二月大歌舞伎
2月25日に歌舞伎に参りました。二月大歌舞伎の千穐楽の日でした。(歌舞伎の千穐楽と、大相撲の千秋楽では、字が違う!)
この二月大歌舞伎、「歌舞伎座百二十年 初代松本白鸚二十七回忌追善」の公演でした。120年といえば、東京藝術大学が今年が創立120周年を迎えました。歌舞伎座が出来たのも、東京藝術大学の前身の東京音楽学校が創立されたのも、同じ頃なのですね。
夜の部に行ったのですが、時間の都合で、見たのは「熊谷陣屋」から。「熊谷陣屋」、私には重いお話で、観ていて辛くなってきてしまいました・・・。
最後の演目は、「春興鏡獅子」。「熊谷陣屋」とは打って変わって、華やかな雰囲気。登場した染五郎の初々しさ、見惚れてしまいました。小姓弥生姿で扇子を持って舞う姿は、本当に美しい!飾られている獅子の頭を手に舞う弥生に、獅子の精が乗り移ってしまうのですが、獅子の頭が勝手に蝶を追いかけるところが面白い。蝶は、黒子が操作するのですが、このやり方、確か、メトロポリタン歌劇場の「魔笛」に使われていましたね。
弥生が花道を引っ込むと、舞台後ろの襖が開き、お囃子の乗る台も左右に開き、その間から、赤の衣装の胡蝶が登場。この2人が可愛いのです。”和風イナバウアー”もある踊り、見事でした。
胡蝶の踊りの後で、染五郎が獅子の精になって花道から登場。後から、胡蝶はピンクの衣装になって現れ、3人での踊りとなり、最後は、獅子の精の勇壮な毛振り。華やかな舞台に満足して、歌舞伎座を後にしました。
この後、私は友人の”誕生日飲み会”に参りました。遅れての参加だったのですが、お店に着いた私に皆が、「新宿に居たんだって?」と訊くのです。「んん?」という私に、「だって、メールに書いてあったって聞いたけど。」って言うんです。「歌舞伎町じゃない!私、歌舞伎座に行ってたの!銀座から来たの。」と叫びましたが、私って、歌舞伎に行く雰囲気じゃないんでしょうか?あ~あ・・・。
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コメント
あの〜、実は。
私の両親も同じ日に歌舞伎座に行っておりました。
・・・みませんでした?(笑)
明日楽しみにしています〜
投稿: あした楽しみにしています | 2008年2月28日 (木) 20時05分