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2006年12月

2006年12月31日 (日)

良いお年をお迎え下さい♪

10月3日にブログを始め、友人音楽家の情報等を書いて参りました。

始めてから、もうすぐ3ヶ月になりますが、日々の更新に追われ、未だに写真を載せる術がわからず、相変わらず文字だけのブログとなっております。それにも拘わらず、多くの方が読んで下さっていて、本当に嬉しく思っております。
お読み下さった皆さま、本当にありがとうございました。

少しづつ内容の充実を心がけて参りますので、来年もよろしくお願い申し上げます。

良いお年をお迎え下さい。

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2006年12月28日 (木)

「カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」のテレビ放映

11月23日から12月2日にかけて行われた「第1回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」の番組が、1月にテレビ放映される。

このコンクールは、フィレンツェ市で1969年に始まって、10回行われた「ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール」を、八王子市が引き継いで、開催したコンクールである。

申し込み者は24カ国からの74名。予備審査通過者は19カ国からの45名、実際の出場者は15カ国からの31名だったそうだ。

出場者全員をホームステイという形で受け入れたのかどうかは聞き漏らしたが、私の友人のセバスチャンH君はホームステイをさせて貰っていた。多くの国からの出場者を家庭に受け入れるのは大変なことに違いないが、国際交流という意味でとても素晴らしいことだと思った。

コンクールの運営に携わる方々(多くのボランティアの方が参加されていたようだが)の熱心さが良い雰囲気を作っていたので、海外からの出場者は、日本ファンになったに違いない。

八王子テレメディア(CATV)
特別番組『カサド・チェロコンクール』
放送日:2007年1月1日(月)~5日(金)
時間:19時30分~20時25分(毎日放送)

NHK衛星第2放送
BSイベントホール「よみがえるガスパール・カサド国際チェロ・コンクール
(仮)」
放送日:2007年1月6日(土)
時間:12時10分~13時24分

「第1回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」の詳細は、下記サイトをご覧下さい。
 ↓
http://www.cassado-cello.jp/com/japanese/j_index.html

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2006年12月27日 (水)

エリック・ル・サージュ&読響の記事掲載雑誌情報

ピアニストのエリック・ル・サージュが出演した、読売日本交響楽団の2回のコンサートの評が下記の雑誌に掲載されております。

・「音楽現代 1月号」 P192
11月4日(土)に行われた「読売日本交響楽団 第83回東京芸術劇場マチネシリーズ」の評

・「ショパン 1月号」 P37
11月5日(日)に行われた「みなとみらいホール みなとみらいホリデー名曲シリーズ」の評

上記の2公演の内容は下記の通りです。

指揮:エド・デ・ワールト
ピアノ=エリック・ル・サージュ

■ブラームス:大学祝典序曲
■シューマン:ピアノ協奏曲
アンコール(ピアノ独奏) シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集の14曲目(Heft2-5)"Zart unt singend"
 ~~ 休憩 ~~
■ブラームス:交響曲第2番
アンコール ブラームス:ハンガリア舞曲第1番

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2006年12月26日 (火)

2人のセバスチャン(第1回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子)

フランスから、「第1回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」に参加する為に来た私の友人チェリストS君は、セバスチャン・ウールト君という。(コンクール期間中は、差し障りがあるといけないと思い、S君と書いていた。)

このコンクールには、フランス国籍のセバスチャンが2人参加していた。1人は私の友人のセバスチャン・ウールト君(以下、セバスチャンH)。もう1人は、サラ・ルヴィオン(2001年神戸国際フルートコンクール第1位)の友人のセバスチャン・ヴァン・クイック君(以下セバスチャンV)。

”フランス国籍のセバスチャン君”と云うことで、この2人は混同されてしまったらしく、2人共に第2次に進んだにも拘わらず、通過者の国籍表を見ると、第2次に進んだフランス人は1人となっている。

私は、この表を信じたので、自分の友人のセバスチャンH君が第2次に進んだ唯一のフランス人だと思っていた。なので、サラ・ルヴィオンと「第1回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」の話をした時、彼女の友人のセバスチャンV君は第2次に進めなかったと話してしまった。それを聞いて、彼女は、「私の友達のセバスチャン、上手いのよ。それでも第2次に進めなかったなんて、レベルの高いコンクールなのね。」と言っていたが。

