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2008年1月

2008年1月31日 (木)

”弦楽器”カテゴリー&”管楽器”カテゴリーを作りました。

一昨日、”弦楽器”カテゴリー&”管楽器”カテゴリーを作りました。

沢山の記事を書いているピアノ・フルート・ホルンのカテゴリーは、必要に迫られて作りましたが、それ以外の楽器のカテゴリーを作っていませんでしたので、記事の分類に困っていました。とはいえ、カテゴリーを作ると、最初からの記事を分類し直さなくてはならず、それは、結構な手間。”どうしよう・・・”と、ずっと悩んでいました。

個々の楽器のカテゴリーを作ることも考えましたが、取り敢えずは、”弦楽器”カテゴリーと”管楽器”カテゴリーの2つを作りました。それぞれ、但し書付きです。

*”弦楽器”には、ハープもギターも含めます。
*”管楽器”の場合は、個別カテゴリーのあるフルートと”ホルンを含めないことに致しました。

少し見易くなったと思います。

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2008年1月30日 (水)

♪”1年間連日更新”、達成しました!

毎日ブログを更新し、遂に1年になりました!

ブログを始めて1年目の日(2007年10月3日)に、それまでに、ブログをお休みした日を確認してみました。そうしたら、2006年はお休みした日が多かったのですが、2007年に入ってからのお休みは、”1月の3日間だけ”ということがわかりました。1月1日・1月16日&1月29日です。

「それじゃあ、1月29日まで毎日更新すれば、それで丸1年。1月30日には、”連日更新1周年”が祝えるんだ!」と思い、そこに一つの目標を置きました。

これまで、無理して記事を書いていた訳ではなく、毎日書きたいことがあり、楽しく更新して参りましたが、1月16日を過ぎてからは、”連日更新1年間”を意識してしまい、ちょっぴりプレッシャーでした。ですので、昨日、記事を書いて、ホッとしました。

連日更新が出来たということは、この1年間、元気だった証拠。本当に ありがたいことだと思っております。

読んで下さる方が増えていくことが励みになりました。音楽関係記事へのアクセスが増えていること、とても嬉しいですし、フランスやパリに関する情報が旅行関係サイトで取り上げられ、旅行される方のお役に立っていることも嬉しく思っています。

私は、継続することが不得意なタイプ。若い頃は、「継続は力なり」という言葉を信じていなかったのですが、年と共に、この言葉の重みがわかるようになりました。ですので、1年とはいえ、”継続”出来たことを、とっても嬉しく思っています。

今後共、よろしくお願い申し上げます。

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2008年1月29日 (火)

藝大定期 室内楽 第34回(2月7日&2月8日)

今年も、”藝大定期 室内楽”が行われる時期になりました。会場は、藝大構内の東京芸術大学奏楽堂。開演は、18:30なので、いらっしゃる方はお間違えのないように。昨年うかがった時、私は”開演7時”とばかり思っていたので、焦りました。

この”藝大定期 室内楽”2月7日と8日の2日間、開催されますが、第1夜はベートーヴェン、ニールセンの作品他、第2夜はドビュッシー、ライタの作品他が演奏されます。

藝大は母校ですし、実家の近くなのですが、なかなか訪れる機会がありません。でも、この”藝大定期 室内楽”には、行く予定です。私、若い方の演奏を聴くのは大好き。今年も、友人のお嬢さんにあたる阿部礼奈さん(フルート)の演奏を、特に楽しみにしております。

藝大定期 室内楽 第34回
第1夜 2月7日(木) 18:00開場 18:30開演
第2夜 2月8日(金) 18:00開場 18:30開演
会場 東京芸術大学奏楽堂(大学構内)
入場料 1,500円(全席自由)

曲目、演奏者については、下記のURLをご覧下さい。
http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/20080207.html

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2008年1月28日 (月)

”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”に出てきたお菓子”博多通りもん”

先日、福岡に行きました。1泊の旅でしたが、あまり遠出をしない私にとっては大旅行でした。

福岡では、藝大付属高校&藝大の同級生のフルーティストMさんに会い、一緒に夕食をいただきました。ずっと同じ学校だったけれど、落ち着いて話をしたのは、今回が初めてかも知れません。でも、同級生の近況の話や、知り合いのフルーティストの話等で盛り上がりました。学生時代からの友人って良いですね。何時会っても、身構えないで話が出来ますので。

080127_hakata_toorimon_1_2家族には、”お土産は、明太子ね。”と言って出掛けましたが、心密かに狙っていたのは”博多通りもん”。”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”の中で、パリ国立高等音楽院(CNSM)のピアノ教授が、「おまんじゅう、美味しい!もう一個。あと、もう一個ね!」と、”博多通りもん”を美味しそうに食べるシーンがあったので、興味を持ったのです。

080128_hakata_toorimon_2帰りに空港で試食したところ、確かに美味しかったので、買って参りました。明太子も、”博多通りもん”も、家族に好評でした!

博多通りもん”のお店、名月堂のサイトは、こちらです。
http://www.meigetsudo.co.jp/

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2008年1月27日 (日)

”チョコレートの季節”

今年も、”チョコレートの季節”がやってきましたね。デパートの広告は、殆どがチョコレート

10252112keitai_salon_de_chocolat昨年2月に作って、しばらくの間、サイドバーに掲示していた写真アルバム”チョコレートの季節”、今年も出してみましょうっと。パリや南仏のチョコレートの写真や、”サロン・デュ・ショコラ”の広告が載っています。

そういえば、今年も伊勢丹で”サロン・デュ・ショコラ”、やっていますね。調べたら、明日迄。行けませんが・・・。

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2008年1月26日 (土)

新国立劇場の”ボエーム”

新国立劇場の”ボエーム”、佐野成宏さんがロドルフォを演じるので、行きたいと思っていたのですが、今日で終わってしまいました・・・。
お正月の”第51回NHKニューイヤー・オペラコンサート”で、佐野成宏さんが歌われた“トスカ”からの“妙なる調和”、素晴らしかったので、同じプッチーニの”ボエーム”も観たいなと思ったのですが、いろいろな予定がある時期と重なり、残念ながら行けませんでした。

先日、偶然に、この”ボエーム”をご覧になった方とお話する機会を得たのですが、ロドルフォ役の佐野成宏さんとミミ役のマリア・バーヨさんとの”見た目バランス”も良く、”涙がぽろっと出る名演”だったと、うかがいました。

新国立劇場のサイトは、こちらです。

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寒い日の飲み物

寒い日の飲み物
私、寒いのは苦手です。寒い日でも太陽が出ていれば良いのですが、寒くて曇った日はダメ。気持ちが滅入ってしまいます。
そんな時は、温かくて甘い飲み物を飲むことにしています。不思議と元気になれるんです。
このところのお気に入りは、ごく普通の紅茶に“アールグレイ風味のシロップ漬けの氷砂糖”を入れたもの。この“アールグレイ風味のシロップ漬けの氷砂糖”、友人からのプレゼントなのですが、アールグレイの香りを加減出来るところが良いのです!
市販のアールグレイ紅茶、私には香りが強過ぎることがあるのですが、これでしたら、気分に依って、香りを濃くも淡くも出来ます。

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2008年1月25日 (金)

9万5千アクセス突破

数日前に、9万5千アクセス突破しました。
9万から9万5千アクセスまでにかかった期間は、約2週間。驚異的です!

最もアクセスが多かった記事は、「玉木宏さんがゲスト出演する読響のコンサート(3月30日)」です。これは、ごく当然と思います。”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”の後ですし。

2番目が「代役成功で注目を集めたピアニスト アンティ・シーララ」でした。これは、はっきり言って、意外でした。アンティ・シーララさんは、それほど知名度のあるピアニストではないので。アクセスが多かったのは、この記事が、1月9日 22:00更新の@niftyの”旬の話題ブログ”に取り上げられたからでしょう。”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”の第1夜での千秋真一の代役デビューのようなことが、実際にクラシック界で起こるということを書きましたので、話題性があったのでしょう。

3番目が、「1月15日読響(指揮:ヒュー・ウルフ、ピアノ:アンティ・シーララ)」。これは、アンティ・シーララさんが注目された為にアクセスが増えたものと思います。

4番目が、「”CNSM”と”パリのコンセルヴァトワール”の違いは?」です。この記事を書いたのは、9万アクセス突破前ですが、書いた直後から、かなりのアクセスがあり、反響に驚きました。総アクセス数は、「代役成功で注目を集めたピアニスト アンティ・シーララ」より多くなっています。フランスのことって、日本では知られていないんですね。興味をお持ちの方が多いようですので、そのうちに、フランスの音楽教育制度等について、もう少し詳しく書いてみたい思っています。

こんなにアクセスが多い時期がこれから続くとは思いませんが、沢山の方が読んで下さっていること、とても嬉しいです。

これからも、よろしくお願い申し上げます。

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2008年1月24日 (木)

