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2006年12月19日 (火)

読響のトゥーランガリラ交響曲を聴きました♪

12月15日の読響第455回定期演奏会で、メシアンのトゥーランガリラ交響曲を聴きました。

20年以上前に読響がセルジュ・ボドの指揮でこの曲を演奏した時も、聴きに行った記憶がありますが、記憶に残っていたのは、オンド・マルトノの不思議な音だけ。
今回、オンド・マルトノの音に再会するつもりで聴きに行ったのですが、とてもまとまりの良い演奏でしたので、音楽の流れに魅せられ、1つの楽器(オンド・マルトノ)の音を追うといった聴き方は出来ませんでした。

この曲をすっかり手の内に収めている3人の達人、指揮者のシルヴァン・カンブルラン、ピアニストのロジェ・ムラロ、オンド・マルトノの原田節を得た読響の演奏は、素晴らしかったです。

オンド・マルトノの第一人者、原田節の演奏は、聴く人を不思議な世界に誘い、元トロンボーン吹きというカンブルランは、大きなリズムは腰で取りつつ、見事な棒捌きを見せていました。ムラロの演奏は、時に豪快、時に繊細。彼は、クリアでありながら、耳障りなところが全く無い音で、地鳴りのようなffから、鳥の声や風の音までを表現していました。彼の音楽性と技術には、感動を超えた驚きを感じました。

ロジェ・ムラロの演奏前に鍵盤を撫でる動作は、とても印象的でした。また、演奏後には、ピアノの蓋を閉めてオケのメンバーが観客から見えるようにするさりげない心遣い(とても背の高い方なので、ピアノの蓋を実に軽々と閉めてしまった!)に、心が温まりました。

「トゥーランガリラ」とは、インドのサンスクリット語(梵語)で愛の歌を意味するのだそうです。

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