数日前、久しぶりに「第1回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」のサイトを見た。セバスチャンH君にクリスマスメールを出した後、彼の演奏が聴きたくなって、「インターネット配信、まだ、やっているのかなぁ。」と思ってサイトに行った。まだ配信していた。第2次予選のページを見ていると、予想していなかったセバスチャンV君の名前が有る。「ええっ、これ、どういうこと???」勿論、セバスチャンH君の名前も有る。

国籍集計の表の方が間違っていることがわかった。2人共に、”フランス国籍のセバスチャン君”なので、1人と数えられてしまったのだろう。
サラ・ルヴィオンに、セバスチャンV君は第2次に進んでいたと訂正しなくては。

「第1回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」の詳細は、下記サイトをご覧下さい。
 ↓
http://www.cassado-cello.jp/com/japanese/j_index.html

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2006年12月23日 (土)

ル・サージュ&ブラレイのモーツァルトCD関連記事掲載雑誌(07年 1月号)

エリック・ル・サージュフランク・ブラレイのインタビュー記事が下記の雑誌に載りました。

・「ショパン1月号」(12月20日発売)
*P42-P43に、11月来日時のインタビュー記事が掲載されております。

エリック・ル・サージュ&フランク・ブラレイの「モーツァルト/2台と4手のためのピアノ・ソナタ集」の詳細につきましては、下記のキングレコードのサイトをご覧下さい。
http://www.kingrecords.co.jp/lesagebraley/index.html

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2006年12月21日 (木)

”レ・ヴァン・フランセ”東京公演

2月に来日する”レ・ヴァン・フランセ”の東京公演の情報です。

2月9日(金)19:00
大田区民ホール・アプリコ 大ホール(東京)
S\4,000- A\3,000- B\2,000-
〔大田区文化振興協会〕tel:03-5744-1600
http://www.ota-bunka.or.jp/0top/top.html

2月16日(金)19:00
東京オペラシティコンサートホール
http://www.operacity.jp/concert/
tel 03-5237-7711[ジャパン・アーツぴあ]
S\7,000- A\5,500- B\4,000- C\3,000-

上記の2公演以外に、王子ホールでの公演(2月14日)がありますが、チケットは既に完売とのことです。

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2006年12月20日 (水)

「エリック・ル・サージュ インタビュー」サイトアップ

レ・ヴァン・フランセ”に関するエリック・ル・サージュのインタビューを、コンセール・パリ・トーキョウのサイトに掲載しました。昨年10月の”レ・ヴァン・フランセ”来日時に、インタビューさせていただいたものです。

巷の噂では、”レ・ヴァン・フランセ”のメンバーはパリ国立高等音楽院の室内楽クラスの仲間ということでしたが、それは、ル・サージュがきっぱりと否定。また、”レ・ヴァン・フランセ”と云う名前は日本向けブランドとの話もありましたが、ヨーロッパでも、”レ・ヴァン・フランセ”と云う名前で活動することもあるとのことです。

詳しくは、下記サイトをご覧下さい。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/

エリック・ル・サージュ インタビュー レ・ヴァン・フランセに関するインタビュー」は、”Bienvenue a Tokyo !(東京へようこそ!)”のページに有ります。

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NHKBS「シブヤらいぶ館」国際放送

海外在住の方もブログを見て下さっているので、「シブヤらいぶ館」の国際放送の予定をお知らせします。

番組表に依りますと、「シブヤらいぶ館」”歌のない音楽会”は、毎週水曜日の00:15からの放映、同日後6:00~6:43にBS2で放映された番組が流れるとのことです。

樫本大進小菅優の演奏は、本日(12月20日)の00:15から国際放送で流れます。


12月20日(水)00:15   NHK国際放送
シブヤらいぶ館 歌のない音楽会 
“初競演!清新モーツァルト” 樫本大進小菅優

番組表は、下記の方法でご確認下さい。
http://www.nhk-jn.co.jp/wp/index.htm
  ↓
週間番組表を選択
*水曜日を選択すると”シブヤらいぶ館 歌のない音楽会”のプログラムがわかります。

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2006年12月19日 (火)

樫本大進&小菅優の演奏、BS2放映

樫本大進小菅優で検索して、このブログにおいでの方がかなりいらっしゃいましたので、BS2放映のお知らせを致します。

樫本大進(バイオリン)&小菅優(ピアノ)の演奏が、明日(20日)NHKBS「シブヤらいぶ館」で放映されます。
(BSハイビジョンでの放映は既に終わりました。)

