセスを突破しました。
12万5千アクセス~13万アクセス(約3週間)は、クラシックミステリー”名曲探偵アマデウス”関連の記事、只今来日中のピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サール(Lise de la Salle)関連の記事へのアクセスが多かったです。
そして、いつものように、パリ・オペラ座チケット関連記事、パリ国立高等音楽院関連記事へのアクセスも結構ありました。
検索では、この期間、ニコラ・ドートリクール(Nicolas Dautricourt)が多かったようです。5月上旬にはギタリストと、5月下旬には”アンサンブル・フランセ”のメンバーとして来日したヴァイオリニストです。
”人気記事ランキング”を右サイドバーに、”検索フレーズランキング”を、左サイドバーの”サイト内検索”の下に置きましたので、そちらもご覧下さい。
今後共、よろしくお願い申し上げます。
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6月20日に、「ハ音記号攻略講座」と「ホルン解体新書 移調楽器としてのホルン」を開講致します。
この2つの講座は、6月6日と6月23日に開催する「ピアニストの為の室内楽ワークショップ」とリンクする講座ですが、ワークショップ受講者以外の方々にも、門戸を開放しております。
「ハ音記号攻略講座」にはあと3名分、「ホルン解体新書 移調楽器としてのホルン」にはあと1名分、空きがございますので、聴講をご希望の方は、下記のアドレス宛にメールをお送り下さい。
paris_tokyo97@hotmail.com
一般的に、ピアニストが室内楽をする際にネックとなるのは「ハ音記号やテノール記号で記譜されたの楽譜の読み方」と「移調楽器の楽譜の読み方」ですが、「ハ音記号攻略講座」と「ホルン解体新書 移調楽器としてのホルン」は、「ピアニストの為の室内楽ワークショップ」でテーマとして取り上げる”シューマンのアダージョとアレグロ 作品70”のチェロ譜・ホルン譜を読めるようになることに、目的を絞っております。
ホルン譜について、ピアニストの側からは、”何故、in F で記譜されるの?”という疑問が浮上する筈。その疑問を解く為には、楽器の成り立ちを知る必要がある。という訳で、ホルンの歴史から説き起こしますので、昔のホルン、”ナチュラルホルン”も登場します!また、ピアニストが見過ごし勝ちな”倍音”についての説明も入ります。
”コンセール・パリ・トーキョウ室内楽講座 vol.2”
「ハ音記号攻略講座」
6月20日(金)14時~14時45分
会場:ヤマテピアノ(井の頭線・池の上駅下車徒歩2分)
講師:小峯晋(チェロ 東京芸術大学卒業、国立ベルリン芸術大学・同大学大学院卒業)
〔教材〕Schumann: Adagio und Allegro op.70 のスコア譜・チェロ譜
”コンセール・パリ・トーキョウ 室内楽講座 vol.3”
「ホルン解体新書 移調楽器としてのホルン」
6月20日(金)15時~16時30分
会場:ヤマテピアノ(井の頭線・池の上駅下車徒歩2分)
講師:野瀬徹(読売日本交響楽団ホルン奏者)
〔教材〕〕Schumann: Adagio und Allegro op.70 のスコア譜・ホルン譜
詳細は、下記のコンセール・パリ・トーキョウのサイトをご覧下さい。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/
*教材に致します”シューマンのアダージョとアレグロ 作品70”の楽譜は、聴講者の方々に、ご自身でご用意いただくことにしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
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”つの笛集団10回記念スペシャルキャンプ”が、8月15日から17日にかけて行われます。ベルリン・フィル首席ホルン奏者のシュテファン・ドールさんが、講師として特別参加されます。
スペシャルゲスト、シュテファン・ドール氏の特別講座は、”9名の個人レッスン+3名の公開マスタークラス”とのことですが、応募者多数の為、既に締め切られたとのことです。この公開マスタークラス、キャンプ参加者は聴講が出来るそうです。
詳細は、下記の”つの笛集団”公式サイトをご覧下さい。
http://www.tsunobue.net/
*サイトから、キャンプ申し込みが出来ます。
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本日(6月10日)、読響の演奏会が行われます。指揮は、6月5日の定期演奏会に引き続いて、アレクサンドル・ラザレフ。(昨日も同プロのコンサートが行われました。)