初春花形歌舞伎 ”通し狂言 雷神不動北山櫻” 

昨日(1月23日)、雪の降る中、新橋演舞場に行き、初春花形歌舞伎 ”通し狂言 雷神不動北山櫻”を観て参りました。”市川海老蔵五役相勤め申し候”とあるように、市川海老蔵鳴神上人、粂寺弾正、早雲王子安倍清行不動明王の五役を勤める話題公演。私は、不動明王の空中浮遊に大変興味がありました。

080123_kabuki_enbujoh新橋演舞場に行くのは久し振りでした。新春公演の為、外から見ても、とても華やかでした。
この”通し狂言 雷神不動北山櫻”は、成田山開基1070年を記念して行われるものとあって、2階のロビーでは、開基1070年記念の成田山新勝寺の出開帳が行われていましたし、成田山関係のお客様も多かったようです。

私の席は2階だったのですが、歌舞伎座より床の傾斜がある為、舞台が見易く、また、花道の様子が見られるモニターテレビが舞台左手の2階席脇に設置されていたので、無理に首を伸ばさずに済みました。

有名な「毛抜」「鳴神」は、この”雷神不動北山櫻”の一幕だったんですね、知りませんでした。私は、歌舞伎を見ると、いつも、引き抜きを始めとする”鮮やかな変身術”に驚かされるのですが、「鳴神」の終わりの変身には、本当にビックリしました。坊さん達の列で隠されている間に、鳴神上人が髪をきれいに纏めた白塗りの顔から、髪を振り乱した隈取りのある顔に変わるのですから。勿論、衣装もすっかり変わっています。歌舞伎って、人の心を捉える素晴らしい演劇だと思いました。

期待していた不動明王の空中浮遊は、期待が大き過ぎたせいか、それほどの迫力を感じませんでしたが、新しいことに挑戦する海老蔵さんの姿勢に拍手!

この公演、1月27日迄です。

新橋演舞場のページは、こちらです。
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/

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2008年1月23日 (水)

コミック”のだめカンタービレ 第10巻”

先日、家の片付けをしたら、コミック”のだめカンタービレ”が3冊出てきました。出てきたのは、第10巻、第11巻と、第14巻。フランス留学編です。

昨日、第10巻の初めの方を読み返してみました。フランス語学習の場面、初めて読んだ時に大笑いした記憶がありますが、やっぱり、可笑しい!またまた笑ってしまいました。
でも、アニメで外国語を覚えるって、良いアイデアですね!

のだめカンタービレ”、買ったのは3冊だけではなかった筈。本類の整理を進めると、もう少し出てくると思いますので、それを楽しみに、片付けを進めるつもりです。

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2008年1月22日 (火)

3月29日”読売日響春休みふれあいコンサート”のチケット電話注文

3月29日”読売日響春休みふれあいコンサート”のチケットは、読響チケットセンターでは扱っていないそうです。

「電話注文の場合は、どこに電話するのですか?」と訊ねたところ、東京芸術劇場のチケットセンターの番号を教えて下さいました。
東京芸術劇場チケットセンター:03-5985-1707

”みらいの大人と昔こどもだった大人のために”というサブタイトルが付いているので、このコンサートは、通常のコンサートより年齢制限が緩やかなのだろうと思ったのですが、そういう訳ではなく、通常のコンサートと同じく、未就学児は入場出来ないそうです。

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3月29日 読売日響春休みふれあいコンサート

玉木宏さんがゲスト出演する読響のコンサート(3月30日)”という記事を1月10日に書いた時に、このコンサートと殆ど同じ構成のコンサートが3月29日に東京芸術劇場で行われると書きました。その情報を、一般発売前に載せるつもりでおりましたが、1日遅れてしまいました・・・。

3月29日に行われる”読売日響春休みふれあいコンサート ―みらいの大人と昔こどもだった大人のために―”は、1月21日(昨日)より一般発売が開始されました。
先ほど、読響サイトに行きましたところ、”チケット購入はこちらから”というボタンをクリックすると、楽天のチケット予約サイトに行くようになっていました。そちらに依りますと、S席(3500円)は、既に売り切れになっていました。A席(2500円)は、まだ大丈夫そうです。

3月29日のコンサートには、玉木宏さんのゲスト出演は無く、桑山眞由佳さんという中学1年生の方が出演され、自作のオーケストラとピアノの為の曲「ピアノとオーケストラのためのカプリス」のピアノを演奏されます。

親しみやすい曲を並べたプログラムの中に、ジョリヴェのフルート協奏曲が入るという面白い構成のコンサートです。
のだめカンタービレ”が無ければ、”ジョリベ”という作曲家の名前を知っているのは、クラシックファンだけだったと思います。音大に通っていても、”ジョリベ”の作品を勉強する方は少ないですし、また、聴く機会も少なく、決して有名な作曲家とは言えないのですが、”のめカンタービレ”に”ジョリベ”の「打楽器と管弦楽のための協奏曲」が出てきた為に、”ジョリベ”という作曲家の名前が多くの方に知られることとなりました。
「どんな曲だろう?」と興味を持たれ、「聴いてみたいな。」と思われる方も多いのではないでしょうか?

読売日響春休みふれあいコンサート
―みらいの大人と昔こどもだった大人のために―
3月29日(土) 午後2時開演 東京芸術劇場大ホール

指揮:上野正博
ナビゲーター:池上 彰 (ジャーナリスト)
ナビゲーター:井上富美子(声優)
フルート: 上野 由恵(第2回東京音楽コンクール「木管部門」第1位)
ピアノ&作曲:桑山 眞由佳(中学1年生・ヤマハジュニア専門コース研究クラス)

シャブリエ:楽しい行進曲
ビゼー:「カルメン」前奏曲
シューベルト:軍隊行進曲
ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
桑山眞由佳:「ピアノとオーケストラのためのカプリス」
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕への前奏曲
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「朝の新聞」
ジョリベ:フルート協奏曲
スメタナ:連作交響詩<わか祖国>より「モルダウ」

お申し込みは、下記サイトから。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/

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2008年1月21日 (月)

「テューバは語る」橋本晋哉リサイタル(1月26日)

1月26日に、友人のテュービスト橋本晋哉さんが、”トーキョーワンダーサイト本郷”でリサイタルをされます。共演ピアニストの藤田朗子ふじた・あきこ)さんは、コンセール・パリ・トーキョウ主催コンサートのピアニスト、及び、コンセール・パリ・トーキョウ主催・共催の伴奏法講座の講師を務めて下さっている方です。

トーキョーワンダーサイトは、東京都の美術館や上野の文化会館、池袋の東京芸術劇場と同じく、財団法人東京都歴史文化財団に依って運営されていますが、トーキョーワンダーサイトは、”東京の新しいアートのプラットフォームとして”2001年に設立されました。

”トーキョーワンダーサイト本郷”では、1月24 日(木)~1月27日(日)の4日間に「21世紀を担う新鋭たちの響き」と題するシリーズの6つのコンサートが行われますが、「テューバは語る」は、この中の一つです。

コンサートを行う6名の方々は、若手音楽家企画公募に依って選ばれた方々(入選者2名と、推薦を受けた方4名)。この方々が、自らの企画による公演を行いますが、募集の際に、演奏者(または企画者)と同世代の作曲家の作品や、この公演のために書かれた新曲を含むことが奨励されているため、プログラムに多くの若手作曲家の作品が入っているのが特徴です。

「テューバは語る」
日時   :1月26日(土)
開演   :19:00 (開場18:30)
会場   :トーキョーワンダーサイト本郷 (東京都文京区本郷2-4-16)
料金   :3,000円
出演   :橋本晋哉(テューバ) [東京ワンダーサイト推薦]、甲斐史子(ヴァイオリン、ヴィオラ)、松平敬(バリトン)、藤田朗子(ピアノ)
問い合わせ:トーキョーワンダーサイト本郷
        TEL:03-5689-5331 / FAX:03-5689-7501

下記サイトに、「21世紀を担う新鋭たちの響き」の詳細が載っております。
http://www.tokyo-ws.org/hongo/index.html

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2008年1月20日 (日)

「礒 絵里子バイオリン・リサイタル」放映日(1月25日・BSハイビジョン)

1月25日のBSハイビジョン「クラシック倶楽部」で、昨年11月27日に東京文化会館小ホールで行われた 「礒 絵里子バイオリン・リサイタル」が放映されます。

このリサイタルは、デビュー10周年記念リサイタルとして開催されたもので、絵里子さんが留学されたベルギーの作曲家の作品を集めた大変意欲的なプログラムでした。
演奏は勿論素晴らしかったですが、ドレスも素敵でした!