歌のない音楽会 “初競演!清新モーツァルト” 樫本大進小菅優
S2 12月20日(水)後6:00~6:43

http://www.nhk.or.jp/bs/raibukan/

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読響のトゥーランガリラ交響曲を聴きました♪

12月15日の読響第455回定期演奏会で、メシアンのトゥーランガリラ交響曲を聴きました。

20年以上前に読響がセルジュ・ボドの指揮でこの曲を演奏した時も、聴きに行った記憶がありますが、記憶に残っていたのは、オンド・マルトノの不思議な音だけ。
今回、オンド・マルトノの音に再会するつもりで聴きに行ったのですが、とてもまとまりの良い演奏でしたので、音楽の流れに魅せられ、1つの楽器(オンド・マルトノ)の音を追うといった聴き方は出来ませんでした。

この曲をすっかり手の内に収めている3人の達人、指揮者のシルヴァン・カンブルラン、ピアニストのロジェ・ムラロ、オンド・マルトノの原田節を得た読響の演奏は、素晴らしかったです。

オンド・マルトノの第一人者、原田節の演奏は、聴く人を不思議な世界に誘い、元トロンボーン吹きというカンブルランは、大きなリズムは腰で取りつつ、見事な棒捌きを見せていました。ムラロの演奏は、時に豪快、時に繊細。彼は、クリアでありながら、耳障りなところが全く無い音で、地鳴りのようなffから、鳥の声や風の音までを表現していました。彼の音楽性と技術には、感動を超えた驚きを感じました。

ロジェ・ムラロの演奏前に鍵盤を撫でる動作は、とても印象的でした。また、演奏後には、ピアノの蓋を閉めてオケのメンバーが観客から見えるようにするさりげない心遣い(とても背の高い方なので、ピアノの蓋を実に軽々と閉めてしまった!)に、心が温まりました。

「トゥーランガリラ」とは、インドのサンスクリット語(梵語)で愛の歌を意味するのだそうです。

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2006年12月18日 (月)

伊藤泰世さんを偲んで

10月13日に逝去された日本ホルン協会初代会長伊藤泰世さんを偲ぶコンサートが、今夜(12月18日)行われる。

私が初めて伊藤泰世さんにご挨拶したのは、山形で行われた国際ホルンフェスティバルの時だった。夫に付いて行った私は物見遊山のつもりだったが、フェスティバルの熱気に呑みこまれ、ボランティア通訳をすることになった。

公式の通訳さん達は大忙しで、行事以外の通訳に手が回らない為、1日遅れで到着したパリ管首席ホルン奏者のアンドレ・カザレさんをホテルまでアテンドすることを事務局のN氏から仰せつかったのが、カザレさんとの出会いである。

夕食を食べはぐれたカザレさんに頼まれて、ホテルの和食レストランで彼の夕食の注文をし、「ビールでも一緒に。」と言われてお話をしていると、ホテルに戻られた各国の方々が和食レストランにいらして、話に花が咲いた。基本的に共通語は英語だったが、私の英語は使いものにならないので、私の為にカザレさんが英語からフランス語に訳して下さるというケースもあったのだが。。。

私の山形滞在は2泊だけだったが、ここで得たカザレさんとのご縁が「コンセール・パリートーキョウ」を作った。伊藤泰世さんが、ホルンへの愛と情熱を傾けて企画された”山形・国際ホルンフェスティバル”が、私の人生を変えたと言える。伊藤さんは、私にとっての恩人である。

伊藤泰世さんは日本ホルン協会を背負って国際交流につくされた方。私のように個人的に企画をしている人間とは全く立場が違うけれど、私は、伊藤さんの”愛と情熱”をお手本に、国際交流に尽くしていきたいと思っている。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

*本日のコンサートの情報です。

<THE BOSS MUSIC Episode VI>
2006年12月18日 19:00~21:00
大泉学園ゆめりあホール
全席自由2,500
オフィス・イトウ 03-3923-5234

大泉学園ゆめりあホールのサイトです。
 ↓
http://www.city.nerima.tokyo.jp/yumeria/

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2006年12月17日 (日)

「ムジカノーヴァ 12月号」掲載記事について

昨日、「ムジカノーヴァ 12月号」に目を通しましたところ、以前(12月9日)にブログでお知らせした記事掲載ページが間違っていることに気付きました。

10月11日のエリック・ル・サージュのマスタークラス(レプレ新宿とコンセール・パリ・トーキョウの共同主催)の写真入り記事の掲載ページを下記のように訂正致します。

誤:掲載ページはP33
   ↓
正:掲載ページは巻末P33

また、エリック・ル・サージュフランク・ブラレイのCD「モーツァルト/2台と4手のためのピアノ・ソナタ集」のディスクレビューは、巻末P28に載っておりました。

このCDの詳細につきましては、下記のキングレコードのサイトをご覧下さい。
http://www.kingrecords.co.jp/lesagebraley/index.html