6月5日に行われたオール・チャイコフスキー・プロの定期演奏会、素晴らしい演奏に、ブラボーの声が沢山掛かりました。ラザレフさん、拍手に応えて舞台に戻っておいでの時、ご自分も拍手しながら出ていらっしゃるんですね。袖に戻る時は、出入り口の上(サントリーホールでしたので)の観客に手を振り、指揮台の上で拍手に応える時は投げキス。熱い演奏そのままのお人柄のようです。
本日のプログラムは、ドヴォルザーク、プロコフィエフ、ボロディンです。
第151回芸劇名曲コンサート
6月10日(火) 午後7時開演 東京芸術劇場(池袋)
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
ドヴォルザーク : 交響詩<真昼の魔女>
プロコフィエフ : 交響的物語<ピーターと狼>
ボロディン : 交響曲第2番
コンサートの詳細については、下記サイトをご覧下さい。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/
*昨日(5月9日)、同プロのコンサートがサントリーホールで行われました。
第503回名曲コンサート
6月9日(月)午後7時開演 サントリーホール(赤坂)
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
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世田谷代田駅近くにある、私の大好きなカフェ”ボンデュシュッドゥ”が、1周年を迎えました!
一周年記念イベントの初日にあたる6月5日にお店にうかがって、キッシュと紅茶をいただき、紅茶フレーバーのクッキーを購入致しました。
特製マグカップのプレゼント、嬉しかったです。(まだ、包みを開けておりませんが。)
出窓のところにティーカップを置いてみました。夕方だったので、窓越しに見える大きな木にはイリュミネーションがキラキラして、都会の中とは思えない雰囲気です。
一周年記念イベント中は今日(6月8日)まで。期間中は、1日限定50個のフルーツロールケーキがいただけます!
”ボンデュシュッドゥ(VENT DU SUD)”のサイトはこちらです。
http://www.ventdusud.shop-site.jp/11.html
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昨日(6月6日)午後、「ピアニストの為の室内楽ワークショップ」を開催致しました。
”シューマンのアダージョとアレグロ 作品70”をテーマに、チェロとホルンの2つの楽器と実際に合わせる体験を通して、弦楽器との合わせと管楽器との合わせに際してピアニストが注意すべき点を知ることを目的とする全員参加型のワークショップです。
昨日は、チェロとの合わせ体験をしていただく日でした。初回でしたので、まず、講師の藤田朗子さんから、”曲のアナリーゼ”と、”チェロとのアンサンブルの場合の注意点”の講義がありました。それから、チェロの講師の小峯晋さんと受講者の合わせ、最後に、講師のお2人による模範演奏という内容でした。
合わせは、”アダージョからアレグロの中間部まで”を3名、”アレグロ部分全部”を3名という形で体験していただきました(全く初めての方との合わせだったので、受講者の方はドキドキだったと思いますが、皆さん、頑張っておられました。)。主な問題点は、アダージョ部分は”旋律の受け渡し”、アレグロ部分は”テンポ及びリズムの正確さ”と”音量コントロール”だったでしょうか。
アレグロ部分は、極単純に言って、技術的に難しい。きちんと弾くこと自体が難しいのです。音も多いので、”f だから強く!”と思ってピアニストが弾いてしまうと、チェロの音は吹っ飛んでしまいます。でも、余裕が無いと、相手の音量にあわせて、その場で自分の弾き方をコントロールするのは難しいですよね・・・。
第2回目(6月23日)はホルンとの合わせですが、ホルンの方が、チェロより音量が出るので、音量コントロールに関して、ピアニストは少し楽になると思います。
アダージョ部分は、美しい旋律が連なっています。一つ一つの旋律を見つめて、”歌いたい!”という思いを精一杯込めて歌い切ってしまうと、それぞれの旋律が自己完結してしまい、次に出てくる相手の旋律への働きかけにならないところが、最も大きな問題点のように思いました。部分部分ではなく、”アダージョ全体をどう演奏するか”というビジョンを持ち、そのビジョンに沿って、音楽を進めていくことが必要と感じました。
2時間のワークショップの最後の講師お2人による模範演奏、さすがでした!