ハイビジョン クラシック倶楽部
「礒 絵里子バイオリン・リサイタル」
2008年 1月 25日(金)  06:00~06:55
2008年 2月 1日(金)  13:00~13:55

1. 悲劇的な詩 作品12  ( イザイ作曲 )
2. ラメント 作品48 第18  ( ヴュータン作曲 )
3. ロンディーノ 作品32 第2    ( ヴュータン作曲 )
4. バイオリン・ソナタ ト長調  ( ルクー作曲 )

バイオリン  : 礒 絵里子
ピアノ  : 岡田 将

[ 収録: 2007年11月27日, 東京文化会館 小ホール ]

”ハイビジョン クラシック倶楽部”の番組表は、こちらです。
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvcc/index.html

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2008年1月19日 (土)

”のだめカンタービレ”BSフジで再放送

”のだめカンタービレ”の再放送が、BSフジで始まっているそうですね。15日に第2話が放映されたそうです。

のだめカンタービレ(BSフジ)
#毎週火曜23:00- [再] 毎週水曜10:00-

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B→C[98] 阿部 麿 (1月22日)

1月22日に東京オペラシティーで、”B→C[98] 阿部 麿(ホルン)”が開催されます。
阿部麿さんとも、共演のヴィオラの安藤裕子さんとも親しくさせていただいているので、聴きにうかがうつもりです。

サイトに書かれていたのですが、”ホルンは、B→C10年目にして、今回初登場の楽器”なのだそうです。ええっ、どうして?!

この話、ホルンファンの私には、大きなショックでした。ホルンって、馴染みの無い楽器ということはありませんよね?”B→C(ビートゥーシー)”は、”バッハからコンテンポラリーへ”という企画。ホルン独奏の為のバッハのオリジナル曲は無いと思いますが、それで、ホルンの登場が遅れたのでしょうか??

プログラムには、ナチュラル・ホルンでのベートーヴェンのホルン・ソナタも入っています。ナチュラル・ホルンの演奏を生で聴く機会は、日本では稀少だと思います。現代のホルンの原型であるナチュラル・ホルンは、均質な音色で音階の音を並べることの出来ない楽器。均質でない音色が味わい深いと感じるか、”やっぱり現代ホルンが良いな”と思われるか、好みの別れるところだと思いますが、歴史を”耳で感じる”体験、面白いと思います。

ともあれ、貴重な機会です。チケットについては、昨日の時点では”残券有り”とのことでした。

2008年1月22日[火]19:00
B→C [98] 阿部 麿 あべ まろ ホルン
[共演]ピアノ:遠藤直子  ヴィオラ:安藤裕子

J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト短調 BWV1029
夏田昌和:委嘱新作(阿部麿 委嘱作品)
E.イウェイゼン:ホルンとピアノのためのソナタ(1992)
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 op.17(ナチュラル・ホルン)
ヒンデミット:アルト・ホルンとピアノのためのソナタ

コンサートの詳細は、こちらをご覧下さい。http://www.operacity.jp/concert/2007/080122.php

〔お問い合わせ〕東京オペラシティー チケットセンター 03-5353-9999
電話受付時間:10:00-18:00
定休日:毎週月曜日、全館休館日(2月第2日曜日、8月第1日曜日)、年末年始

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2008年1月18日 (金)

パリ管(パリ管弦楽団)メンバーによる室内楽(1月18日・MUSEE D'ORSAY)

大急ぎで載せなければならない情報です。
今日(1月18日)お昼からのコンサート情報です。パリでのコンサートですので、あと数時間ありますが・・・。

アンドレ・カザレAndre Cazalet)さん企画による、パリ管(パリ管弦楽団)メンバーによる室内楽コンサートです。会場は、MUSEE D'ORSAY。素敵ですね!

このコンサートのこと、パリ管(パリ管弦楽団)が来日した時にカザレさんから聞いていましたが、月日の経つのが速くて、ブログに載せるのを忘れておりました・・・。

Musique de chambre
Sur une idee d'Andre Cazalet
Cycle musique russe - 2
VENDREDI 18 JANVIER - MUSEE D'ORSAY - 12H30

Mikhail Glinka: Septuor pour 2 violons, violoncelle, contrebasse, hautbois, basson et cor
Igor Stravinski: Septuor pour piano, violon, alto, violoncelle, clarinette, cor et basson
Serguei Prokofiev: Quintette pour hautbois, clarinette, violon, alto et contrebasse en sol mineur, op.39

Violon: Philippe Aiche
Violon: Caroline Vernay
Alto: Ana Bela Chaves
Violoncelle: Aurelien Sabouret
Contrebasse: Igor Boronian
Basson: Marc Trenel
Cor: Andre Cazalet
Clarinette: Philippe Berrod
Basson: Giorgio Mandolesi
Hautbois: Alexandre Gattet

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我が家風「生春巻」

12日に仲間内の新年会がありました。この新年会は「一品持ち寄り」。「一品持ち寄り」といっても、出来た料理を持ってくる人もあれば、台所を占領して料理を作る人もあるのです。

参加者の職業は様々。お堅い職業の人も、美術関係者も、ジャズミュージシャンもいますが、集まる仲間達は皆料理が好きなので、持ち寄った料理のレシピ交換も、新年会の楽しみの内。なので、何を持っていくか、毎年結構悩むのですが、今年は「生春巻」に決めました。

私が行った時、台所では大きな鍋2つが湯気を上げていました。片方が鰤の汁、もう片方は大きな肉まん。調理スペースは、鰤の汁用の野菜達に占領されていたので、”それでは”と、場所が空くまで、ビール片手に、並んでいる料理をいただきながら、お喋りすることにしました。けれども、腰を据えてしまうと台所に立つのが辛くなるので、酔いがまわる前に台所へ。

「手伝うわ。」と申し出てくれた友人に、ライスペーパーの水戻し(ぬるま湯を使った方が早く戻る)を頼んで、私は巻きに掛かる。
具は、春雨(スープ味で戻してある)、きゅうり細切り、豚薄切り炒め・焼き肉タレ風味、カニかま、万能ネギ(2cmにカット)、香菜(粗みじん)。コクをプラスする為に、”豚薄切り炒め・焼き肉タレ風味”を入れるところが、我が家オリジナル。海老は使わず、カニかまを使う。これも我が家風です。
水で戻したライスペーパーをまな板の上に置き、具を載せて、巻いていく。ソースは、スイートチリソース+オイスターソース+ナンプラーの秘密ブレンド。これは、自宅でブレンドしたものを小ペットボトルに入れて持ち込んだ。

070826_namaharumaki_1生春巻」を真横に切ると、断面はこんな感じ。これは、コーンフレーク入りバージョンですが。(黄色っぽく見えるのがコーンフレーク。)

お皿に盛りつける時は、ちょっぴり斜めにカットした方が、見た目がきれい。カットするのは、料理バサミが便利です。カットした「生春巻」の切り口を外側に向けて盛り皿に並べ、真ん中にソース入れを置いて、出来上がり。「さあ、どうぞ!」とテーブルへ。
この日は、他にエスニックものが無かったので大好評でした。あっという間に売り切れて、第2弾希望が!大いに気を良くして、再度、台所へ。第2弾の終わりは、残った具を全て巻き込んだダイナミックな”特製太巻き”。3週間ほど早い”恵方巻”って雰囲気になりました。

「今度、料理教室をやって!」という話が、近々新居に移るという友人から入り、私、とっても嬉しかったのです。帰宅してから娘に、「生春巻、大好評だったのよ。」と話し、「料理教室の話まで持ち上がったの!私ね、ベトナムに行った娘が、”ウチの生春巻は本場より美味しい”って言ってたって話しっちゃった!」と自慢したら、冷静な娘、「あ・の・ね、生春巻って、作りたては皮に弾力があるから、美味しいものなのよ。お店は作り置きするけど、ウチは”作りたて”を食べるでしょ。だから美味しいの。」と言う。う~ん、なるほどねぇ。でも、それだけかなぁ・・・。

新年会の時は、コーンフレークを入れずに作りましたが、我が家では、コーンフレークのサクサク感をプラスしたバージョンが人気です。

070826_brillat_savarin ←これ、私の好きな言葉!ブリア・サヴァラン(Brillat Savarin)の言葉です。天文学のお好きな方には、叱られそうですが。

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2008年1月17日 (木)

読響+ヒュー・ウルフ+ライナー・ホーネック (1月19日&1月20日)

明後日(1月19日)&1月20日に、読響のマチネ公演があります。指揮はヒュー・ウルフ、ヴァイオリンはライナー・ホーネック

ヒュー・ウルフさん、足の怪我は良くなられたでしょうか?ウルフさんの経歴は、1月7日の記事”1月8日&10日の読響コンサート”をご覧下さい。
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_cf3c.html

ライナー・ホーネックさんは、ウィーンフィルのコンサートマスター。お正月にNHK教育テレビで放映された「ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート2008」の時にも、映っていましたね。