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2006年12月16日 (土)

明日の「チェンバロ+パーカッションⅢ」の情報

明日、(12月17日)に「チェンバロ+パーカッションⅢ」が開催されます。
このコンサートは、私の友人のフランス人チェンバロ奏者、ローラン・テシュネが企画・開催・演奏するコンサートです。

昨日、封筒からチラシを出して改めて眺めましたが、12の曲を12の星座に見立てたデザインも美しく、素敵なコンサートを予感させます。

今頃楽譜と格闘しつつ、「ああ、とても大変!でも、とても楽しいです。」と呟いているに違いない彼の顔を思い浮かべながら、明日のコンサートを楽しみにしている私です。

*このコンサートについては、11月30日のブログに書いておりますので、そちらもご覧下さい。

*開演時間は、”午後6時”です。

*お問い合わせ・お申し込み:武智音楽事務所 tel:03-3371-1250
昨日、お問い合わせをしたところ、チケットは未だありました。

「チェンバロ+パーカッションⅢ」

12月17日(日) 午後6時開演(午後5時30分開場)
東京文化会館小ホール

出演 
ローラン・テシュネ(チェンバロ・東京藝術大学助教授、桐朋学園大学講師)
藤本隆文(パーカッション・東京藝術大学器楽科助教授)

コラボレレーション
曾建華(ツァン・キンファ)デザイナー
藍洪祥(ラン・フンシャン)パフォーマンス

プログラム
日本初演 ヤニス・クセナキス:Komboi
新作初演 池田哲美、遠藤雅夫、大家百子、金子仁美、久木山直、
     糀場富美子、権代敦彦、夏田昌和、法倉雅紀、三瀬和郎、
     セバスチャン・ベランジェ

入場料 ¥3500(学生¥2500)

詳細は下記のブログをご覧下さい。
 ↓
http://musique-art-vie.seesaa.net/

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2006年12月15日 (金)

「フランク・ブラレイ マスタークラス」記事掲載情報

11月9日に開催しました「フランク・ブラレイ マスタークラス」のレポートの掲載予定をお知らせします。

「音楽現代2月号」(1月半ば発売)

*このマスタークラスにつきましては、12月7日のブログにも少し書かせていただいておりますので、そちらもご覧下さい。

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2006年12月14日 (木)

12月13日の日経新聞夕刊「自由席」

エリック・ル・サージュフランク・ブラレイのCD「モーツァルト/2台と4手のためのピアノ・ソナタ集」を題材とした記事が、12月13日の日経新聞夕刊24面(夕刊文化)の「自由席」に載った。

2004年6月に、ル・サージュブラレイと新日フィルによるプーランクの「2台のピアノと管弦楽のための協奏曲」を聴いて以来、「是非この2人のピアニストのデュオCDを」と思い続けたキングレコードのディレクターHさんの熱意から、このCDは生まれた。
モーツァルト記念イヤーに日本盤として作られたこのCDが、世界のモーツァルトファンに認められることを祈る。

プーランクの「2台のピアノと管弦楽のための協奏曲」は、2004年6月にトリフォニーで行われた「スーパーデュオ」で演奏された。
「スーパーデュオ」というネーミングには、出演者の1人のル・サージュも驚いていたようだったけれど、確かに”スーパーなデュオ”だったし、充実したコンサートだった。
「スーパーデュオ」第1部では、ル・サージュブラレイの2人のピアニストによる2台ピアノの為の曲が演奏され、第2部になると新日フィルが加わり、ドビュッシーの「海」(オケだけの演奏)と、プーランクの「2台のピアノと管弦楽のための協奏曲」が演奏された。

このコンサートは、沢山の人に多くの感動をもたらしたに違いないが、その1つがCDとして実を結んだ。
音楽は素晴らしい力を持つものだと思う。

エリック・ル・サージュフランク・ブラレイの「モーツァルト/2台と4手のためのピアノ・ソナタ集」の詳細につきましては、下記のキングレコードのサイトをご覧下さい。
http://www.kingrecords.co.jp/lesagebraley/index.html

