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2007年10月22日 (月)

「気絶しないで!」(「ばらの騎士」)

先日、カラヤンシュワルツコップの「ばらの騎士」をDVDを見ました!学生時代に、銀座のヤマハホールで見た、懐かしの「ばらの騎士」です。やはり、エリザベート・シュワルツコップの元帥夫人は絶品ですね!

DVDを買った頃、ちょうど、チューリッヒ歌劇場日本公演がありました。「ばらの騎士」の記事を書く為に検索していたら、チューリッヒ歌劇場公演では、元帥夫人がゾフィーにオクタヴィアンを譲る(?)ところで、気絶する演出であったことを知り、”ええっ!”て思いました。気絶して、ゾフィーとオクタヴィアンに介抱されるなんて、”それじゃ、大人のかっこよさが台無しじゃないのぉ!!”と、一人で憤慨したのですが、カラヤンシュワルツコップのDVDを見ても、”気絶はあり得ない!”と思いました。三重唱を歌って、悲しみを隠して優雅に退場するところが、あのオペラの見せ場。泣かないからこそ、悲しみと諦めが伝わってくると思うのですが。

「ばらの騎士」では、元帥夫人が30歳少し過ぎ、オクタヴィアンが17歳という年齢設定ですが、それは、娘は修道院で教育を受けさせ、若い内に結婚させるという古い時代ならではの年齢設定だと思います。子供を産む年齢も今とは違っていたでしょうし、寿命も違っていたでしょうし。今の世の中で考えると、それぞれ10歳足して、40歳と27歳位というのが妥当かしらねなどと話しながら、DVD鑑賞しましたが、元帥夫人役のシュワルツコップも、オクタヴィアン役のユリナッチも美しい!

最初に登場する指揮者のカラヤン、若くて颯爽としています。それもその筈、1960年撮影の映像でした。

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