レミーのおいしいレストラン
先日、”レミーのおいしいレストラン”、見て参りました。ストーリーも楽しく、パリの街の映像もきれいで、良かったです!
「誰にでも料理が出来る」という名料理人・グストーの言葉に励まされて、料理の下手な見習い料理人・リングイネを操って美味しい料理を作るネズミのレミーの物語。「誰にでも料理が出来る」という言葉は、勇気を持って行動すれば、夢は実現されるということ。
レミーはネズミ。厨房にいたら駆除されるに決まっている生き物です。そのネズミが料理人になるという信じられないストーリーだから、楽しいのです。人間世界対ネズミ世界の対立も描かれますが、最終的には、レミーの家族・仲間達は、レミーの夢の実現に手を貸します。
出てくる料理はみんな美味しそう!料理翻訳監修は、”クイーン・アリス”の石鍋裕さん。
この映画の原題は、”Ratatouille(ラタトューユ)”。物語展開の上で鍵となる料理の名前です。そして、ネズミ(Rat)にも掛けた言葉。
物語半ばで、リングイネが「Ratatouille?ネズミ(Rat)が、入れ墨(Tatouage)してるなんて、そんなのおかしいよ。」というところがあり、思わず笑ってしまいました。その時点では、”Ratatouille(ラタトューユ)”の重要性はわかりませんでしたが、印象的な言葉だったので、最後に”Ratatouille(ラタトューユ)”で勝負を賭けるとなった時に、”なるほど、こういうことだったんだ”と合点しました。
”Ratatouille(ラタトューユ)”は、日本では知名度の低い料理なので、邦題は”レミーのおいしいレストラン”になったのだと思いますが、”Ratatouille(ラタトューユ)”という原題の持つ洒落っ気が欠落してしまったのは、ちょっと残念。
邦題から受ける印象は”子供向きアニメ”ですが、大人にも充分楽しめる映画だと思います。
レミーのおいしいレストラン公式サイト
http://www.disney.co.jp/movies/remy/
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