プーランクのピアノ協奏曲集CDについてのamazon.co.jpの情報です。

「プーランク:ピアノ協奏曲集」
作曲: プーランク
指揮: ドゥヌーヴ(ステファン)
演奏: ル・サージュ(エリック), ブラレイ(フランク), リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
CD (2004/5/26)
ディスク枚数: 1
レーベル: BMG JAPAN
ASIN: B0001M6IIK

プーランク:ピアノ協奏曲集については、下記サイトをご覧下さい。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E9%9B%86-%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5-%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B0001M6IIK/sr=11-1/qid=1166097684/ref=sr_11_1/503-2972310-3369565

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2006年12月13日 (水)

トゥーランガリラ交響曲(メシアン)

12月15日の読響第455回定期演奏会で、メシアンのトゥーランガリラ交響曲が演奏されます。

指揮は、ピエール・ブーレーズが主宰する現代音楽団体アンサンブル・アンテルコンタンポランで助手を務めていたシルヴァン・カンブルラン、ピアノは、メシアン弾きとして名高いロジェ・ムラロ、オンド・マルトノは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とトゥーランガリラ交響曲を録音している原田節

オンド・マルトノは、フランスのモーリス・マルトノが発明した電子楽器で、オネゲルの<火刑台のジャンヌダルク>にも使われているとのことです。

12月15日(金) 午後7時開演 サントリーホール(赤坂)
指揮:シルヴァン・カンブルラン
ピアノ=ロジェ・ムラロ
オンド・マルトノ=原田 節

メシアン:トゥーランガリラ交響曲

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2006年12月12日 (火)

第185回毎日ゾリステン 小山裕幾フルートリサイタル

12月12日(本日)、2005年の神戸国際フルートコンクール第1位の小山裕幾さんのフルートリサイタルが開かれます。

神戸国際フルートコンクールは4年に1度の開催なので、小山裕幾さんは、先日来日していたサラ・ルヴィオンの次の第1位ということになります。

現在、慶応大学で物理学を専攻しているという小山裕幾さん、今夜はビバルディのソナタト短調作品13-6、ジョリベのソナタ、バッハのソナタホ短調BWV1034等を演奏されます。ピアノは西脇千花さん。

【開演】午後7時【会場】日本大学カザルスホール(東京都千代田区神田駿河台1の6JR中央線御茶ノ水駅下車)【入場料】S席3500円、A席3000円。【問い合わせ】毎日新聞社事業本部(電話03・3212・0187、平日10~18時)

これまでに6回行われた神戸国際フルートコンクール入賞者は、世界中で活躍しておられ、私が知っている名前を挙げただけでも、長いリストが出来てしまいます。

第1回の第2位は佐久間由美子(日本)、第3位はパリ管首席奏者のヴィセンス・プラット=パリース(スペイン)、第2回(第1位2人)の 第1位はヘルシンキ放送響首席奏者のペトリ・アランコ(フィンランド)と、ベルリン・フィル首席奏者のエマニュエル・パユ(フランス)、第3回の第3位はコンセルトヘボウ首席奏者のエミリー・バイノン(イギリス)、第4回の第1位のケルステン・マッコール(ドイツ)は、先日来日していたザールブリュッケン放送響首席奏者を務めた後、コンセルトヘボウに移り、 第2位のマティユー・デュフュー(フランス)はシカゴ響首席奏者、第5回の第1位はフランクフルトオペラ首席奏者のサラ・ルヴィオン(フランス)。

錚々たるメンバー!こういった素晴らしいコンクールが日本で行われていること、本当に嬉しく思います。

小山裕幾さんは、日本に初の第1位をもたらした方、今後益々活躍されることを祈っております。

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2006年12月11日 (月)

樫本大進&小菅優の演奏、テレビ放映

樫本大進(バイオリン)&小菅優(ピアノ)の演奏が、NHKBS「シブヤらいぶ館」で放映されます。

今週の水曜日・木曜日にはBSハイビジョンで、来週の水曜日にはBS-2で放映されます。

小菅優さんの演奏は聴いたことがないのですが、樫本大進さんの演奏は、ロン=ティボー・コンクールのすぐ後に読響と共演された時に聴きました。当時、彼は未だ10代だったと思いますが、本当に素晴らしいと思いました。

10月に私がパリに行っている間に樫本大進さんの演奏会があり、私の友人ヴァイオリニストが聴きに行くと言っていましたが、私は、その夜に別の予定が入っていて行けませんでした。最近の演奏を聴いていませんので、放映が楽しみです。