「みなとみらいホリデー名曲コンサート・シリーズ」
1月19日(土) 午後2時開演 みなとみらいホール(横浜)
《R.ホーネック・モーツァルト協奏曲シリーズⅡ》

第96回芸劇マチネシリーズ
1月20日(日) 午後2時開演 東京芸術劇場(池袋)
《R.ホーネック・モーツァルト協奏曲シリーズⅡ》

指揮:ヒュー・ウルフ
ヴァイオリン:ライナー・ホーネック

モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第2番
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第3番
ブラームス/交響曲第3番

1月19日の「みなとみらいホリデー名曲コンサート・シリーズ」についてのお問い合わせは、神奈川芸術協会へ。
神奈川芸術協会 045(453)5080 
日・祝日を除く午前10時~午後6時、土曜日 午前10時~午後3時

1月20日のコンサート詳細は、下記サイトをご覧下さい。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/

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箱根ビール

箱根ビール
昨日は、日帰りで箱根の温泉に行って参りました。露天風呂に入って景色を眺めると、本当に良い気分。見上げた枝には一羽の鶯が!まだ寒いけれど、遠からず春が来ることを実感しました。都会を離れ、ほんの少しでも自然に親しむと、気持ちがすっきりするんですね。年末からの疲れが、ウソのように消えていきました。
お風呂の後は、“箱根ビール”!お味は格別でした。

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2008年1月16日 (水)

9万アクセス突破

一週間ほど前に、9万アクセスを突破しておりました。いろいろな記事を書いていたもので、書き忘れておりました・・・。

8万5千アクセス~9万アクセスでは、”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”関連記事と、1月3日の ”第51回NHKニューイヤー・オペラコンサート”に関する記事にアクセスが集中しております。音楽関係記事へのアクセスが増えて、大変嬉しく思っております。

これからも、よろしくお願い申し上げます。

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2008年1月15日 (火)

「2008年日本ホルン協会ジュニアソロホルンコンクール」に行って参りました。

昨日(1月14日)開催された「2008年日本ホルン協会ジュニアソロホルンコンクール」に行って参りました。ホルン吹きでない私ですが、ホルンが好きだから。そして、私、楽器を問わず若い方の演奏を聴くのが大好きなので、うかがいました。今回は、もう一つ、目的がありました。カテゴリー (2) の課題曲であるモーツァルトのホルン協奏曲のピアノパートをピアニストの方々がどのように弾かれるかを聴きたかったのです。こちらは、伴奏法講座の企画者としての興味です。

そういう訳でしたので、カテゴリー (2) の時間に合わせて、うかがいました。会場の東京音大J館ホールのロビーに着いたら、制服姿の女の子ばっかり!華やいだ雰囲気です。今、ホルンを学ぶお子さんは、殆どが女性なんですね。

10名位の方の演奏を聴かせていただきました。勿論、様々な演奏がありましたが、私はホルンの音色が好きなので、ホルンの音色に癒されました。
このコンクールをピアノパートの方を中心に聴いた方は、私以外にはいらっしゃらなかったと思いますが、聴き甲斐がありました。ピアノ伴奏の中でも、モーツァルトの協奏曲パートを弾くのは、とても難しい。”伴奏の中で最も難しいのがモーツァルトの協奏曲パート”と思っている私には、大変勉強になりました。

この「日本ホルン協会ジュニアソロホルンコンクール」、優秀な入賞者を輩出しているので、年々人気が高まり、今年は当初予定していた募集人員を上回っての応募があったそうです。昨日の審査員は、樋口哲生氏、澤敦氏、水野信行氏、守山光三氏(日本ホルン協会サイト掲載順)の四人の方々。錚々たる方々の揃い踏みでした。

審査結果は、下記の”日本ホルン協会”に近々掲載されるものと思います。
http://jhs.horn.jp/

1月12日に書いた記事 「2008年日本ホルン協会ジュニアソロホルンコンクール」 は、こちらです。
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/2008_a5a2.html

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2008年1月14日 (月)

アンティ・シーララ リサイタル(1月16日)

1月9日の記事”代役成功で注目を集めたピアニスト アンティ・シーララ”で取り上げたピアニスト、アンティ・シーララAntti Siirala )さんが、1月16日にリサイタルをされます。

明日(1月15日)は、読響とバルトークのピアノコンチェルト第3番を共演し、明後日はリサイタル。プロの演奏家の生活としては、これが普通なのかも知れませんが、こういった来日演奏家の日程を聞くと、いつも、”う~ん、大変そう・・・”と思ってしまいます。

アンティ・シーララ ピアノ・リサイタル
2008年1月16日(水) 開場18:30/開演19:00
浜離宮朝日ホール

詳細は、こちらをご覧下さい。
http://www.pacific-concert.co.jp/

1月9日の記事”代役成功で注目を集めたピアニスト アンティ・シーララ”は、こちらです。
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_199f.html
*上記の記事は、1月9日に@niftyトップページ”旬の話題ブログ”に取り上げられました。
@nifty”旬の話題ブログ”は、こちらです。(バックナンバーも、ご覧になれます。)
http://www.nifty.com/navi/wadaiblog/

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”CNSM”と”パリのコンセルヴァトワール”の違いは?ー②

1月5日に書いた「”CNSM”と”パリのコンセルヴァトワール”の違いは?」という記事、かなりアクセスが多く、驚きました。こんなに多くの方が読んで下さるとは思っていませんでした。”コンセルヴァトワール”という言葉はご存じだけれど、どういう学校かをご存じない方が多くいらしたということだと思います。フランスの音楽教育制度は、日本とは大きく違うのでわかりにくいのです。

友人の根本雄伯君のブログにあるように、フランスの音楽教育制度が日本で良く知られていないことを利用して、”上手に”訳した経歴を使っている方もいらっしゃいました。数年前までは、音楽関係者であっても、パリ国立高等音楽院CNSM)と、パリ国立地方音楽院CNR de Paris)の違いがわからない方が多かったからなのです。でも、さすがに、今は、そういうことはなくなったと思います。
CNSMCNR de Paris は、ただでさえ混同されやすいのです。以前 CNSM のあった所に、現在、CNR de Paris がありますので。

CNSM についての記事を書いている私のことを CNSM 出身者と思われる方があるかも知れませんが、私は CNSM 出身ではありません。留学中は、CNSM で教えていらした先生からプライベートレッスンでお教えを受けておりました。CNSM の勉強の大変さを知っているのは、留学当時、CNSM で勉強していた友人達から沢山話を聞いたから。自分の体験ではありません。

もともと中央集権的な国・フランスは、音楽教育制度もピラミッド型。それぞれの州が、独自の立派な音大を持つドイツとは、音楽教育の制度が違います。フランスの場合、フランス全土の市や町にある”公立のコンセルヴァトワールConservatoire Municipal de Musique)”で学ぶ子供達の中で優秀な子供達が、各地方にある”国立地方音楽院Conservatoire National de Region・CNR)”に入って学び、その中の精鋭がフランスに2つしかない”国立高等音楽院Conservatoire National Superieur de Musique・ CNSM、パリとリヨンの2箇所です。)”で学ぶのです。フランス中から選び抜かれた学生達が学ぶ CNSM は、大変にレベルの高い学校です。

フランスに2つしかない”CNSM”と、パリ市内に沢山ある”パリのコンセルヴァトワール”とは、かなり違った意味合いの学校です。CNSM は、フランス中から選び抜かれた学生達の為の学校、パリ市内に沢山ある”パリのコンセルヴァトワール”は、基本的に、その地域の子供達に音楽教育をする学校です。けれども、”パリのコンセルヴァトワール”でも、クラスに依っては”CNSM”を卒業した方が通う場合もありますので、一概に”CNSM”はレベルが高く、パリ市内に沢山ある”パリのコンセルヴァトワール”はレベルが低いという言い方は出来ません。

これは数年前の話ですが、私の友人のフルーティスト、カトリーヌ・カンタンCatherine Cantin、パリ・オペラ座管弦楽団首席フルート奏者)のクラスで、 CNSM の卒業生が学んでいると聞きました。カトリーヌ・カンタンのクラスは、パリ12区のコンセルヴァトワールにありますので、まさに、”パリのコンセルヴァトワール”のクラス。ですが、彼女の演奏と人柄をしたって、CNSM の卒業生が入学するとのことです。

1月5日に書いた ”CNSM”と”パリのコンセルヴァトワール”の違いは?という記事は、こちらです。
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_6e8a.html

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2008年1月13日 (日)

ハイビジョン ウィークエンド シアター「ばらの騎士」(1月13日)

昨日(1月13日)のNHKBSHiの”ハイビジョン ウィークエンド シアター”で、11月下旬に行われたドレスデン国立歌劇場・日本公演の「ばらの騎士」を放映していました。放映のことは知らずに友人宅の新年会に行き、帰宅してから見たので、第2幕の途中から見ました。
ところで、”収録: 2007年11月23日, 25日  NHKホール”とサイトに書かれているのですが、2日間の映像を組み合わせたものなのでしょうか?私が見たのは、11月25日ですが。