”コンセール・パリ・トーキョウ 室内楽講座 vol.1”
「ピアニストの為の室内楽ワークショップ」
6月6日・6月23日 14時~16時
会場:ヤマテピアノ(井の頭線・池の上駅下車徒歩2分)
講師:藤田朗子(パリ国立高等音楽院伴奏科卒業、同音楽院室内楽科大学院課程卒業)
講師:小峯晋(チェロ 東京芸術大学卒業、国立ベルリン芸術大学・同大学大学院卒業)6月6日のみ
講師:松坂隼(ホルン 読売日本交響楽団ホルン奏者)6月23日のみ
詳細は下記サイトをご覧下さい。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/
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明後日(6月8日)14:00~18:00のNHK-FM”サンデークラシックワイド”に、評論家の真嶋雄大さんが出演されます。
モーツァルトの歌劇「後宮からの誘拐」と、気鋭のピアニスト、ラルス・フォークトが弾くモーツァルトのピアノソナタ等の演奏を、真嶋さんのお話と共にお楽しみ下さい。
「後宮からの誘拐」といえば、イスラム教が連想されます。先日、真嶋さんとイスラム教のお話をしながらお食事をしたことを思い出しつつ、この記事を書いております。”ラマダンはOK”とおっしゃっていた真嶋さんですが、ワイン大好きの真嶋さん、アルコール禁止はキビシイのでは?
サンデークラシックワイド -海外オペラアワー-
チャンネル :FM
放送日 :2008年 6月 8日(日)
放送時間 :午後2:00~午後6:00(240分)
*曲目詳細は、下記サイトに載っております。
http://cgi2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-06-08&ch=07&eid=74
真嶋雄大さんのブログ”ホッとブログ”は、こちらです。
http://hotlife.net/hotblog/user/yudai417/yudai417.php
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今日(6月6日)午後7時よりBShiで、クラシックミステリー”名曲探偵アマデウス”の第8回分放映があります。タイトルは、「シベリウス“交響詩フィンランディア”~美酒は謎の味わい~」。
”名曲探偵アマデウス”は、5月16日に放映された第7回目の「モーツァルト”ピアノ協奏曲 第20番”~悪魔のようなアイツ~」の後は、ずっと再放送分の放映でしたので、これが久々の新作。楽しみです!
BSHi 6月6日(金)午後7時00分
事件ファイル#8
「シベリウス“交響詩フィンランディア”~美酒は謎の味わい~」
再放送は、BS2 6月8日(日)午後11時00分からです。
番組のホームページは、こちらです。
http://www.nhk.or.jp/amadeus/index.html
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明日のワークショップ会場となるスタジオは土足禁止ですが、ピアノの近くの絨毯の上のみ、靴OKです。
一旦、スリッパに履き替えてスタジオに入っていただき、チェロとの合わせの時に靴に履き替えていただく形になりますので、演奏の際の靴は、脱ぎ履きのし易いものをご用意下さい。
お手数をお掛けしますが、よろしくお願い申し上げます。
コンセール・パリ・トーキョウ
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明日(6月6日)、「ピアニストの為の室内楽ワークショップ」を開催致します。
ワークショップは14時~16時、開場時間は13時半予定です。
会場のヤマテピアノは、井の頭線・池の上駅下車徒歩2分。ホームから見えますので、お迷いになることはないと思います。
ヤマテピアノ Tel:03-3411-0745
ご来場、お待ちしております。
コンセール・パリ・トーキョウ
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”リーズ・ドゥ・ラ・サール(Lise de la Salle)”での検索で、このブログにおいでの方が増えておりますので、彼女の来日日程をこちらに載せます。
リーズ・ドゥ・ラ・サール(Lise de la Salle)は、ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団と共に中国を演奏旅行中。6月3日・4日には北京で、6月6日には上海でコンサートをして、日本に入ります。6月8日が大阪でのコンサート。もうすぐですね!