歌のない音楽会 “初競演!清新モーツァルト” 樫本大進小菅優
HV 12月13日(水)後8:00~8:43/HV 12月14日(木)後0:15~0:58
S2 12月20日(水)後6:00~6:43

http://www.nhk.or.jp/bs/raibukan/

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2006年12月10日 (日)

サラ・ルヴィオンと一緒に”和テイストもの”を探して♪

一昨日(12月8日)、サラ・ルヴィオン(Sarah Louvion)と一緒に”和テイストもの”を探して、新宿と下北沢を歩いた。

2001年に神戸国際フルートコンクール第1位を得た彼女は、フランクフルト歌劇場の首席フルート奏者だが、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(Stanislaw Skrowaczewski)率いるザールブリュッケン放送交響楽団の日本公演(ベートーヴェン交響曲全曲演奏)にエキストラとして参加。11月末から日本に来ていたが、彼女の出番はこの前日に終わり、8日はフリーだった。

この前日(12月7日)のコンサートでベートーヴェンの交響曲第6番と第7番の一番フルートを吹いた彼女、オケの楽員が舞台から去った後、1人だけスクロヴァチェフスキに引っ張られて舞台に戻り、拍手を浴びたとか。素晴らしい演奏だったらしい。「あの歳とは思えないスゴイ力で引っ張り出されたのよ!」と彼女は話していた。

12月4日に、彼女から電話があった。非通知の電話だったので、”誰からだろう?”と訝しく思いながら取ると、「Bonjour Yuriko、元気?」と、サラの声。単なるBonjourの電話と思ったら、何と買い物に関するSOS発信だった。「デパートを3つも見たけど、有る物はヨーロッパと同じ物ばっかり。疲れてホテルに帰って来ちゃったけど、小さなお店で日本らしい物を置いてるところ、教えて!」と、彼女は言う。
私は日本人だけど、いつも”和テイストもの”を探して生きている訳ではないから、突然、そんな相談をされると悩んでしまう。結局、8日に下北沢を案内すると約束した。

新宿で待ち合わせて、新装成ったモザイク通りの洒落た”和テイストもの”のお店で買い物し、それから、下北沢へ。お茶しながら、買い物リストを再チェック。そして、甥御さんへのおもちゃを探し、最後に呉服屋さんに行った。
「ああ、これで全部揃った。」と喜びつつ、「だけど、カバンに入るのかしら???」と悩む彼女と一緒に、買い物袋を沢山ぶら下げてホテルに行った。

フランスからの友人達、男性の場合は秋葉原に行けば大抵満足するけれど、女性の場合は、どこに案内したものか、いつも悩んでしたが、視点を変えると、”和テイストもの”は結構身近に有ることが分かった。

彼女は、下北沢がすっかり気に入ってしまい、Shimokitazawa、Shimokitazawa、と何度も繰り返していたけれど、覚えられたかな?

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2006年12月 9日 (土)

「エリック・ル・サージュのマスタークラス(10月11日開催)」の記事掲載雑誌

10月11日のエリック・ル・サージュのマスタークラス(レプレ新宿とコンセール・パリ・トーキョウの共同主催)の記事が、「ムジカノーヴァ12月号」に写真入りで掲載されております。(掲載ページはP33)

執筆者は、当日通訳をつとめて下さった藤田朗子さんです。

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2006年12月 8日 (金)

「フランク・ブラレイ インタビュー」サイトアップ

フランク・ブラレイ インタビュー」を、コンセール・パリ・トーキョウのサイトに掲載しました。

フランク・ブラレイが11月に、エリック・ル・サージュとのCD「モーツァルト/2台と4手のためのピアノ・ソナタ集」のプロモーションの為に来日した折に、インタビューさせていただきました。

12月3日に、ルノー・カプソン(バイオリン)&ゴーティエ・カプソン(チェロ)の演奏のテレビ放映について、このブログ書きましたが、ブラレイは、カプソン兄弟とのトリオのCDも録音したと云うことです。
私、12月6日の「シブヤらいぶ館」を見損ねましたが、素晴らしかったようですね、残念。。。CDで3人の演奏を聴けるのを楽しみにしています。

また、ドヴォルザークの室内楽CDを、エリック・ル・サージュとの「モーツァルト/2台と4手のためのピアノ・ソナタ集」で使用したスタインウェイを使って録音したという話もありました。