実際にホールで見た感じと、テレビで見た感じ、かなり違うものだと思いました。これ、当たり前ですけれど、ホールでは自分の見たいところに視線がいっていますが、テレビでは画面に映るところしか見られません。私、オペラグラスは使いませんでしたので、ホールでは歌手の細かい表情は見えませんでしたが、テレビだと手に取るように見えます。重唱の場合、ホールでは字幕が一種類なので、一人の歌詞しか表示されませんが、テレビだと、映っている人の歌詞が出るのでとてもわかり良いのです。特に第三幕の有名な三重唱の場面は、各人の表情も見え、映っている人の歌詞の字幕が出ていましたので、とてもわかりやすかったです。その半面、全体の雰囲気が醸し出す味わいは、テレビでは味わい尽くせないように思います。

幕切れの場面、ホールで見ていても、子供達が何を探しに来たのか、また、目的のものが見つかったのかがわからなかったのですが、テレビでも、やはりわかりませんでした。幕切れに関しては、留学時代にウィーンで見た演出が最高だと思っています。元帥夫人が退場する時にハンカチを落とし、それを元帥夫人の小姓が探しに来て、見つけて帰っていくというもの。カラヤン+シュワルツコップのDVDの幕切れでは、ハンカチを落とすのはゾフィー。探しに来るのは、元帥夫人の小姓ですので、私としては、今一つ、しっくりしないのです。

ドレスデン国立歌劇場・日本公演の演出、ワンちゃんが出るのが良かったです。カーテンコールの時のワンちゃんの動き、とっても可愛かったですね!

ハイビジョン ウィークエンド シアター
ドレスデン国立歌劇場・日本公演 歌劇「ばらの騎士」( リヒャルト・シュトラウ )
1月12日(土) 21時03分50秒 ~ 翌00時45分20秒  [ 3時間41分30秒 ]
ご案内: 堀内 修 (音楽評論家)
管弦楽  : ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
指 揮  : ファビオ・ルイージ
演 出  : ウヴェ・エリック・ラウフェンベルク
[ 収録: 2007年11月23日, 25日  NHKホール ]

元帥夫人  : アンネ・シュヴァンネヴィルムス
オックス男爵  : クルト・リドル
オクタヴィアン  : アンケ・ヴォンドゥング
ファーニナル  : ハンス・ヨアヒム・ケテルセン
ゾフィー  : 森 麻季

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1月15日読響(指揮:ヒュー・ウルフ、ピアノ:アンティ・シーララ)

明後日(1月15日)に読響のコンサートが行われます。指揮はヒュー・ウルフ、ピアノはアンティ・シーララです。

ヒュー・ウルフについては、1月7日の記事”1月8日&10日の読響コンサート”をご覧下さい。ヒュー・ウルフさん、来日直前に足を怪我され、前回のコンサートは松葉杖での登場でした。
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_cf3c.html

アンティ・シーララについては、1月9日の記事”代役成功で注目を集めたピアニスト アンティ・シーララ”で取り上げましたので、そちらをご覧下さい。
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_199f.html

第467回定期演奏会
1月15日(火)  午後7時開演 サントリーホール(赤坂)
指揮:ヒュー・ウルフ
ピアノ:アンティ・シーララ

バルトーク/ピアノ協奏曲第3番
ショスタコーヴィチ/交響曲第11番〈1905年〉

詳細は、下記サイトをご覧下さい。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/

*1月9日の記事”代役成功で注目を集めたピアニスト アンティ・シーララ”は、1月9日に@niftyトップページ”旬の話題ブログ”に取り上げられました。
@nifty”旬の話題ブログ”は、こちらです。http://www.nifty.com/navi/wadaiblog/
(バックナンバーも、ご覧になれます。)

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2008年1月12日 (土)

「2008年日本ホルン協会ジュニアソロホルンコンクール」

明後日(1月14日)に、「2008年日本ホルン協会ジュニアソロホルンコンクール」が開催されます。
カテゴリーは2つあり、カテゴリー(1)は小中学生、カテゴリー (2)は高校生以上20歳未満です。参加カテゴリーに依って、課題曲が違います。

今は、小学生がホルンを手にする時代。時の流れを感じます・・・。

このコンクールは公開され、入場は無料とのことです。

「2008年日本ホルン協会ジュニアソロホルンコンクール」
日 時:2008年1月14日 (月・祝日) 午前9時から午後5時
場 所:東京音楽大学
<参加者カテゴリー>
カテゴリー (1) 小中学生      
カテゴリー (2) 高校生以上20歳未満 (コンクール当日時点で)
<課題曲>
カテゴリー (1) サン・サーンス ロマンス F-dur  Op.36
カテゴリー (2)モーツァルト ホルン協奏曲第1~4番より任意の1曲の第1楽章(カデンツァなし)

詳細は、日本ホルン協会のサイトをご覧下さい。
http://jhs.horn.jp/

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ダヴィッド・ゲリエ(hr)出演のシューマンのコンチェルトシュテュック @ Paris

ヴァイオリニスト神谷未穂さんのブログ《ヴァイオリニスト未穂のダイアリー》に書かれたシューマンのコンチェルトシュテュック入りコンサート、開催日が昨日&今日でしたので、昨夜、急いで記事を書きましたもので、少々、説明不足でした。私、曲も勿論好きなのですが、4人のホルン奏者の内の1人、ダヴィッド・ゲリエDavid Guerrier)の演奏にとても興味があるのです!

彼は、是非、生演奏が聴きたいホルン奏者の一人です。ダヴィッド・ゲリエは19歳で、あのミュンヘン国際コンクールで優勝しているのですが、それが”ホルン”部門ではなくて、”トランペット”部門!それなのに、現在は、フランス国立管弦楽団の首席”ホルン”奏者。”一体どうなってんの!”と思う経歴です。超難関のミュンヘン国際コンクールの”トランペット”部門で優勝し、その数年後には、フランスで一流といわれるオケ、フランス国立管弦楽団の首席”ホルン”奏者に就任したのですから。

楽器を変える演奏家は、時々いますけれど、彼の場合、楽器を変えた訳ではなく、今も”トランペット”を吹いており、”トランペット”と”ホルン”の両方で活躍中の演奏家なのです。オケでのポストは、”ホルン”奏者けれど、一晩に”トランペット”と”ホルン”の両方の曲を入れたコンサートをすることもあるという、ちょっと”怪物的”演奏家です。フランスのナントの”ラ・フォル・ジュルネ”で、前半にハイドンの”トランペット”コンチェルトを吹き、後半にモーツァルトの”ホルン”コンチェルトを吹いたという話を、ミッシェル・ガルサン=マルーMichel Garcin-Marrou)から聞きました。

ミッシェル・ガルサン=マルーは、元パリ管弦楽団首席ホルン奏者で、リヨン国立高等音楽院(CNSM de Lyon)の教授。ダヴィッド・ゲリエのリヨン国立高等音楽院での先生です。ダヴィッド・ゲリエは、ミッシェル・ガルサン=マルーのクラスで学び、それから、ヨーロッパ内の音楽教育機関の交換プログラムを利用して、ウィーンでも学んでいます。ウィンナホルンにも興味有りということなのです!

”トランペット”と”ホルン”の両方の演奏を続けるダヴィッド・ゲリエは、CNSMを頂点とするフランスの音楽教育が生んだユニークな演奏家の一人だと思います。

そういえば、数年前にフランス国立管弦楽団が来日した時にも、開演前のロビーコンサートで”トランペット”を吹き、オケでは”首席ホルン奏者”として演奏したという話ですよ。

今回のコンチェルトシュテュックのホルン奏者は、David Guerrier, Antoine Dreyfuss, Emmanuel Padieu, Bernard SchirrerEmmanuel Padieuの所属はわからないのですが、David Guerrier はフランス国立管弦楽団首席奏者、Antoine Dreyfussはフランス放送フィルハーモニー管弦楽団首席奏者、 Bernard Schirrer はパリ管弦楽団ホルン奏者です。

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2008年1月11日 (金)

シューマンのコンチェルトシュテュック(4本のホルンの為の協奏曲) @ Paris

友人のヴァイオリニスト神谷未穂さんのブログを見ていたら、素敵なコンサート発見!ホルンファンの私にとって、とてもとても魅力的な曲、シューマンの Konzertstueck op.86(4本のホルンと管弦楽の
為の協奏曲)と、”新世界”の入っているプログラムのコンサート。ホルンソロは、David Guerrier, Antoine Dreyfuss, Emmanuel Padieu, Bernard Schirrerなのです!

