スーツァンレストラン陳②
昨日行った”スーツァンレストラン陳”は、セルリアンタワー東急ホテルの2階にあります。辛いもの大好きの私のお気に入りの店の1つです。
いつも混んでいるので、予約は必須。昨日の場合は、当日昼頃に予約したので、「カウンターの禁煙席のみ空いておりますが・・・」と言われましたが、このカウンター席が良いんです。キッチンでシェフが腕をふるうのを、ガラス越しに眺めることが出来る特等席なんです!
”スーツァンレストラン陳”の入口に着いたら、案内係の方が、「カウンター席をお取りしておりますが、テーブル席のキャンセルが出ましたので、ご希望ならばテーブル席にご案内出来ますが。」と言って下さいました。”このお店らしさは、カウンター席に有り”と思う私達、「いえいえ、私達、カウンター席が大好きなんです。」と言って、カウンター席に参りました。
全部で8席有るカウンター席は、その時は未だ全部空いていたので、「お好きな場所にどうぞ。」と言われ、私達は右端に陣取りました。目の前で、菰田欣也シェフが鍋を振っています。火の前と、その後のテーブルの周りに、沢山のコックさん達が居て、きびきびと働いています。キッチンの様子が気になって、メニューを見ながらも、なかなか料理が決まりませんでしたが、”蒸し鶏の前菜・山椒風味”、”空芯菜の塩味炒め”、”牛肉の中華風グラタン”の3品を決め、注文しました。
こちらは、”蒸し鶏の前菜・山椒風味”。きゅうりの上に蒸し鶏を置き、山椒風味のソースを掛けて、トマトの薄切りを添えたもの。この蒸し鶏の前菜、ソースの味が選べます。ソースは4種あり、胡麻風味、山椒風味、ネギ風味、うま味風味。胡麻風味にすると棒棒鶏の感じです。
これは、”空芯菜の塩味炒め”。目の前で、あっという間に炒められたもの。呆れる程の手際の良さでした。中華料理って、本当に、火の使い方、油の使い方がダイナミックなんんですね。
“黒毛和牛フェア”のメニューにあった”牛肉の中華風グラタン”ですが、帰宅して、サイトを見たら、この料理は載っていませんでした。中華風グラタンって、珍しいですよね。興味津々で待つ私達の前に、鍋が来ました。卓上コンロで1・2分温め、中味がぐつぐつ煮立ったところで、各自に取り分け。
上にはチーズ、中味は牛肉と冬瓜、そこまでは分かるのですが、もう一種、プリッとした食感のものが入っています。「何だろう???」、「ナタデココみたい。」、「でも、ナタデココは、火を入れると溶けるらしいよ。」等々、いくら考えても分かりません。
で、サービスの方にお訊きしてみたところ、アロエだそうです!牛肉の味わいと、冬瓜のとろとろの食感と、アロエのプリッとした食感、美味しく驚きのある料理でした。
「今度は、何の料理かしら?」とか、「あの材料は何だろう?」とか、「あれ、きっと、私達の頼んだ料理よ!」等々、いちいち大騒ぎをする私達、ちょっとうるさかったかなぁ。でも、カウンター席に座るお客様は、多かれ少なかれ、こういった感じで楽しんでいらっしゃるように見えました。
(カウンター席の後ろには通路があり、テーブル席とは、ちょっと離れていますので、多少騒いでも大丈夫なようです。)
会話を楽しみながら食事する時にはテーブル席を、お料理パフォーマンスを楽しみたい時はカウンター席をと、使い分けることの出来る楽しいお店です。
”牛肉の中華風グラタン”の後、”麻婆豆腐”と麺をいただき、大満足でお店をあとにしました。
”スーツァンレストラン陳”のサイトは、こちらです。
http://www.srchen.jp/
*お食事が終わったところで、菰田欣也シェフの写真入りの「嗚呼!花の料理人」の団扇をいただきました!
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