詳しくは、下記サイトをご覧下さい。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/
フランク・ブラレイ インタビュー」は、
”Bienvenue a Tokyo !(東京へようこそ!)”のページに有ります。

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2006年12月 7日 (木)

「フランク・ブラレイ マスタークラス」について

2日のお休みをいただいてしまいました。5日~7日午後までココログのメンテナンスがあったのです。
12月4日に「フランク・ブラレイ マスタークラス」の写真をコンセール・パリ・トーキョウのサイトに掲載し、その翌日(5日)にマスタークラスについて、ブログに書くつもりだったのですが。。。
2日遅れましたが、当日(11月9日)のこと等を少し書かせていただきます。下記のコンセール・パリ・トーキョウのサイトの写真も、ご覧になって下さい。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/

11月9日に開催した「フランク・ブラレイ マスタークラス」の聴講生は、会場キャパの関係で、8人限定でした。ダーナラさまからのコメントにありましたようにのように、確かに8人限定というのは、”贅沢というか勿体ないというか”でした。
おいでになれなかった方には、大変申し訳なく思っておりますが、今回は準備期間が短かったので、これが本当に限界でした。

私がブラレイの来日を知り、マスタークラスの計画を考え始めたのは10月の初め。マスタークラス開催日まで約1ヶ月有りましたが、10月半ばに私が10日間フランスに行くことが決まっていた為、実質的な準備期間は3週間でした。
普通だったら、準備期間が3週間という段階で、マスタークラス開催を諦めたと思います。でも、私は、2004年春にブラレイの2つのラヴェルのコンチェルトを聴いて感激していたので、是非とも彼のマスタークラスを実現させたかったのです。
3週間で全ての準備をするのは確かにキツかったですが、友人達の協力のお陰で実現出来ました。ご協力下さった方々には、この場を借りまして、御礼申し上げます。

このマスタークラスは、受講生・聴講生の方々からの反応も良く、私自身も得ることの多いマスタークラスでしたので、”やって良かった!”と思っています。

以前から、ブラレイは教える機会を殆ど持たないと聞いていましたが、マスタークラスに向かう道すがら、ご本人から、”普段は全く教えていない。マスタークラスで教えることはあるけれど、2・3年に1回位かな。それも1日やるだけ。”と聞き、稀有な機会をいただいた事を知り、びっくりしました。

教え慣れていない筈なのに、ブラレイの教え方は素晴らしい!受講生の演奏を注意深く聴き、聴いている間に指摘する問題点を整理し、それに沿って指導をしていると感じました。

彼が言った事で大変印象的な言葉があります。「マスタークラス」を受講する場合、そのマスタークラスが3コマあったら、受講生は、その全てに参加して欲しいというものです。
11月9日の場合、2人目・3人目の受講生は、それ以前のレッスンを聴講していませんでした。これは、日本の場合、普通だと思うのですが、彼は、自分が弾くより前のレッスンを聴講するようにと言ったのです。

「マスタークラス」という言葉の意味するものが、フランスと日本では違います。日本では、”公開で行うレッスン”は「マスタークラス」と呼べますが、フランスの場合、もう少し限定されたものになります。”或る程度以上のレベルの生徒が、その先生の音楽に触れる為に集まるレッスン”といったものがマスタークラスです。”その先生の音楽に触れる為に集まる”受講生は、受講するだけでなく自分以外のレッスンを聴講して、その先生の音楽の全体像をつかもうとします。彼は、それをイメージしていたのでしょう。
ブラレイに、”受講生の皆さんが完璧な演奏をしたら、僕は何にもする事がなくなってしまうでしょう?マスタークラスは、コンクールではないのだから、弾く5分前までさらっていて完璧に弾くより、他の人のレッスンを聴く方がずっと勉強になるんですよ。”と言われ、これは本当だと思いました。
以前から、私は、マスタークラスの場合、受講生より聴講生の方が、音楽的に大きな収穫がある場合があると感じていましたが、受講し、なお且つ、他の方のレッスンを聴講すれば、より深く理解出来ると思います。

とはいえ、自分が弾く前なのに、他の方のレッスンを聴くというのは、日本では結構勇気の要る事だと思います。ですが、今後、ブラレイのマスタークラスを企画する事が出来たら、その時は、受講生の方々に、ブラレイの意向を伝え、受講生が全員聴講する形式のレッスンにしたいと考えています。

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2006年12月 4日 (月)

