連休の餃子パーティー
連休に、友人宅で餃子パーティーをしました。
まな板&包丁、持参です。
挽肉は使わず、約1kgの豚塊肉を4人で叩いてミンチにし、他の3人は湯通しした白菜、ニラ、竹の子をひたすら刻む。包丁の音だけが響く無言の作業が約40分続いた。
出来上がったミンチ状の肉と、しっかり絞った白菜等の粗みじんの野菜類を混ぜ合わせ、ショウガ汁、ごま油、紹興酒、塩で味を付ける。”お味見”用に大さじ一杯ほど取って、フライパンで焼き、全員で”お味見”。う~む、これで良し!
皮で中身を包む段になると、お父さん達は”ビール組”となり、高見の見物。残りの”餃子部隊”、最初のうちは、中身を入れ過ぎて、「ワー、どうしよう!包めない~」と言っていたけれど、だんだんと上手くなっていく。
お盆に、出来上がった餃子が並ぶ。くっつかないように間を開け、皮が乾かないように、上から固く絞ったぬれぶきんを掛ける。
全部作ってから焼くか、途中で焼いて食べてから、もう一度包むかを討議した結果、作るのを一旦ストップして、食べることになった。
熱した電気プレートに餃子を並べ、下に色がついたら、お湯を入れて蓋をする。餃子の皮が蒸気を含んでしっとりし、餃子も少しふくらむ頃合いを見計らって、蓋を取り、ごま油を少々回し掛け、水気が飛ぶのを待つ。
ビールを飲み、お刺身&サラダをつまみつつ、餃子の出来上がりを待つ。各自、醤油・ラー油・黒酢を好みにブレンドして、”つけだれ”を作って、スタンバイ。
餃子がふくらんで、皮がツヤツヤして、中でスープがフツフツ言ったら、食べ頃!
箸でちょっと餃子を動かして、プレートに貼り付いているのを剥がし、皮を破らないように箸でつまみ、各自作った”つけだれ”をつけて囓ります。
肉汁と野菜の水分から出来た熱いスープを、フウフウしながら食べるのです。肉の味が残る粗挽き(粗叩き?)の肉と、歯触りの良い竹の子を、白菜とニラがふわっと包み込み中身を味わって、一段落。皮、スープ、中身のハーモニー、絶妙です。
ビールで口の中を冷やし一呼吸したら、次の獲物を狙います。スープがフツフツ言うのには個体差がある。だって、作り手によって、中身の量も、包み方も全然違うんですから。
1回に焼けるのは、25個前後。1人当たり4個は無いのですが、熱いのをハフハフしながら食べる為か、かなりな満足感があります。
猫舌さんには向きませんが、この小籠包のように熱~いスープ入りの餃子は実に美味しい。絶品です!
*写真でおわかりのように、電気プレートの表面は黒光りしています。これは、回し掛けたごま油と”焦げ”。この位の”焦げ”が出来る焼き上がりが、一番美味しい。餃子の底がカリッとするのです。焦げ部分は、払い落とせばハラリと落ちるので、味に支障はありません。
*焼いた後、プレートにお湯を入れて、焦げをしっかり拭き取り、次回に備えます。
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