未穂さんが所属されているオケ、La Chambre Philharmonique のコンサートですが、1月10日(木)から1月19日(土)迄の間に、このプロのコンサートが4回あります。既に1回は終了しましたが、パリの Cite de la musique で、1月11日(金)20時開演と、1月12日(土)11時開演の2回の公演があります!11日のコンサートは、今から7時間後かな?

詳しくは、《ヴァイオリニスト未穂のダイアリー》をご覧下さい。
http://yaplog.jp/miho1017/

曲目については、”新世界!”という記事に書いてあります。
http://yaplog.jp/miho1017/archive/695

日程については、”1月のシャンブルフィル”という記事に書いてあります。
http://yaplog.jp/miho1017/archive/696

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私の記事が、@niftyトップページの”旬の話題ブログ”に!

1月9日に書いた記事、”代役成功で注目を集めたピアニスト アンティ・シーララ”が、@niftyの”旬の話題ブログ”に取り上げられていました!

アンティ・シーララさんの読響とのコンチェルトを聴いた後に、彼の代役成功のことを含めて書いた記事なのですが、大変多くのアクセスがあり、ビックリしました。代役成功については、”のだめカンタービレ”の千秋真一の例を引きましたので、その為だろうと思っていましたが、それにしても多い。リンク元ページに行ってみましたら、@niftyの”旬の話題ブログ”というところでした。@niftyのトップページに載っていたんですね。なるほど、アクセス数が増える訳です。(1月9日の音楽カテゴリーランキングの13位でした。)

下記の、@nifty”旬の話題ブログ”の、1月9日ところに載っております。(今でも、バックナンバーが見られます。)
http://www.nifty.com/navi/wadaiblog/

1月9日 22:00更新
代役はチャンス!ある演奏家が有名になったキッカケ
♪Paris-Tok…

@niftyの”旬の話題ブログ”に取り上げられる記事については、「旬な話題について書かれたブログをエディターが任意に選び、1日3回更新、掲載しています。あなたのブログも、ニフティのトップページで紹介されるチャンス!!」と書かれていました。そして、(これまでに「旬の話題ブログ」に紹介されたブログは、アクセス数が劇的に増えたとの声が!)とも書かれていましたが、まさにその通りでした!

アンティ・シーララさんのコンサートに足を運ばれる方が増えるのではないでしょうか。

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2008年1月10日 (木)

玉木宏さんがゲスト出演する読響のコンサート(3月30日)

”のだめカンタービレ”で千秋真一を演じた玉木宏さんがゲストとして出演される読響のコンサートが、3月30日に行われます。1月8日が発売日だったようですが、今日、友人の為に電話で確認したところ、既にチケットは完売とのことでした・・・。さすがですねぇ。

尚、玉木宏さんの出演はありませんが、この3月30日のコンサートと殆ど同じ構成のコンサートが、3月29日に東京芸術劇場で行われます。こちらの情報は、後ほど書かせていただきます。

読売日響オーケストラファンタジー
-みらいの大人と昔こどもだった大人のために-
3月30日(日)14:00開演 横浜みなとみらい大ホール

上野正博(Cond) 、上野由恵(Fl)、池上彰井上富美子(ナビゲーター)、玉木宏(ゲスト)
ジョリヴェ:フルート協奏曲
スメタナ:モルダウ

お問い合わせ:神奈川芸術協会 045-453-5080(2008年1月8日発売予定)

下記のサイトに、コンサートの情報が載っております。
http://www.yaf.or.jp/mmh/schedule/200803.html

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代役成功で注目を集めたピアニスト② フランク・ブラレイ

コミック”のだめカンタービレ”の千秋真一の例を引いた為か、昨日書いた記事”代役成功で注目を集めたピアニスト アンティ・シーララ”へのアクセスがとても多いのに、ビックリしています。テレビの影響は大きいですね。

代役成功で注目を集めたピアニストは沢山いらっしゃると思いますが、日本での代役で鮮烈な印象を残したピアニストというと、フランク・ブラレイFrank Braley)の名前が挙げられると思います。2003年の第6回アルゲリッチ音楽祭にアルゲリッチの代役として急遽来日し、立派な演奏をして注目されました。

彼は、1991年のエリザベート王妃国際音楽コンクール優勝者。ベルギーのブリュッセルで行われるこのコンクールも、リーズ国際ピアノ・コンクールと同じように日本での知名度はイマイチですが、ヨーロッパでは権威あるコンクールの一つとされています。ブラレイも、アンティ・シーララAntti Siirala)と同じく実力の有るピアニストであることは疑う余地はなく、代役の機会が無くても立派なキャリアを積んできたと思いますが、”アルゲリッチの代役”としてメディアに大きく取り上げられたので、その折に、私も含めた日本人音楽愛好家の記憶に、彼の名前が刻まれたことは確かだと思います。

ブラレイは、今年5月にN響(N響オーチャード定期 )と、来年1月に読響と共演します。

”N響オーチャード定期 2007/2008シリーズ”については、下記サイトをご覧下さい。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/shosai_nkyo07_08.html

読響公演については、下記サイトをご覧下さい。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/

1月9日に書いた記事、”代役成功で注目を集めたピアニスト アンティ・シーララ”は、こちらです。
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_199f.html

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ミスドのポンデライオンのお重

ミスドのポンデライオンのお重
“ミスド”の福袋に入っていた”ポンデライオン”のお重&本物の”ポンデライオン”の2ショット。お重、可愛いでしょう!
本物の”ポンデライオン”は、福袋に入っていたドーナツ券を利用して買ったもの。福袋に冷静な反応を示した家族にもドーナツ券を分けて、お福分けしました。
お店でお茶する夢は、まだ叶っていませんが、やっぱり、福袋は楽しい!

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2008年1月 9日 (水)

ラ・フォル・ジュルネ金沢、GWに開催!

ラ・フォル・ジュルネが、今年のGWに金沢で開催されるそうです!テーマは「ベートーヴェンと仲間たち」。

10月に、宮谷理香さん&ニコラ・ドートリクールさんの”追っかけ”で行って以来、何故か親しみを持っていた金沢に、ラ・フォル・ジュルネが!何だかとっても嬉しいです。

”ラ・フォル・ジュルネ金沢”のサイトは、こちらです。
http://www.lfjk.jp/

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代役成功で注目を集めたピアニスト アンティ・シーララ

コミック”のだめカンタービレ”の千秋真一ではありませんが、演奏家の場合、代役で注目を集めて有名になるケースがあります。

1月8日&10日に読響と共演するアンティ・シーララもその1人。彼は、2003年リーズ国際ピアノ・コンクール(3年に一度イギリスのリーズで行われるコンクール)の優勝者です。日本で有名なコンクールというと、日本企業がスポンサーになっているコンクール(チャイコフスキー・コンクールやロン=ティボー・コンクール)が多く、リーズ国際ピアノ・コンクールの日本での知名度は低いですが、ヨーロッパでは権威あるコンクールの一つとされています。そのコンクール優勝者のシーララは、実力の有るピアニストであることは疑う余地はなく、代役の機会が無くても立派なキャリアを積んできた筈ですけれども、代役というチャンスを見事にものにすることで、更に注目を集めたのは確かでしょう。

彼は、2005年にエマニュエル・アックスの代役を、2006年にエレーヌ・グリモーの代役を、共にドイツで成功させているそうです。そればかりではなく、2004年には、コンサート直前に倒れた指揮者に代わって協奏曲を弾き振りしたばかりか、後半には「ディアベリ変奏曲」を独奏するという驚異的なこともやってのけているのです!(その時のオケは、ベルギー国立管ということです。)

昨日、彼のモーツァルトを聴きました。美しい音と素晴らしいリズム。実に端正なモーツァルトでした。代役で注目された方と聞いていたので、私は派手な演奏を想像していたのですが、全く違い、内省的な演奏で、学究肌といった感じでした。彼は、1月15日には読響とバルトークのコンチェルトを共演するのですが、そちらはどんな演奏か、興味津々です。

第146回芸劇名曲シリーズ
1月10日(木) 午後7時開演 東京芸術劇場(池袋)
《オール・モーツァルト・プログラム》

指揮:ヒュー・ウルフ
ピアノ:アンティ・シーララ

モーツァルト/交響曲第28番
モーツァルト/ピアノ協奏曲第22番
モーツァルト/交響曲第41番〈ジュピター〉

第467回定期演奏会
1月15日(火)  午後7時開演 サントリーホール(赤坂)

指揮:ヒュー・ウルフ
ピアノ:アンティ・シーララ

バルトーク/ピアノ協奏曲第3番
ショスタコーヴィチ/交響曲第11番〈1905年〉

詳細は、下記サイトをご覧下さい。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/

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2008年1月 8日 (火)

”のだめ”効果かな?

