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2007年4月22日 (日)

「異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900-2005」

3月28日の記事、”モディリアーニの美術展①”に書いた「異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900-2005 ポンピドー・センター所蔵作品展」は、5月7日迄。ゴールデンウイークに入る前に是非行きたいと思っていましたが、昨日、時間を見つけて、新国立美術館見物も兼ねて、行ってきました。
思えば、私、2年以上美術館に足を運んでいませんでした。2005年3月に父が倒れてから、絵を見る余裕無く過ごしていたんだなと、新国立美術館に向かうメトロの中で思いました。(2005年3月以降、美術館に行ったのは1回だけ。昨年秋、パリでオルセー美術館を訪ねただけなのです。)

今回の目的は、モディリアーニスーティンの絵を見ること。友人のピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サールのインタビューをした時、彼女の曾祖父にあたる方が、モディリアーニスーティンの絵を置く画廊を経営していた事を知り、彼等の絵を”生で”見たいと思ったからです。
リーズ・ドゥ・ラ・サールさんのインタビュー記事は、下記のコンセール・パリ・トーキョウのサイトに載っております。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/

もう一つの目的は、新国立美術館3階のポール・ボキューズのレストラン”Brasserie Paul Bocuse Le Musee”のお味見だったのですが・・・、こちらは果たせませんでした。家事雑用を必死で片付けたのですが、家を出られるたのは2時少し前。新国立美術館に着いたのは2時半でした。私が読んだ”Hanako No893 (2007.2.22)”には、「この”Brasserie Paul Bocuse Le Musee”は中間クローズ無し」と書かれていたので、それを信じ、悠然とエスカレーターで上がっていったのですが、なんと、ランチは14時半ラストオーダーとのことで、無情にも入口は閉まっており、入口に立ててあったメニューを書いた看板も、まさに片付けられんとしておりました・・・ ショックでした。
帰宅して、国立新美術館のサイトを見たところ、”ランチのラストオーダーは14時半”とありましたので、ちゃんと確認してから行けば良かったと後悔しています。
*国立新美術館のサイトは、こちらです。
http://www.nact.jp/

Brasserie Paul Bocuse Le Musee”でのランチを諦め、地下のセルフサービスのレストランで軽く食事をしました。地下とはいっても、天井は吹き抜けで外の光が入るので、気持ちの良いスペースになっていました。

2階で開催中の「異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900-2005 ポンピドー・センター所蔵作品展」には、1900年~2005年迄の100年以上の間にパリで活躍した異邦人(エトランジェ)たちの作品が、沢山展示されていました。
予想していた通り、1人1人の作品数は少なく、私のお目当てのモディリアーニ(イタリア生まれ)の作品は3点、スーティン(ロシア生まれ)は4点でした。でも、私の大好きなシャガール(ロシア生まれ)や藤田嗣治(日本生まれ)の絵も見られましたので、とても満足しました。
そして、藤田嗣治が映っている「モンパルナス」というフィルムが見られたの、大収穫です!カフェの様子が楽しいこのフィルム、藤田嗣治以外にも有名な方が映っているようです。

国立新美術館、外の光が入るガラスの壁なので、お散歩気分で美術展が楽しめます。全体にパブリックスペースが広々していて気持ち良く、テラスではお茶も出来るし、地下のショップの品揃えも楽しいので、また行きたいと思いました。

「異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900-2005 ポンピドー・センター
所蔵作品展」
会期:平成19(2007)年2月7日(水)~5月7日(月)
主催:国立新美術館、朝日新聞社、テレビ朝日、ポンピドー・センター
会場:国立新美術館 企画展示室2E
展覧会ホームページ:http://www.asahi.com/pompidou/

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