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2007年1月21日 (日)

リーズ・ドゥ・ラ・サールとショッピングに♪

ピアニストのリーズ・ドゥ・ラ・サールと、彼女のお母さまのショッピングに同行した。
2004年の来日時には、彼女がインタビューを受けている間に、お母さまとお茶をしたので、今回も、彼女の練習中にお母さまとショッピングにと思って話をしたのだが、それを聞いていた彼女が「私も行きたい!」と言い出し、3人でのショッピングになった。

「その日は練習するだけで、約束は何も無いわ。」と言っていた彼女、時間通りにお母さまと一緒に待ち合わせ場所に現れた。黒のコートにピンクのマフラー、ピンクの手袋。舞台とは違う”可愛いリーズ”との再会だった。「Bonjour, Yuriko!」という彼女の微笑みは、コンチェルト演奏の凄味が嘘のように柔らかい。「充分練習出来た?」との問いに「勿論。」と答えた時だけは、ピアニストの顔をになったけれど。
思わず、「リーズは舞台だと、とっても大きく見えて不思議。」と言ってしまった。彼女は小柄な方ではないけれど、そう大柄でもない。だが、自信がそう見せるのか、舞台での彼女は大きく見える。

電車での移動で良いか、ちょっと悩んだけれど、結局、電車を使った。デパートのエレベーターに乗り合わせた中年のご婦人方から、「何て綺麗なお嬢さんでしょう!」「モデルさんみたい。」という嘆声が上がった。確かに美しい。お母さまも綺麗だから、2人はかなり人目を引く。一緒の私は、居場所が無いけれど。。。

彼女達が欲しかったのは、ちょっと楽しい小物達。最初に案内した和風小物の店に並ぶものを見て、「もっと面白いものが欲しいんだけど。」と云う彼女達に、「う~む・・・」と少し考え込んだが、ハンズに行くことにした。
ハンズの品揃えには満足して貰えたようだったけれど、「これは何?」攻撃に、私はパニック。私にも何だか分からないものも有る上に、私のフランス語のストックは乏しいのだから。

私の拙い説明を熱心に聞いた彼女、「これは誰々に。」とお母さまと話しながら、お土産を選んでいった。迷った末に選んだものを大事そうに抱えてレジに向かう彼女は、ごく普通の18歳の少女だった。

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