6月8日/ザ・シンフォニーホール(大阪)
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:フィリップ・ヘレヴェッヘ
ピアノ:リーズ・ドゥ・ラ・サール
<オール・モーツァルト・プログラム>
歌劇「イドメネオ」序曲、ピアノ協奏曲第20番、交響曲第40番、交響曲第41番「ジュピター」
6月11日/保谷こもれびホール
リサイタル ベートーベン、シューマン
6月15日/東京藝術大学奏楽堂
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:フィリップ・ヘレヴェッヘ
ピアノ:リーズ・ドゥ・ラ・サール
<オール・モーツァルト・プログラム>
歌劇「イドメネオ」序曲、ピアノ協奏曲第20番、交響曲第40番、交響曲第41番「ジュピター」
日程詳細は、下記のサイトをご覧下さい。
http://www.nikkyo.jp/index.html
彼女が、ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団と共演する”モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番”は、先日、NHKBSのクラシックミステリー”名曲探偵アマデウス”で取り上げられた曲。是非、リーズ・ドゥ・ラ・サールの実演をお聴き下さい!
先ほど、自分で”サイト内検索をしてみたら、”リーズ・ドゥ・ラ・サール”に関する記事が27件もありました!CD情報も載せていますし、何だか、”リーズちゃん”ファンサイトみたいですね。
私、彼女の演奏、大好きです。私にとって、彼女は”友人のお嬢さん”ですので、母親のような気持ちで応援しているところもありますが、そういった個人的な気持ちを抜きにしても、彼女の演奏は素晴らしいと思っています。
下記のコンセール・パリ・トーキョウのサイトのインタビュー欄”インタビューBienvenue a Tokyo !”に、リーズ・ドゥ・ラ・サールのインタビュー記事を載せておりますので、そちらもご覧下さい。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/
*彼女のCDについては、左サイドバーの”CDリスト”をご覧下さい。
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明日(6月5日)、読響の定期演奏会が行われます。指揮はアレクサンドル・ラザレフで、オール・チャイコフスキー・プロ。
この6月、読響+ラザレフのコンサートは、この定期演奏会を含めて5回。定期演奏会はオール・チャイコフスキー・プロですが、その他のコンサートは、ドヴォルザーク、プロコフィエフ、ボロディン、ラフマニノフ、レスピーギと、バラエティに富んだプログラムです。
472回定期演奏会
6月5日(木) 午後7時開演 サントリーホール(赤坂)
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
<チャイコフスキー・プログラム>
チャイコフスキー : 幻想曲<テンペスト>
チャイコフスキー : 幻想序曲<ロメオとジュリエット>
チャイコフスキー : 交響曲第4番
コンサートの詳細については、下記サイトをご覧下さい。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/
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6月5日に、友人のピアニスト、花岡千春さんのリサイタルが行われます。
花岡さんは、日本人作曲家の作品や、日本であまり知られていないフランス人作曲家の作品を取り上げてコンサートをされていますが、今回のコンサートは石桁真礼生の作品を集めた室内楽の夕べ。
リサイタルが近いからでしょうか、このところ、花岡さんの著書の題名、「ピアノを弾くということ。―ピアニストは八百屋さん?」での検索が増えております。私は、昨年秋に、”読んでいます”とこのブログに書いたものの、まだ読み終えていないのですが、これを機会に読み進めようと思っております。
花岡千春リサイタルシリーズ「石桁真礼生 室内楽の夕べ」
6月5日(水)19:00開演(18:30開場)
東京文化会館小ホール
出演 花岡千春(Pf)、瀬山詠子(S)、小林美恵(Vn)、村井将(Vc)
【お問合せ】 新演奏家協会 03-3561-5012