「フランク・ブラレイ マスタークラス」の写真

11月9日に開催しました「フランク・ブラレイ マスタークラス」の写真を、下記のコンセール・パリ・トーキョウのサイトに掲載致しました。
http://hw001.gate01.com/roman/paristokyo/

<当日の様子(Photos)>の項をご覧下さい。

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2006年12月 3日 (日)

カプソン兄弟の演奏、テレビ放映

ルノー・カプソン(バイオリン)&ゴーティエ・カプソン(チェロ)の演奏がNHKBS「シブヤらいぶ館」で放映される。

BSハイビジョンの放送2回は既に終わってしまったが、12月6日(水)にBS-2で放送される。

歌のない音楽会 “超絶技巧のイケ面兄弟” 
ルノー・カプソン(バイオリン)、ゴーティエ・カプソン(チェロ)

11月29日(水)後8:00~8:43 ハイビジョン
11月30日(木)後0:15~0:58 ハイビジョン再放送
12月06日(水)後6:00~6:43 BS-2

http://www.nhk.or.jp/bs/raibukan/

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2006年12月 2日 (土)

「カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」本選に行きました♪

今日午後、行われた「カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」本選に行きました。

予選を勝ち抜いた4名が、十束尚宏指揮の東京フィルハーモニー交響楽団とコンチェルトを演奏しました。
さすがに4名共に素晴らしい演奏でしたが、チャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」を弾いた韓国のソンミン・カンが栄冠を手にしました。

明日、表彰式・披露演奏会が行われますが、チケットは完売とのことです。

表彰式・披露演奏会: 12月3日(日)
開演 14時00分 (開場13時15分)
会場 八王子市芸術文化会館 いちょうホール (大)

本選の結果は、下記サイトに出ております。
 ↓
http://www.cassado-cello.jp/com/japanese/j_index.html

また、同サイトでは、第1次予選、第2次予選、本選の演奏をインターネット配信しています。

「第1回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子」の詳細は、
下記サイトをご覧下さい。
 ↓
http://www.cassado-cello.jp/com/japanese/j_index.html

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2006年12月 1日 (金)

パユ日本公演プログラム中のル・サージュに関する記述ー2

私は、10月31日に、下記の文章を含む「パユ日本公演プログラム中のル・サージュに関する記述」という文をこのブログに書いております。
”エリック・ル・サージュの品格に対する誤解が生じかねない記述が、2006年のエマニュエル・パユ日本公演プログラムの中にあるという話を友人から聞き、私はル・サージュの友人として心を痛めております。(ル・サージュは、2006年のパユ日本公演にピアニストとして共演致します。)”

上記の文を読まれただけでは、何のことか全くわからないと思います。
それにも拘わらず、多くの方がこの記述を時間を掛けて読んで下さっており、最近、これに対するコメントをお送り下さった方もあるので、上記の記述に少し説明を加えさせていただきます。

”エリック・ル・サージュの品格に対する誤解が生じかねない記述”があるのは、「ピアニスト エリック・ル・サージュ un portrait tres romantique」と題された文章の中です。

10月31日にこのことをブログに書いた段階では、「ピアニスト エリック・ル・サージュ un portrait tres romantique」を読んでいませんでしたが、その後、その全文を読みました。

私の友人達の間で問題とされている部分を少し引用致します。

文中に、公開マスタークラスの際にル・サージュが受講生に対して言ったことの一部として、下記のような記述があります。
>「・・・もしかしてクラシックしか聴かないとか?・・・ジャズでもロックでもピップホップでもいいけどさ、他の子たちがどんな音楽を聴いてるか、まさか全然興味ない?それってかなりヤバくね?」

当たり前のことですが、人それぞれに様々な感じ方、様々な価値観がありますので、この表現を歓迎される方もあるでしょうし、ごく普通と受け止める方もあるでしょう。
しかし、中には、”ヤバくね?”という表現を不適切と感じる方もあるのです。

個人の表現の自由の領域に立ち入るつもりはありませんが、プログラムのように、多くの人の目に触れることを前提に作成される印刷物の文章表現を選ばれる際には、様々な感じ方、様々な価値観を持つ読み手を想定される必要も有るのではないかと思いました。

私の周りに限っての話ですが、この表現を歓迎する方はなく、容認出来るという方が極少数あり、この表現は不適切と感じる方が多数でした。
以前いただいたコメントも、新しくいただいたコメントも、この表現を遺憾に思われた聴講生の方からのものです。

”パユ日本公演プログラム中のル・サージュに関する記述”(10月31日)
http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_3fdf.html

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