フランス人T君との日本文化談義 ”温泉”&”混浴”
ゴールデンウィーク中に、フランス人の友人T君に会い、日本人の友人を交えて”飲み会”をしました。お花見以来、約1ヶ月振りの再会でした。
お花見の時には、桜の花びらの浮かぶ杯を傾けながら、いろいろな話をしましたが、T君も、”温泉”が好きとのこと、”温泉”の話に花が咲きました。(彼との会話、98%は日本語です。)
家族で宝川温泉に行ったばかりだった私、”混浴”という言葉の解説をしたのですが、彼は、絶対に信じなかったのです。
運の悪いことに、私達のお花見は4月1日・・・ エイプリル・フール。フランスでは、poisson d'avril といいますが、やはり、その日は嘘をついても良い日なのです。
一生懸命に、”混浴”の説明をする私に、彼、「今日は4月1日だよねぇ。」と言うのです。彼の眼、笑っています。ブルーの瞳が”ウッソ~!”と言っている・・・「そう、poisson d'avril よ。だから、この話、信じられないの?」と訊くと、「だぁって、お風呂が男女一緒だなんて、そんなこと、絶対信じられない。あり得な~い!」と言うのです。そして、私が熱を入れて話せば話すほど、彼は冗談だと思い込む悪循環に。
兎も角、”混浴”の存在は全く信じて貰えず、お花見はお開きとなったのでございます。
そして、1ヶ月後のゴールデンウィークにT君と再会したのですが、その時、一緒に飲んだ仲間の1人は、大の温泉ファン。その日、朝一で車を飛ばして水上温泉郷に行き、露天風呂に浸かり、飲み会目指して帰って来たという強者。で、またもや、”温泉”の話になったのでございます。
その友人から”混浴”の話が出た時、T君、実に複雑な顔をしました。私の話は、冗談と確信していたらしいのですが、初対面の友人から、同じ”混浴”の話が出たので、”もしかしたら、この話、本当かも”と、その確信がグラついたらしい。
ドイツのスパは、水着着用不可で男女一緒と聞いていましたので、フランス人のT君が”混浴”にこんなに驚くとは思っていませんでした。でも、彼は、フランスでは考えられないことだと言うのですが、そうなのでしょうか???
宝川温泉のサイトをT君に送ってみました。彼の反応や如何に。
宝川温泉では、女性がバスタオルを巻いて浴槽に入って良いので、伝統的な”混浴とは違うのですが、家族で一緒に大きいお風呂に入るのは、本当に気持ち良いものです。
宝川温泉のサイトは、こちらです。
http://www12.wind.ne.jp/takaragawa/
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