”のだめカンタービレ”第二夜があった1月5日の夕方、我が家の電話に”表示圏外”からの着信がありました。”表示圏外”ってことは、海外から。多分、フランスから。「ええっ、一体誰?」私、フランス語の電話を受けるのは大っ嫌いです。掛けるのも好きじゃないけれど、自分が掛ける場合は、予め内容を考えておくので何とかなりますが、掛かってくる場合は、何の用事かわからない。予測のつかないことをまくしたてられると、頭の中が真っ白になってしまうので、本当に憂鬱。

躊躇したけれど、電話に出ました。やっぱり、"Allo! Bonjour, Yuriko!"ときました・・・。久しく会っていない友人です。ううっと思いつつ話し始めたのですが、何時になく、楽に話せたのです。国際電話特有のタイムラグが無かったこともラッキーでしたけど。
「新年おめでとうを言おうと思って電話したんだよ!」「わあ、嬉しい!」、と言いつつ、心の中では、”それなら、メールにしてよぉ・・・。私、電話は超緊張するんだから。”と思っていました。「久し振りだけど元気?日本に行くのが決まったら連絡するから、会おうね。」と言ってから、昨年の”活動報告”が始まり、私は、ふむふむと相づちを打つ。大抵、話している内に頭の中が真っ白になってしまうのだけれど、この時ばかりは内容が把握出来、どうしても心に留めておきたい人名が出た時は、「ちょっと待って、その人の名前、もう一度繰り返して言って!」などと、突っ込みを入れつつ、楽しく話せました。

前日の”のだめカンタービレ”第一夜で、”のだめ”ちゃんのフランス語学習の場面や、フランス語の場面を見ていたことが役立って、スムーズにフランス語に入れたのだと思います。彼は、実に良いタイミングで電話してきたことになります。

電話を切る時には、「久し振りで話が出来て本当に嬉しかった。電話くれて、ありがとう!」と心から言いました。憂鬱な気持ちで話し始めたのに、話している時は、とっても楽しかったのです。
”のだめ”効果、意外なところにありました。

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新カテゴリー作成 ”オーケストラ”

昨日、”オーケストラ”というカテゴリーを作りました。

私は、オケ好き人間。オケについての記事を沢山書いているのに、何故か”オーケストラ”というカテゴリーを作っていなかったのです。
最初(昨年10月)からの記事をチェックして、オケ関連の記事を”オーケストラ”カテゴリーに入れるのが大変そうだったので、二の足を踏んでいましたが、昨日、一念発起してやりました。

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2008年1月 7日 (月)

”のだめ”の記事、ココログ音楽カテゴリーランキング9位に!

昨日は、アクセス数が500を越えました。もしやと思って、先ほどココログ音楽カテゴリーランキングを見てみましたら、12月27日に書いた”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”が、1月6日分の9位に入っていました。そして、何と、この記事を含めて5つの記事が、ランキング入りしていました!

9位:
”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”  from ♪Paris-Tokyo雑記帳♪
ドラマ”のだめカンタービレ”の新春スペシャルバージョンがあるという噂は、かねてか...
2007-12-27 20:57  by Yuriko

43位:
”CNSM”と”パリのコンセルヴァトワール”の違いは?  from ♪Paris-Tokyo雑記帳♪
年末から、”CNSM”で検索されて、こちらのブログにおいでの方が沢山いらっしゃい...
2008-01-05 21:04  by Yuriko

45位:
”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”②  from ♪Paris-Tokyo雑記帳♪
昨夜、”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”第一夜を見ました。面白かったです!...
2008-01-05 18:37  by Yuriko

55位:
”第51回NHKニューイヤー・オペラコンサート”(1月3日)  from♪Paris-Tokyo雑記帳♪
”第51回NHKニューイヤー・オペラコンサート”の放映は、明日(1月3日)の午後...
2008-01-02 14:10  by Yuriko

63位:
”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”③  from ♪Paris-Tokyo雑記帳♪
昨日の”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”第二夜は、ピアノ教師の視点から見る...
2008-01-06 18:29  by Yuriko

こちらのページに載っています。
http://www.cocolog-nifty.com/cocoflash/categories/ranking/html/e515ec537e8e79e6b52894c61ca94c1b.html

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1月8日&10日の読響コンサート

明日(1月8日)に、読響の新年初のコンサートが行われます。1月10日にも同プロのコンサートがあります。オールモーツァルトプロで、指揮はヒュー・ウルフ、ピアノはアンティ・シーララ

フランクフルト放送響の首席指揮者を1997年から2006年までつとめたヒュー・ウルフは、ピアノをフライシャーLeon Fleisher)に、作曲をクラムGeorge Crumb)とメシアンOlivier Messiaen)に師事しています。
フィンランド出身のピアニスト、アンティ・シーララは、2003年のリーズ国際ピアノ・コンクールの優勝者。(リーズ国際ピアノ・コンクールは、3年に一度イギリスのリーズで行われる権威あるコンクールです。)

第498回名曲シリーズ
1月8日(火) 午後7時開演 サントリーホール(赤坂)
《オール・モーツァルト・プログラム》

第146回芸劇名曲シリーズ
1月10日(木) 午後7時開演 東京芸術劇場(池袋)
《オール・モーツァルト・プログラム

指揮:ヒュー・ウルフ
ピアノ:アンティ・シーララ

モーツァルト/交響曲第28番
モーツァルト/ピアノ協奏曲第22番
モーツァルト/交響曲第41番〈ジュピター〉

詳細は、下記サイトをご覧下さい。
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/

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2008年1月 6日 (日)

”のだめ”の記事、ココログ音楽カテゴリーランキング13位に!

ココログの音楽カテゴリーデイリーランキングに入りました!昨日(1月5日)分の13位に、12月27日に書いた”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”が、50位には、1月3日に書いた”第51回NHKニューイヤー・オペラコンサート”が入っています。あと2時間位で消えてしまうので、是非見て下さいね。

1月4日分では、12位に”第51回NHKニューイヤー・オペラコンサート”が入り、31位に”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”が入っていました。

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”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”③

昨日の”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”第二夜は、ピアノ教師の視点から見ると、結構シリアスな内容でした。”CNSM”での個人レッスンの場面には、留学した日本ピアノ学生の多くがぶち当たる問題が描かれていて、見ながら、”そうなんだよね・・・”と頷きつつ溜息をつきました。アナリーゼの大切さを強調される先生、そして、”取り敢えず、弾いてみて!”の初見でのレッスン、如何にもフランスという感じでした。

私は、”フランスの音楽教育の方が良い”と言うつもりはありません。でも、日本とフランスの音楽教育の在り方には、違いがあるのです。フランス人音楽家のマスタークラスを企画する私は、企画をするたびに、日本とフランスの違いを感じます。個人的見解ですが、フランス留学を考えるなら、そういう違いがあることを知ること、必要だと思っています。あらら、固い話になって申し訳ない・・・。

でも、実際、日本では音大卒業の為に必要とされていないことが、フランスでは、音楽の基本として重んじられているなんてこともあるんです。ですから、留学した学生は、よほど優秀な方を除き、この違いに戸惑うことになると思うのですが、そのあたりがリアルに描かれていたので、ちょっと重い内容でした。

ピアニストの”のだめ”ちゃんのお話は、真剣に考え込みつつ見ましたが、指揮者である千秋先輩のお話は、門外漢として、楽しく笑って見ました。それにしても、代役デビューって、大変なチャンスですよね!ドラマチックですし。でも、代役をつとめるには、普段の勉強が大事。そして、レパートリーの広さと体力、そして、精神力が必要。

指揮者というと、目立ちたがりの”踊り手”のように思われ勝ちですが、指揮という仕事は、オケの全ての楽器の音を知り尽くしていないと出来ない仕事。そのことが、第一夜の指揮者コンクールの場面できっちり描かれたので、指揮者という仕事への理解が深まると思います。時々映ったスコア(総譜)、指揮者は、あの段数の多い楽譜から書かれた音を全て読み取るのです。私には信じられない能力を持つ人種です。

ところで、千秋先輩の指揮振り、良かったと評判でした。ティルオイレンシュピーゲルをあれだけ振れたら、スゴイって!「”のだめ”ちゃんのピアノの方は?」と訊かれた私、う~む・・・。”フジ子・ヘミングの軌跡”のピアノ指導をして以来、ピアニストの演奏シーンの見方が厳しくなり、演奏シーンを楽しむのは難しくなってしまいました。

12月27日に書いた記事、”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”は、こちらです。
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/in_7194.html

昨日(1月5日)書いた記事、”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”②は、こちらです。
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/in_0356.html

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2008年1月 5日 (土)

”CNSM”と”パリのコンセルヴァトワール”の違いは?

