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2007年7月19日 (木)

京鼎樓(jin-din-rou)@恵比寿

恵比寿駅東口徒歩1分の「京鼎樓(jin-din-rou)」に行きました。私が大好きな小籠包のお店です!

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本店は台北にあり、「鼎泰豊(din-tai-fung)」で修行した方が開いたお店とのことです。
「鼎泰豊」は、有名ですよね。小籠包といえば「鼎泰豊」、定評のあるお店です。数年前、初めて台北に行った時には、勿論、物見高く「鼎泰豊」に行きました。並んで待って、味わいました。さすがに美味しかったです!”もう一度食べたいネ”という話になりましたが、並ぶのはちょっとねぇ・・・
そんな時に目に入ったのが、台北在住の日本人の間で評判の「京鼎樓」について書かれた記事でした。「鼎泰豊」で修行した方のお店とのことなので、”両方の小籠包を食べ比べてみよう”ということになり、「京鼎樓」に行きました。「京鼎樓」はあまり分かり易い場所ではなく、見つけるのにちょっと苦労しましたが、お味の方は「鼎泰豊」に負けず劣らず。どちらの小籠包が好きかは好みの問題ですが、お値段は大違い。「京鼎樓」の方が、断然安いのです。お値段と同様、雰囲気も違います。「鼎泰豊」は観光客用という感じですが、「京鼎樓」はごく普通のお店。

「鼎泰豊」の場合、行列しながら、注文書に印を付けて店員さんに渡すので、席に着いてからは、そんなに待ちません。でも、”食べてみてから追加する”という方法は、ほぼ不可能。”種類も量も食べる前に決める”というのは、少々プレッシャーですし、待つのも結構疲れます。なので、私は、「京鼎樓」の方が好みです。
2005年の冬に台北に行った時にも、「京鼎樓」に行ったのですが、その少しあとに、「京鼎樓」東京店の開店を雑誌で知りました。

「京鼎樓」東京店の場所は、恵比寿駅から、ほんの一歩。恵比寿駅東口のハーゲンダッツのお店前の階段を下りた目の前。外から見えるガラス張りの厨房で、点心師さん達が小籠包等の点心を作っています!小籠包好き私などは、その光景と、湯気の上がる蒸し器を見ただけで、興奮してしまいます。

070718_jindinrou_01昨日は4人で行き、先ず、前菜を3品注文しました。皮蛋豆腐、棒棒鶏、芝麻沙拉(牛蒡とクラゲのサラダ)。これは、皮蛋豆腐です。盛りつけがフランス料理風ですね。皮蛋がとろっとしていて、美味しい!棒棒鶏は、バランス的に、きゅうりがもう少し欲しかったかな。芝麻沙拉(牛蒡とクラゲのサラダ)は、見た目も味も、上にかかっていた水菜が目立ち過ぎて、名前から予想していた料理とは、ちょっと違いました・・・

そして、待望の小籠包10個入りを2蒸籠(写真は、上の方をご覧下さい)。美味しいのです!皮を囓って熱いスープを味わうと、台北を思い出します。醤油と黒酢をつけても、醤油と黒酢で和えた針生姜を添えても、勿論そのままでも、美味しいです。
070718_jindinrou_06炒空心菜(空心菜のガーリック炒め)、海老焼売、豚肉炒飯も頼みました。炒空心菜、太い芯にも葉っぱにも、同じように火が入っているってスゴイ。家では絶対真似出来ません。海老焼売は、”海老のっけ厚皮小籠包”といった感じ。皮は小籠包の皮より少し厚いようですが、中にはスープが入っていて、殆ど小籠包でした。豚肉炒飯は、さっぱり味。ご飯のパラパラ具合がなかなかです。
0707181_jindinrou_09デザートには、”マンゴー練乳氷”を頼みました。これ、台湾風かき氷なんでしょうか?日本のかき氷といえば”シャリシャリ”の食感ですが、これは”ふわふわ”なんです。初めて出会った食感ですが、美味です!!メニューの写真を見て、私は、普通の1人前のかき氷を想像したので、「これ、ちょっと高いかな?」と思っていました。”マンゴー練乳氷”は¥850で、”棒棒鶏”は¥630なので。ところが、店員さんが持ってきてくれた”マンゴー練乳氷”は想像を絶する大きさでした!4人共、「ええっ」て息を呑みました。当然のように、取り分け用の器も4個来ました。070718_jindinrou_11
ふわふわの食感の優しい味の練乳氷にマンゴーが乗っていて、美味しいのですが、この大きさは手強い。食べても食べても減りません。熱いお茶を飲み飲み、いただきましたが、4分の1位残してギブアップでした。器の大きさがわかるように、SUICAを前に置いて写真を取りました。器、大きいでしょう?
3種の練乳氷、季節限定メニューのようです。夏いらっしゃる方は是非味わって下さい。でも、この大きさですから、お1人では絶対無理だと思います。

「京鼎樓」のサイトです。そごう千葉店、そごう横浜店にもお店が出来たようです。
http://jin-din-rou.com/top.html

ちなみに、「鼎泰豊」東京店は新宿高島屋タイムズスクエアにありますが、評判はイマイチです。時に依るのかもしれませんが、”台北とは別物”という話を複数の方から聞きました・・・

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