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2007年4月 4日 (水)

歌舞伎パリ公演の感想

パリ在住の2人の友人が歌舞伎パリ公演に行き、感想をメールで送ってくれました。

1人の方は、フランスに行ってから歌舞伎や文楽や能に興味を持ち、シャイヨー宮での歌舞伎公演にも足を運ばれたとか。”離れてみると、その良さがわかる”と、その方は書いておられます。私も、日本にいる時は、特に”自分は日本人だ”と意識することはなかったのですが、留学時代は、数日遅れで届く紅白歌合戦の映像を見に友人と出かけたり、津軽三味線を聴いたりと、日本を意識して過ごしていたように思います。

もう1人はヨーロッパに長く住んでいる方で、歌舞伎初体験だったようですが、とても楽しかったとのことです。フランス語の堪能な彼女に”口上”について訊ねたのですが、”口上”はほぼフランス語、その歌舞伎的アクセントのフランス語が、フランス人に大うけだったそうです。

”歌舞伎パリ公演”についての記事を書いているうちに、私の中に”日本に居るんだもの、もっと日本を楽しまなくっちゃ。”という気持ちが生まれました。日本に居ると、”そんなこと、いつでも出来る”と思い勝ちなのですが。

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コメント

はじめまして。日本を離れると日本に興味が沸くというお話、私も同じです。パリ(2年間滞在)から帰国後に、能の仕舞の稽古を始めたり歌舞伎座に足しげく通いはじめました。
日本人である私、日本のことを知っているつもりで実は”識ってなぞいなかった”ことを海外で気づかされました。また、日本の文化の深さ、良さをdecourvertできたのもフランスに居たからこそです。日本のことをもっと奥深くさぐっていきたいと思っています。

投稿: 向日葵 | 2007年4月 8日 (日) 16時52分

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