年末から、”CNSM”で検索されて、こちらのブログにおいでの方が沢山いらっしゃいます。”のだめ”効果ではないかと思っています。

”のだめカンタービレ”で、”のだめ”が入学するのは、”パリのコンセルヴァトワール”と言っていたと思うのですが、”パリのコンセルヴァトワール”という言葉から、学校を特定することは出来ないんです。パリには、コンセルヴァトワールが沢山あるもので。

昨日の”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”第一夜で、”のだめ”の入学する”学校として映像が出たのは”CNSM”です。入口には、cnsmdp と書かれていたと思います。Conservatoire national superieur de musique et de danse de Paris の略称です。日本語訳は”パリ国立高等音楽舞踊院”でしょうか?音楽と舞踊の為の学校ですが、音楽分野は”CNSM”といいます。Conservatoire National Superieur de Musique です。日本語訳は”パリ国立高等音楽院”で、これが所謂、”パリのコンセルヴァトワール”です。(Conservatoire National Superieur de Musique は、フランス国内に2箇所だけ。パリとリヨンにあり、最高レベルの学生を集める音楽学校です。)

Conservatoire というのは、Conserver(保存する)から派生した言葉ですので、Conservatoire National Superieur de Musique は、”国立高等音楽保存院”といったところでしょうか。貴重な芸術を保存し継承する為の教育機関です。

Conservatoire はフランス国内に沢山あり、パリ市内だけでも、20区のそれぞれの区立のコンセルヴァトワールや、CNR(Conservatoire National de Region・国立地方音楽院)がありますので、”パリのコンセルヴァトワール”という言葉は、とても紛らわしい言葉なのです。

フランスの音楽教育制度は、日本と大きく違います。このあたりのことは、友人の根本雄伯君のブログをご覧下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/takenorinemoto/14593985.html

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”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”②

 昨夜、”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”第一夜を見ました。面白かったです!

アニメ的で笑えるという面白さと同時に、音楽をする人間の真実が見える面白さもありました。でも、勿論、これはフィクションですので、見ていて、”あり得ない!!”と叫びたくなるところもありました。ですので、これがそのまま音楽学生の生活と考えられてしまうと現実とのズレが出ますが、”のだめカンタービレ”を見て、”クラシック音楽も、良いなあ”と思う方が増えていること、とても嬉しいです。(”のだめ”効果で、アマチュアオケに入る方が急増していると聞いています。)

ところで、何故、”のだめ”の留学先はフランスなのでしょうか?日本のクラシック界では、フランスはマイナーな国。実際に留学先を選ぶ時には、ヨーロッパならばドイツ・オーストリアを選ぶ方がずっと多いのです。留学先をドイツ・オーストリアにすると展開がシリアスになり過ぎるから、フランスにしたのでしょうか。それとも、ファッションや美食の国として人気のある国、フランスへの留学という方が、夢があるからでしょうか?
ともあれ、私は、フランスが舞台に選ばれたことに満足しています!

フォルジュルネには、日本でのフランス人音楽家の活動の場を広げる効果がありましたが、”のだめカンタービレ”には、日本とフランスを近付ける効果も、そして、クラシック音楽を聴く楽しさを広める効果もあると信じています。

今夜も見ます!

二夜連続ドラマスペシャル『のだめカンタービレ inヨーロッパ』(フジテレビ)
~第二夜~ 2008年1月5日(土)21時03分~23時30分

番組のサイトは、こちらです。
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2007/07-382.html

12月27日に書いた記事、”のだめカンタービレ in ヨーロッパ”は、こちらです。
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/in_7194.h

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2008年1月 4日 (金)

元旦放映の”ウィーンフィル ニューイヤー・コンサート2008”

元旦の午後7時から、毎年恒例のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの放映がありました。ウィーンの楽友協会からの中継です。この時間帯に全部見るのは無理なので、予め録画予約をしていました。元旦には、途中から少し見て、残りは昨日、見ました。

今年の指揮者は、ジョルジュ・プレートル(George Pretre)。フランス人です!ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート、初のフランス人指揮者だったようです。私はフランス好きですので、嬉しかったです。

プレートル氏がフランス人であることからでしょうか、プログラムには、「ナポレオン行進曲 作品156」、「パリのワルツ」、 「ベルサイユ・ギャロップ 作品107」等のフランスに因んだ曲が盛り込まれていました。エキゾチックな感じのする「ロシア行進曲 作品426」、「中国風ギャロップ 作品20」、 「ポルカ“インドの舞姫”作品351」等も、耳を楽しませてくれました。

プレートル氏、83歳とのことですが、馴染みの無い曲の多いこのプログラムを、全曲暗譜で指揮していました。

毎年、アンコールの”青きドナウ”に入る前に入る新年の挨拶、色々な国の言葉が聞けるのが楽しみでしたが、今年はドイツ語のみ。そう、挨拶といえば、ピアニストのランラン氏が「中国風ギャロップ 作品20」の演奏の前に、北京オリンピックのアピールを述べていました。 今年は、北京オリンピックの年ですものね。

ところで、日本語訳が「ポルカ“かわいい曲”」となっている曲、確か、原曲名はPolka francaiseとなっていました。それを見て、「あっ、”フランス風ポルカ”だ!」と思ったのですが、字幕は、「ポルカ“かわいい曲”」でした。”フランス風”が、”可愛い”という意味になるのかな?それとも副題があるのかしら。

ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート2008
チャンネル :教育/デジタル教育1
放送日 :2008年 1月 1日(火)
放送時間 :午後7:00~午後10:00(180分)

番組HP: http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=XTVAraRi&c=2

<再放送>
BS2 2008年 1月2日  (水)   19:30 ~ 22:30
ハイビジョン 2008年 1月6日  (日)   15:00 ~ 18:00

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2008年1月 3日 (木)

福袋4

福袋4
こちらも、今年初めて購入したものです。“あけぼの”のお煎餅八種入りの福袋。パッケージは、これまでの3つに比べて地味めですが、内容の充実度は立派。
これは、“見かけは一見地味だけど、じんわり仲良く出来る友人が出来る運命”と読み解きました。福袋占い、何とでも勝手に解釈出来るところが私向きです。

この福袋の中身の何分の一かは、昨夜、ビールと共に私の“幸せタイム”を作ってくれました!

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福袋3

福袋3
今年初めて購入した“ミスド”の福袋は、“新しい出会い”と、“笑いの絶えない楽しい日々”を約束してくれたような気がします。そうあって欲しいと心から願っております。
ポンデライオンのお重で、初笑い!可愛いピングーカレンダーは壁に掛けましたし、カフェエプロンも早速役立ってくれましたし。
ドーナツ券も有効利用するつもり。新装なった下北沢店で、ゆったりお茶しましょうっと。

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福袋1&2

福袋1&2
福袋の購入は、私にとって大切なお正月の行事です!
でも、これは、私の全くの個人的趣味でございまして、残念ながら、我が家には私以外に福袋ファンは居りません。家族は、私が福袋の為に並ぶのを呆れて眺めております。
ですので、ワクワクしながら福袋を開けて中身を披露する私に向かって、実に冷静な感想が飛んできます。「私にとって、福袋はおみくじのようなものなのよ。」”と言うのですが、「だったら、1つで良いんじゃない?」と言われます。
“もっともな考え”とは思うのですが、今年は4個買ってしまいました・・・

さて、中身で占う今年の運勢は?
恒例となった下北沢カルディの福袋2種、食品福袋&コーヒー福袋は、“平穏な日々”を約束してくれたように思います。これ!という大好物は入っていませんでしたが、ハズレは無しでしたので。

ところで、日本以外の国に福袋はあるのでしょうか?

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2008年1月 2日 (水)

”第51回NHKニューイヤー・オペラコンサート”(1月3日)

”第51回NHKニューイヤー・オペラコンサート”の放映は、明日(1月3日)の午後7時からです。昨日、”NHKニューイヤー・オペラコンサート”で検索されて、こちらのブログにおいでの方がいらっしゃいましたので、急ぎ、情報を掲載致します。

テノールの佐野成宏さんは、プッチーニ作曲の歌劇“トスカ”から“妙なる調和”を、ソプラノの森麻季さんは、モーツァルト作曲の歌劇“羊飼いの王様”から“穏やかな空気と晴れた日々”歌われます。私、“羊飼いの王様”という歌劇は、見たことも聴いたこともないのですが、題名から推測するに、牧歌的な感じ。楽しみです。

第51回NHKニューイヤー・オペラコンサート
チャンネル :教育/デジタル教育1
放送日 :2008年 1月 3日(木)
放送時間 :午後7:00~午後9:00(120分)
      
番組HPはこちらです。
http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=xWEpdvWy&c=7

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2008年1月 1日 (火)

新年おめでとうございます。

新年おめでとうございます。
新年おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

私、実家で年越しを致しました。母の生けたお花から、新春らしい清々しさを感じました。昨年、米寿を祝った母は、歩く時に杖を頼らなくてはならないことを嘆いていますが、玄関には、いつもきれいなお花を生けています。視力が落ちてきても、長年続けてきた生け花の腕は落ちていないように思えます。
母のお花を見ると、“継続は力なり”という言葉が心に浮かびます。

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