*花岡千春さんの著書、「ピアノを弾くということ。―ピアニストは八百屋さん?」については、ブログ左サイドバーの”本リスト”をご覧下さい。
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先日、思わぬところで、”譜めくリスト”さんを見かけました。コンチェルトの時です。これ、かなり珍しいケースです。
5月25日に行われた都響のオールシューマンプロのコンサートでの”序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調 op.92”の時のことです。ピアニストはイリーナ・メジューエワ。
”序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調 op.92”は、ピアノとオーケストラの為の曲ですが、あまり演奏される機会はありませんので、譜めくり付きでの演奏となったのでしょう。
コンチェルトの譜めくりって、とってもやりにくいと思います。座る場所はピアニストとオケの間、そして、立ち上がれば、ピアニストと指揮者の間に入ってしまう。正に、居場所がないという感じ・・・。これだけは、絶対、やりたくないなと思いました。
このところ、”譜めくリスト”ネタを書いていましたので、私、最初”譜めくリスト”さんに注目していたのですが、次第に、”譜めくリスト”さんは私の意識の外に行ってしまいました。そう、上手に譜めくりをされていたからなんです。
面白いものですねぇ。譜めくりって、上手だと存在が消える役回りなんだと、この時つくづくと思いました。
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先日、神楽坂の”ジョルジュ・サンド”にうかがったのは、日本とフランスについて多くの本を書いておられるオーナーの吉村葉子さんにお会いしたかったからなんです。吉村さん、お店にいらっしゃったので、10年振り位の再会を果たしました。
以前、パリのミシュラン邸で、読響のホルン奏者によるホルンカルテットのコンサートをした時に、吉村さん、聴きに来て下さったんです。その2日後のテアトル・デ・シャンゼリゼでの読響のコンサートにも。
吉村さん、当時はパリにお住まいでした。その後もパリにお住まいと思っていたのですが、数年前に彼女の著書を手にとって、帰国されたことを知りました。でも、ご住所はわからず。で、ご連絡出来なかったのですが、4月にマリコ・コウガの設立10周年記念パーティーでハープを弾いて下さった福本しのぶさんのお話の中に、吉村さんのことが出てきたので、ビックリ!
しのぶちゃんが、”吉村さんのお店が神楽坂にある”と教えて下さったので、うかがったのです。
「久し振りの再会が果たせると良いな。」と、”ジョルジュ・サンド”の前に辿り着いた時は、期待でドキドキしてました。入口から厨房をのぞいたら、懐かしの吉村さんのお顔が!しのぶちゃんがメールで、私が行くかもしれないと知らせて下さっていたとのことで、私のことを直ぐにわかって下さり、パリでのコンサートに来て下さった時の話で盛り上がりました。
ところが、お会いした年代に関しては、2人の間に記憶のズレが・・・。コンサートの記録、調べてみなくっちゃ。
”ジョルジュ・サンド”2階のサロン・ド・テ、私には、とっても落ち着ける雰囲気でした。吉村さんは、”ジョルジュ・サンド”のサイトに「インテリアにも凝りました。」とお書きになっていますが、さり気ない凝り方が素敵です。
特に、洗面所のちょうど良い広さと明るさに、女性オーナーならではの心遣いを感じました。
私がランチの後のコーヒーを飲み終える頃に、階段の下から吉村さんとお客様の楽しそうな話し声が聞こえてきました。”きっと、常連さんがみえたのね。”と思って、階段の方を見たら、なんと、しのぶママ&しのぶちゃん&お友達!私、しのぶちゃんには「その内にうかがいたい。」としかお話ししていなかったので、お会いしたのは、全くの偶然!
帰るつもりだった私、結局、しのぶちゃん達のテーブルにお邪魔して、”ジョルジュ・サンド”という名前のサンドウィッチと、ケーキのお味見をさせていただくことに。自家製のパン・ドゥ・カンパーニュを使った3種のオープンサンド盛り合わせの”ジョルジュ・サンド”も、ほんのり温かいチョコレートケーキも、美味しかったです!
吉村葉子オフィシャルサイト
http://www.yokoyoshimura.com/index.html
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